トヨタグループ、ドイツ・ハノーバーの「CeBIT 2017」に初出展


トヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:豊田 章男)ならびにアイシン精機株式会社(以下、アイシン精機)、株式会社デンソー(以下、デンソー)のトヨタグループ3社は、3月20日(月)から3月24日(金)まで、ドイツ・ハノーバーで行われる「CeBIT 2017(国際情報通信技術見本市)」(主催 : ドイツメッセ株式会社)に初出展する。

「CeBIT 2017」は、IoT、ビッグデータ、AI、ロボット等の先端技術を扱う世界最大級の国際情報通信技術見本市。本年、日本は初めてパートナーカントリーとして参加し、「Create a New World with Japan -Society5.0, Another Perspective-」をコンセプトに、ジャパン・パビリオン(主催 : ジェトロ)を出展する。

同パビリオンにおいて、トヨタ、アイシン精機、デンソーの3社は、人々の快適な生活や社会の課題解決に貢献するパーソナルモビリティや、未来の工場、家庭などで活用が期待されるロボット技術などを紹介する他、交通死傷者ゼロ達成に向けた運転支援システム、自動運転技術開発への取り組みなどを紹介する。

情報通信技術により変わりゆく未来のライフスタイルを予感させるとともに、誰もが安心で心ときめく社会の実現に向けた各社の取り組みを紹介する展示となっている。

各社の出展内容は以下のとおり。

トヨタ
<将来のモビリティ社会の提案>
– トヨタが考える将来のモビリティ社会を紹介
– 次世代交通システムHa:moの紹介(日欧での実証実験実施状況)
– パーソナルモビリティ「TOYOTA i-ROAD」の展示
<交通死傷者ゼロ達成に向けた取り組み>
– 運転支援システム「ITS Connect」の概要、事故削減効果評価を紹介
– 協調型ITSの自動運転技術への活用事例を紹介

アイシン精機
<夢を叶える未来のモビリティライフへの取り組み>
– 未来のライフスタイルを予感させるパーソナルモビリティ「ILY-Ai(アイリーエーアイ)」の展示
– ドライバーセンシング技術を用いた「ドライバー異常時対応システム」を映像で紹介
– スマートフォンを使った自動駐車システム「リモートパーキング」を映像で紹介
– 高精度な位置と車両情報をクラウドで収集し新たな価値を創出する「位置情報活用サービス」を映像で紹介

デンソー
<将来を見据えた工場づくりへの提案>
– デンソーが目指す“人と設備が共創するFactory IoT”の姿を製造ラインのジオラマと映像で紹介
– 設備やロボットの“いつもと違う”わずかな変化を検出する、最新のセンシング技術を紹介
– Factory IoTを支える最新ロボット技術と、設備を“つなぐ”技術をデモ機を用いてわかりやすく紹介
– 人と協働可能な小型ロボットアーム「COBOTTA(コボッタ)」を紹介