資生堂、マツダの「魂動(こどう)デザイン」を表現したフレグランスを制作


資生堂(本社:東京都銀座、代表取締役社長:魚谷雅彦)は、マツダ株式会社(本社:広島県安芸郡府中町、社長:小飼雅道、以下、マツダ)がデザインの思想・哲学として掲げる「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」を象徴するフレグランス「SOUL of MOTION」(非売品)を開発した。

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同作品は、2016年8月開催のAUTOTMOBILE COUNCIL2016(オートモビルカウンシル2016)※のマツダブースで初展示し、来場者に香りの体感を提案していく予定。

※AUTOMOBILE COUNCIL 2016(オートモビルカウンシル 2016)とは
クラッシックカーから今後発売される車まで、日本の自動車文化、ヘリテージの魅力を世界に向けて発信する、今年初開催のイベント

会期 2016年8月5日(金)~8月7日(日)9:00~18:00
会場 幕張メッセ 2・3ホール (千葉市美浜区中瀬2-1)
主催 AUTOMOBILE COUNCIL 実行委員会
後援 経済産業省、日本自動車輸入組合、株式会社カーグラフィック

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「魂動」と香りのコラボレーション
「魂動(こどう)-SOUL of MOTION」とは、2012年以降、マツダが新世代商品群に採用しているデザインコンセプトで、「カタチに生命感を与え、さらに日本の美意識を加える」という造形が国内外の多くの自動車ユーザーに支持されてきた。

同社は、これまで「魂動」というデザインコンセプトをクルマ以外のモノにまで拡げ、その思想・哲学を形にしたさまざまなアート作品を制作し、「魂動」の世界観を表現してきた。

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そうした中、この度、資生堂では同社からの依頼を受け、「魂動」をテーマに『香り』とボトルの造形をデザインすることに挑戦した。

 

資生堂の香りに対する思い
資生堂では、香りは人の記憶に深く働き、その人を強く印象づけることからコミュニケーション手段の一つと考えていると云う。

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そうしたなか資生堂は、「香りを芸術まで高めたい」とした初代社長、福原信三の理念を引き継ぎ、これまでさまざまな香りの開発に取り組んできた。

2016年、資生堂はデザインや研究開発部門の前身となる「意匠部・試験室」誕生から100周年を迎える節目の年に、「マツダの思想・哲学を体現しマツダを印象づける」という新たな香りの開発を実現した。

「SOUL of MOTION」について
フレグランス「SOUL of MOTION」のテーマは、『emotional simplicity(削ぎ落とした先の凝縮された興奮)』。静寂の中に凛とした佇まいと毅然とした品格を漂わせるこの香りは、ウッディー、レザー、ローズをベースに、「魂動」を象徴する独自のエッセンスを配合している。

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デザインは、マツダがデザインで追求する「削ぎ落とすことで、研ぎ澄まされた美に到達する」という日本の美意識から着想した。

オーバーキャップの素材には、ステンレスを採用。緊張感のあるエッジから流れるような曲面へのつながり、内側から輝きを放つようなガラス、容器を取り出す所作に至るまで美しいデザインとした。

意匠登録済み:日本、中国、EU、アメリカ(出願中)
嵌合機構:特許申請中

▼ 資生堂グループ企業情報サイト
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