スズキ、小型ハイブリッド車の新型「ソリオ」「ソリオ バンディット」発売


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ソリオ バンディット HYBRID MV デュアルカメラブレーキサポート・全方位モニター付メモリーナビゲーション装着車 ファーベントレッド ブラック2トーンルーフ

スズキ株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:鈴木俊宏、以下、スズキ)は、小型乗用車「ソリオ」、「ソリオ バンディット」を全面改良し、8月26日より発売する。

「ソリオ」、「ソリオ バンディット」は、街中での取り回しに優れたコンパクトなボディーに、広い室内空間を備えたパッケージングをはじめ、使い勝手の良い後席両側スライドドアや、良好な燃費性能などを特長とするコンパクトハイトワゴンである。

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ソリオ HYBRID MZ デュアルカメラブレーキサポート・全方位モニター付メモリーナビゲーション装着車 ブーストブルーパールメタリック

新型「ソリオ」、「ソリオ バンディット」の主な特長
(1)コンパクトなボディーサイズに、さらに広くなった室内空間
(2)クラストップ(※3)の低燃費27.8km/L(※4)と力強い走りを両立
(3)存在感あるエクステリアと広さを追求したインテリア
(4)さらに向上した使い勝手・快適性
(5)先進安全技術の搭載

今回の全面改良では、軽量で高剛性の新開発プラットフォームを小型乗用車に初採用

コンパクトなボディーサイズはそのままに、室内空間を大幅に拡大した。さらに、燃費を向上させながら低回転域でのトルクを高めた新開発のK12C型デュアルジェット エンジンとマイルドハイブリッドの搭載(※1)に加え、徹底した軽量化の取り組みにより100kg(※2)の軽量化を達成し、クラストップ※3の低燃費27.8km/L※4と力強い走りを両立した。

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(※1) マイルドハイブリッド搭載はGを除く。
(※2) 新型ソリオ HYBRID MX 2WD車と先代ソリオ X-DJE 2WD車の比較。
(※3) クラス=コンパクトハイトワゴン(総排気量1.5L以下・全高1,550mm以上の2列座席5ドアワゴン)。2015年8月現在、スズキ調べ。
(※4) 燃料消費率JC08モード走行(国土交通省審査値):HYBRID MX・HYBRID MZ・バンディット HYBRID MVの2WD車。

車両の使い勝手では、乗降性を高めた後席両側スライドドアや、利便性が向上したリヤシートをはじめ、広い荷室と豊富な収納スペースを確保。

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全方位モニター付メモリーナビゲーションの設定※5などで快適性を向上させている。※5 全方位モニターはメモリーナビゲーションとセットでメーカーオプション設定。(Gを除く)

安全面では、(※6)デュアルカメラブレーキサポートをはじめ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、エマージェンシーストップシグナル、クルーズコントロールシステムをセットでメーカーオプション設定(Gを除く)するなど、先進の安全技術を搭載した。(※6)して安全装備を充実。

さらに衝突時の衝撃を効率よく吸収・分散する、[TECT]を採用。新開発プラットフォームにより、優れた衝撃吸収性を実現させることに成功している。

細部では、脚部保護に配慮したフロントバンパーなど、歩行者傷害軽減ボディーとしていること、運転席および助手席にシートベルトリマインダーを装備(Gは運転席のみ)するなど、「取り回しやすさと広さ」、「燃費性能と走り」、「使い勝手と快適性」、「安全性能」より広くを追求し、大きく進化させたコンパクトハイトワゴンとした。

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コンパクトなボディーサイズに、さらに広くなった室内空間

新開発プラットフォームの採用により、コンパクトなボディーサイズながら、クラストップ(※3)の室内長2,515mmとゆとりある前後乗員間距離1,080mmを実現。室内高も1,360mmとした。

こうした車両全般にわたる徹底した軽量化を図ったことで、従来モデル比で100kg(※2)の軽量化を達成。また取り回しでは、2,480mmのロングホイールベースながら最小回転半径を4.8mとし、さらに取り回しやすくした。

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室内空間では、インストルメントパネルの張り出しを抑えるなどレイアウトの効率化を図り、居住性と開放感を高め、前席と後席間の移動が可能なセンターウォークスルーを採用している。

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パワーユニットは、上記の新開発プラットフォームに、新開発のK12C型デュアルジェット エンジンと、加速時にモーターでエンジンをアシストするマイルドハイブリッドを搭載。燃費性能では、クラストップの低燃費27.8km/L(※4)と力強い走りを両立している。さらに全車をエコカー減税に対応させた。

軽量で高剛性の新開発プラットフォーム
小型乗用車用の新開発プラットフォームを、今回発表した新型ソリオに初採用。今後、この新開発プラットフォームを国内及び海外のAセグメント車に展開していく。

同新開発プラットフォームでは、併せて、主要構造や部品のレイアウトを全面刷新し、剛性や静粛性、衝突性能、走行性能などを大幅に向上させたうえで、軽量化も達成している。

従来モデル比で100kg※2の軽量化
具体的には、軽量、高剛性の新開発プラットフォームの採用をはじめ、ボディーやエンジン、足まわりにいたるまで軽量化を徹底し、従来モデル比で100kg(※2)の軽量化を達成した。
ボディーには、約51%(重量比)に高張力鋼板を採用し、軽量化と剛性を確保している。

 

安定感のある乗り心地を実現する新サスペンション
この新開発プラットフォームに合致するサスペンションも新設計した。
具体的には、サスペンションフレームをフラットな構造とし、車体骨格の一部とすることで軽量化と高い剛性を両立。
フロントおよびリヤのサスペンションストロークを拡大し、乗り心地を向上。リヤにトーションビーム式サスペンションを新たに採用し軽量化に貢献している。(2WD車)

