帝人、「クルマの軽量化 技術展」に初出展


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帝人株式会社(本社:大阪市中央区、社長:鈴木 純)は、1月13日~15日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「第6回 クルマの軽量化 技術展」に初出展する。

本展示会は、自動車の軽量化に貢献する素材や技術の総合展示会で、自動車関連技術が一堂に会する「オートモーティブ ワールド」の一環として毎年1月に開催されている。

昨年の「オートモーティブ ワールド」には636社が出展し、来場者は約25,000人に達した。

帝人は今回の出展を通じて、注力分野の1つである「モビリティ」領域での軽量化に向けた幅広い用途展開をアピールするとともに、新規顧客の開拓を図り、さらなる市場拡大を目指す。

【 主な出展内容 】(出展ブース:W19-6)
・熱可塑性樹脂を使用した炭素繊維複合材料(CFRTP)「Sereebo®」(セリーボ®)
自動車向け部品などの量産対応に向けて、世界で初めて「1分間の製造タクトタイム」を実現した革新的CFRTP「Sereebo」を用いて製造したホワイトボディーなどの製品を紹介していく。

・炭素繊維「テナックス®」の成形技術
5分サイクルで成形可能な高速硬化樹脂を使用した、高い表面外観性を持つプリプレグや、炭素繊維の端材を極小化するプリフォームの自動製造プロセス(PvP : Part via Preform)などを展示。

・ポリカーボネート(PC)樹脂「パンライト®」
軽量で、耐衝撃性や寸法安定性に優れるPC樹脂「パンライト」を使用した大型サイズのグレージング※や、擦傷や紫外線への耐性を付与する独自のハードコート技術などを提案する。※グレージング : 樹脂などにより射出成形された、ガラス・金属の代替パーツ。

・ポリエステル次世代軽量吸音材「V-Lap®」
従来の吸音材に比べて約半分の重量で同等の吸音性能を実現する、繊維を垂直方向に配向させたポリエステル不織布「V-Lap」を用いて製造した次世代型の吸音材を展示する。

・高容量LIB用革新的セパレータ「LIELSORT®」(リエルソート®)
ポリエチレン基材に、耐熱性に優れるメタ系アラミド「コーネックス」、または電極との接着性や耐酸化性に優れるフッ素系化合物をコーティングすることにより、優れた性能と効率的な製造を実現した革新的セパレータを紹介していく。