LEXUSフラッグシップセダンLS、骨格接合を強化し操安性能を刷新


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LEXUSは、LS600h、LS600hL、LS460ならびにLS460Lを、改良し、全国のレクサス販売店を通じて9月25日に発売した。

今回の改良では、まずインフォテイメント関連の機能を刷新している。具体的には、12.3インチワイドディスプレイの大画面を活かし、地図の全画面表示を可能にした。

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LS600h “version L”<オプション装着車>

また画面の右側に簡易操作画面を設定し、利用頻度の高い地図、オーディオ、電話、燃費、エアコンの各機能をワンタッチで呼び出せるなど、ドライビングに於ける操作性も改善した。

加えてナビゲーションシステムの通信技術に、LTE*1方式の通信モジュールを採用。これにより通信の高速化を実現するだけでなく、幅広い通信帯域となったことを活かし、音声とデータの同時通信を実現している。

こうした通信帯域の拡大による効果では、G-Link機能のひとつである「レクサスオーナーズデスク」のオペレーターサービス利用時などが好例となる。

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例えば「レクサスオーナーズデスク」に於いては、オペレーターと会話しながら、素早くナビの目的地設定が行えるなど、とっさの際に於ける利便性や操作性が、大幅に向上する。

また、VICS WIDE*2対応となり、FM多重放送による渋滞情報の提供拡大や精度向上に伴い、より正確な探索ルートを提供するほか、新たに緊急情報(特別警報)や気象・災害情報などを提供する等、快適な運転環境を多角的に支援出来るようになった。

なおリモートタッチ機能についても、新たに操作ボタンを追加し、優れた操作性を確保している。

このほか、車両の基本性能面では、従来のスポット溶接よりも溶接打点間の間隔を詰めることができるレーザースクリューウェルディングの範囲を拡げている。

加えてボディを面で結合し、たわみを抑える構造用接着剤の採用範囲を拡大することで、本来LS自身が持っていたボディ剛性に対する伸びしろを大きく高めることに成功、この結果、旧来モデルを超える優れた操縦安定性を実現させた。

さらに外板色には、ソニッククォーツ*3を新たに加えた全11色を設定した。

*1LTE Long Term Evolution
*2 VICS WIDE 2015年4月より開始したVehicle Information and Communication System(道路交通情報通信システム)の新たな情報サービス
*3 “F SPORT”は選択不可

メーカー希望小売価格 (単位 : 円)the-revamped-hashi-yasu-performance-strengthened-lexus-flagship-sedan-ls-the-skeleton-contact-junction20150925-3車両詳細情報  http://lexus.jp/models/ls/