新開発K12C型デュアルジェット エンジン
搭載エンジンは、高圧縮比化で熱効率をさらに向上させた新開発K12C型デュアルジェット エンジンを搭載。燃焼改善技術により圧縮比を12.0から12.5まで上げて熱効率を高めるとともに、冷却効果向上や混合気最適化などによりノッキングを抑制を達成している。

これらによって、低回転域でのトルクの向上に加え、フリクション低減、エンジンの軽量およびコンパクト化により高い次元で優れた燃費と力強い走りも両立させた。

加速時にモーターでエンジンをアシストするマイルドハイブリッド
今回、同社の小型車として初のマイルドハイブリッドシステムを搭載している。これは同社開発技術により生みだした出力を向上させるISG(モーター機能付発電機)と、専用リチウムイオンバッテリーを組み合わせた独自のマイルドハイブリッドシステム。※1。*ISG=Integrated Starter Generator(インテグレーテッド スターター ジェネレーター)

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減速時のエネルギー回生や、アイドリングストップ後のエンジン再始動をISGが行い、無駄な燃料消費を抑制。さらに最長30秒間のモーターアシストによってエンジンの負担を軽減するなどで、さらなる燃費向上を実現している。

存在感あるエクステリアデザイン
<ソリオ:幅広い層に親しまれるスタイリング>
ソリオのエクステリアは、ヘッドランプから連続性を持たせたメッキフロントグリル。サイドからリヤにかけての立体感を強調するボディー断面とし、車体色は、新色の「ピュアホワイトパール」や「クォーツピンクメタリック」などをはじめ全8色を設定。

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<ソリオ バンディット:圧倒的な迫力でアグレッシブなスタイリング>
ソリオバンディットは、個性的な表情をつくる2段構えのLEDヘッドランプを採用。ワイド感を強調したエアロ形状のリヤバンパーとし、車体色は、新色の「ファーベントレッド」や「ミッドナイトバイオレットメタリック」などをはじめとする7色に加え、ブラック2トーンルーフを設定するなど、全9バリエーションを用意している。

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<ソリオとソリオ バンディット共通>
インテリアでは、開放感を演出する、シンメトリーデザインのセンターメーター。横への広がりと上質さを表現する、インパネ全幅にわたるアッパーオーナメントを基本基調としている。

<ソリオ:居心地の良い空間を表現したインテリア>
なかでもソリオは、シルバーの加飾を施したセンターガーニッシュ(HYBRID MX、HYBRID MZ)とチャコールグレーを基調としたシート表皮が特徴とした。

<ソリオ バンディット:上質感あふれる空間を表現したインテリア>
対してソリオバンディットでは、ピアノブラック調のセンターガーニッシュ。ダークパープルのアクセントを施した黒基調のシート表皮を採用。
乗降面では、利便性がさらに向上した後席両側スライドドアが特徴で、後席ドア開口幅を60mm広げ、さらにステップ高を低くすることで乗り降りをさらにスムーズにしている。

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なおスライドドアは、スイッチを一度押すだけで解錠と自動開閉が可能なワンアクションパワースライドドアであり、パワースライドドア作動中に開閉操作をすると、任意の位置で扉を止めることができる一時停止機能をあわせて採用した。
*ワンアクションパワースライドドア:左側は全車標準装備。右側はHYBRID MZに標準装備、バンディット HYBRID MVにメーカーオプション設定。

利便性を高めたリヤシート
リヤシート背もたれの肩部に操作レバーを設け、荷室側からもリヤシートのスライド操作を可能とした。さらにアームレストも採用している。(Gを除く)

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リヤシート後傾角を拡大したリクライニングと広い荷室スペースと豊富な収納スペース
今回、バックドア開口地上高を下げ、荷物の積み下ろしを容易にした。さらにスペース面でも、荷室高と荷室幅を広げ、荷室スペースを拡大。2WD車は容量100L、4WD車は容量26Lの大容量のサブトランクも設置した。

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その他の収納まわりでは、インパネアッパーボックス(運転席)や500ml紙パックに対応したインパネドリンクホルダー、大容量のインパネトレー(助手席)など、豊富な収納スペース確保に腐心している。

充実した快適装備
・全方位モニター付メモリーナビゲーションをメーカーオプション設定。(Gを除く)
・「ナノイー」搭載フルオートエアコンを採用。(HYBRID MZ、バンディット HYBRID MV)*「ナノイー」はパナソニック(株)の商標。
・プレミアムUV&IRカットガラス(フロントドア)とIRカット機能付フロントガラスを採用。(HYBRID MZ、バンディット HYBRID MV)
・リヤドアトリムに引出し式のロールサンシェードを採用。(Gを除く)
・運転席シートヒーターを標準装備。
*4WD車は助手席シートヒーターも標準装備。
約45km/h~100km/hで設定可能なクルーズコントロールシステムをメーカーオプション設定。(Gを除く)

 

メーカー希望小売価格(消費税8%込み)suzuki-the-new-solio-compact-hybrid-car-solio-bandit-sale20150826-3

販売目標台数(月間) 「ソリオ」、「ソリオ バンディット」 合計 3,500台

「ソリオ」WEBカタログ
http://www.suzuki.co.jp/car/solio/

「ソリオ バンディット」WEBカタログ
http://www.suzuki.co.jp/car/bandit/

カタログ請求
https://krs.bz/suzuki/m?f=166

 

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