第45回東京モーターショー2017、ショーテーマとテーマロゴが決定


一般社団法人 日本自動車工業会(所在地:東京都港区芝大門1丁目1−30、会長:西川 廣人、以下、自工会)は12月22日に会見を開き、第45回東京モーターショー2017 (会期:2017年10月27日(金)~11月5日(日))のショーテーマとテーマロゴを決定したと発表した。

会見の席上で西川会長は、「自動車業界を取り巻く環境は大きく変化しつつあります。

画期的なテクノロジーが次々と生まれ、人と自動車の付き合い方も多様になりつつある今、東京モーターショーは次世代モビリティ社会においても、より発信力のあるイベントであり続けるために進化していきます。

東京モーターショーは、自動車産業の枠を超えて、さまざまなアイディアやテクノロジーを取り入れ、『これまでのモビリティの価値を拡張していく』というビジョンを掲げ、大きく生まれ変わるための取り組みをはじめます。

2017年は、その飛躍のスタートとなる年として、未来につながる『第45回東京モーターショー2017』にすべく、『ステートメント(宣言)』を設定。この思いをショーテーマとロゴデザインに表現いたしました」と述べた。

なおショーテーマとテーマロゴ決定に伴うステートメントは以下の通り

クルマの進化は、これからどこへ向かうのだろう。その答えは、きっとひとつではない。もしかしたらそう遠くない未来、クルマという概念は今とはまるで違うものになるかもしれない。

けれど、思い出そう。クルマの本質とは何かを。

それは人を動かすものだ。ココロを動かすものだ。私たちの可能性をひろげ、自由にするものだ。

クルマが変われば人やモノだけでなくもっと多くのものを動かせる。社会を前進させ、境界を超えて世界をもっと自由にできる。
だからこそ東京モーターショーは、クルマという枠を超えて生まれ変わろうと思う。

世界最先端のナレッジがぶつかりあい、新たなイノベーションやビジネスを生み出すイベントへと進化する。時代とともに成長しながらモビリティ産業の次のミッションを指し示す。

さあ、回転数を上げよう。あらゆる境界を超えて、クルマの未来を拡張していく冒険のはじまりだ。

ショーテーマ
「世界を、ここから動かそう。 BEYOND THE MOTOR」
このテーマは、開催年ごとにクルマの価値や楽しさを拡張しながら、業界の垣根を超えて世界最先端のナレッジが集まり、新たなイノベーションやビジネスを生み出せるようなイベントを目指すという思いを込めた。

テーマロゴ
TOKYO MOTOR SHOW 2017 BEYOND THE MOTOR TMS

ショーテーマを表すテーマロゴとして、TOKYO MOTOR SHOWの頭文字である「TMS」をデザイン化したロゴタイプとの組み合わせにより構成した。

これまでの自動車産業の枠を超えてさまざまなアイディアやテクノロジーを取り入れた、新しいモビリティの価値を拡張していこうという、我々のビジョンを表現していると云う。

なおショーテーマである「世界を、ここから動かそう。 BEYOND THE MOTOR」を具体的に表現するため、これからのモビリティ社会に関わる幅広い企業の参加を促し、よりテーマ性を重視したプログラムを実施していくとする。

また、現在注目度の高いヴァーチャルリアリティ(VR)等の最新技術によって体験を拡張する「参加体験プログラム」や、業界の垣根を超えて次世代モビリティ社会のキーマンが集う「カンファレンスプログラム」等の検討を進めている。

自工会では、「これらの新しい各プログラムにより、これまで東京モーターショーにご来場いただいていた自動車ファンや、国内外のメディアの方々に加え、より多くのお客さまに楽しんでいただけるモーターショーとして進化したいと考えます。2017年10月、新しい東京モーターショーにご期待ください」と結んでいる。