リュック・ベッソンの新SF映画に登場するレクサスブランドの宇宙船「スカイジェット」をプレビュー


2017年に公開予定のSF映画「ヴァレリアン・アンド・ザ・シティ・オブ・ア・サウザンド・プラネッツ(Valerian and the City of a Thousand Planets)」で重要な役割を果たす「LEXUSブランドの追撃機」が米国時間の1月14日、マイアミに於いて開かれたレクサス自らが実施する没入型イベント中で発表された。

この追撃機は、一人乗りのスカイジェット(SKYJET)で、リュック・ベッソン監督が目下制作中の同劇中に登場する機体だ。

スカイジェットは、現実に基づいていながらも700年後の世界にふさわしい乗り物をとの野望を抱く映画ヴァレリアン・アンド・ザ・シティ・オブ・ア・サウザンド・プラネッツの制作チームによって造られた。

映画のクリエイティブチームは、レクサスのデザイナーたちと共同で最新の同ブランドモデルのディテールを取り入れて最新版スカイジェットを仕立て上げた。

その最終デザインは、レクサスの象徴である「スピンドル」グリルおよび待望の2018年型レクサスLCクーペに似たヘッドライトのデザインの新しい解釈を取り入れたエアロダイナミズム溢れるフォルムが特徴となっている。

さらには、同コンセプトモデルの内装をデザインする際、先のクリエイティブチームは、同ブランドにおけるAIと最新のHMI技術にヒントを得たと云う。

物語には、次世代レクサスの水素燃料電池技術から得た想像上のエネルギーカプセルが取り入れられている。

この発表会についてこの映画に登場する俳優デイン・デハーン氏は、「リュック・ベッソン監督は、最高に創造力に富んだ方法で物語に新たな命を吹き込んでいます。

実際、作品の細部ひとつひとつに力が入っているので、彼と一緒の仕事は全てがエキサイティングです。

そうしたなか、レクサスと共同でスカイジェットのデイティールを作り込んだこの仕事は、その素晴らしさ実例であり、スカイジェットに乗ったヴァレリアンの壮大な追跡シーンは、映画のもっとも爽快な瞬間の一つとなること間違いなしです」と語った。

ちなみにこのSF作品との提携について、レクサスのグローバル・ブランド・マーケティング責任者、スピロス・フォティノス氏は、「リュックから初めてヴァレリアンの構想を聞かされた時、普通を越えて驚異的な体験を作り出すというわが社の野望と同じものを彼も持っていることは明白でした。

レクサスの視点からスカイジェットのデザインと技術を創造する手助けをするのは、胸躍るような挑戦でした。

わが社のブランドを素晴らしい物語に取り入れることに加え、宇宙船の仕事をするのだとデザイナーやエンジニアに話したときの彼らの表情が嬉しかったです」と述べている。

レクサスは今後7か月間、2017年7月の映画公開に向けて世界中の映画ファンをヴァレリアンのストーリーにさらに近づけるべく、多彩な驚きの体験の数々を相次いで提供していく構えだと云う。

なお「ヴァレリアン・アンド・ザ・シティ・オブ・ア・サウザンド・プラネッツ」に関わる関連URLは以下の通り

VALERIANについて
クラシックな劇画シリーズ、「ヴァレリアンとロールリンヌ」を原型に、先見的な脚本家兼監督のリュック・ベッソン監督は独自のSF大作を造り上げる。

劇中に登場するヴァレリアン(デイン・デハーン)と、ロールリンヌ(カーラ・デルヴィーニュ)は、人類政府のために全宇宙の秩序を維持する任務を帯びた特別工作員としての指命を果たしていく。

具体的には、司令官(クライヴ・オーウェン)の指示を受け、ふたりは息をのむ銀河間都市アルファの調査に向かう。

そこは宇宙各地から来た何千もの種族で構成されて、膨張し続ける大都市で、アルファの住民1700万人は徐々に集まり、社会を向上させるため才能・技術・資源を合わせている。

しかし残念なことに、アルファの誰もが同じ目的を共有しているわけではなかった。実際には隠された見えない力が働いており、人類は大きな危険にさらされることになる。

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