豊田合成、佐賀工場で自動車部品の生産開始


豊田合成株式会社(本社:愛知県清須市、社長:宮﨑 直樹)は、2016年9月末でLEDの生産を休止していた佐賀工場に於いて、自動車の安全性向上に貢献する「ミリ波レーダ対応エンブレム」と「エアバッグ用ガス発生装置」の生産を開始する。

具体的には2018年5月に生産を始め、2020年度までに生産ラインを順次稼働させる見込み。

ミリ波レーダ対応エンブレムは、安全運転支援システムに用いられるミリ波レーダの電波を遮らない特殊なエンブレムであり、自動運転技術の拡大に伴い搭載が伸びている。

またエアバッグ用ガス発生装置も、世界各地域での安全規制の強化に伴うエアバッグの生産拡大により必要数が増えている。

なお豊田合成では、「今後も当社グループはグローバルで最適な生産・納入体制を整え、お客様に選ばれるグローバルサプライヤーを目指していきます」と述べている。

佐賀工場の概要
1. 所在地:佐賀県武雄市若木町大字川古9966番地9
2. 設立時期:1991年10月
3. 生産品目:ミリ波レーダ対応エンブレムエアバッグ用ガス発生装置
4. 生産開始:2018年5月
5. 面積:土地 79,000m2/ 建屋 12,000m2
6. 投資額:約35億円
7. 従業員数:
約 50名〔2017年度末予定〕
約100名〔2020年度末予定〕