ニュル24時間出走のスバルWRX STI NBR 2017、予選1回目はSP3Tクラス首位に


ニュルブルクリンク24時間レースに「SUBARU WRX STI NBR 2017」参戦しているSUBARU(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:吉永泰之)傘下のSTIチームは、現地時間の5月25日にプラクティスが開始された。この日の翌々日となる27日午後に決勝のスタートが切られるが、まずは先の5月25日に予選1回目に出走した。

先の通り現地時間の5月25日・木曜日15時45分からの開始が予定されていたプラクティス走行だが、ニュルブルクリンクのコースクリアに時間を要し、約30分遅れてセッションがスタートした。

STIチームは、まず15日のテストから変更した点をチェックするためグランプリコースを数周走り、その後、第一走者の山内選手がオールドコースへと向う。

その後、1時間40分予定されていたこの走行枠が30分ディレイとなったため、ヴァンダム選手、ラッセー選手、シュリック選手もそれぞれ各1周だけ走行し、レースカーの状態を確認するに留まっていた。

この時点で菅谷監督は、「ドライバーからは、クルマの印象は悪くないとのコメントを受けています。

しかし、まだ課題は残っているので、それらを解決に近づけたいですね」と語っていた。

その後、公式予選はプラクティス走行後2時間30分のインターバルを置いて、20時05分から3時間25分の予定でスケジュールに組み込まれていたものの、またしてもコースクリアのため約30分をロス。

結果、日没まえのデイライトセッションは、わずか1時間30分程度となってしまう。

そのため序盤はトラフィックが多い中でタイムアタックする車両が多く見受けられ、そうしたなかでSTIチームは、エースのヴァンダム選手がタイムアタック。

しかし、思うようにクリアラップが取れず、9分13秒のベストタイムを刻む。

そして山内選手のスティントを挟んで、地元のラッセー選手がタイムアタック。あたりが薄暗くなりつつある中で、ベストタイムである9分9秒437をマーク。SP3Tクラス1位タイムを記録している。

Quotation:2回目の予選出走内容