パイオニア、MEMSミラーを用いた「3D-LiDAR」を東京モーターショーに出展


パイオニア株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役 兼 社長執行役員:小谷 進、以下、「パイオニア」)は、10月27日~11月5日に東京ビッグサイトで開催される「東京モーターショー 2017」に出展する。

パイオニアブースでは、近未来の自動運転社会に向けて同社が開発している様々な“新(真)価値”を提案していくと云う。

具体的にメインステージでは、これまで同社が培ってきた技術やノウハウを用いて実現する“自動運転時代の安心、快適なカーライフ”を大型LEDディスプレイで紹介。

ブースの中央に設置した「コンセプト・コックピット」では、一般道での自動運転レベル3以上を想定した安心・安全機能やエンタテインメント機能を体験できるほか、MEMS方式こと微小電気機械システム(Micro Electro Mechanical Systems)を採用した走行空間センサー「3D-LiDAR(ライダー)」。

その他「フレキシブル有機ELテールランプ&ターンシグナル」、「レーザースキャンHUD(ヘッドアップディスプレイ)」など、近未来のカーライフを彩る最先端技術も展示していく。

パイオニアブース : 東8ホール 小間番号:E8303

主な出展概要は以下の通り

MEMS方式の走行空間センサー「3D-LiDAR」(参考出品)
MEMSミラーを用いた独自の走行空間センサー「3D-LiDAR」を展示。ブース内をリアルタイムで計測した点群画像をモニターで確認出来る。

コンセプト・コックピット(参考出品)
一般道での自動運転レベル3以上を想定した「コンセプト・コックピット」で、3D-LiDARと連携した安心・安全機能やエンタテインメント機能を体験出来る。車室内の多様なHMIデバイスを使って、必要な情報や最適なコンテンツを提供する。

位置情報を用いた価値・サービス構築に関する取り組み
自動運転向け高精度地図や、3D-LiDARセンサー技術を活用して自動運転用地図の更新・運用を行う“データエコシステム”など、当社が進めている位置情報を用いたさまざまな価値・サービス構築に関する取り組みを紹介する。

フレキシブル有機ELテールランプ&ターンシグナル(参考出品)
従来の照明に比べ、デザインの自由度が広がる面発光、薄型・軽量で、曲げられるフレキシブルタイプの有機EL照明パネル(コニカミノルタ パイオニア OLED株式会社で開発)を使用した「テールランプ&ターンシグナル」を展示する。

レーザースキャンHUD(参考出品) 
高輝度・高コントラストで色純度の高い「レーザースキャンHUD」を展示。フロントガラスの前方に映し出す高画質で視認性の高い表示を見る事が出来る。

自動車向けクラウド基盤を活用したテレマティクスサービス
既販売車両に搭載できる事故リスク予測プラットフォームを活用したADASソリューション「インテリジェント パイロット」と、業務車両向けの運行管理サービス「ビークルアシスト」を紹介する。

カロッツェリアの最新車載機器
ハイレゾ音源再生や進化した音楽ストリーミング再生など、エンタテインメント機能をさらに強化したカーナビゲーション「サイバーナビ」をはじめとする最新のカロッツェリア製品を展示する。