パイオニア、クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」用“WEB API”の提供開始


パイオニア株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役 兼 社長執行役員:小谷 進、以下、パイオニア)は、同社が提供しているクラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」の多彩な機能を、他のサービスと連携させて使用できる“WEB APIサービス”の提供を開始する。

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「ビークルアシスト」用“WEB APIサービス”使用イメージ

同社のクラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」は、パイオニア製のカーナビゲーションやミラー型テレマティクス端末を車両情報通信端末として、通信回線を使って送信される精度の高い車両位置や走行データを基に、登録地点や運行コースの管理・共有や車両状況把握のほか、メッセージ送信や日報作成など高度な運行支援・運行管理を行えるもの。

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このたび提供を開始する「ビークルアシスト」用の“WEB APIサービス”と当社製業務用車載端末を使用することで、ユーザーやシステムインテグレーター様などが使用もしくは、提供されている既存サービスでも、そのサーバー経由で「ビークルアシスト」の多彩な機能を利用できるようになった。

これにより、専用端末などを開発することなく、車両端末情報を利用した新しいシステム・サービスを構築できる。

※WEB API(Aprication Programing Interface)は、コンピュータープログラムで作成された機能を外部のプログラムから利用するための手順・規約の一つで、他のサイトで提供されている機能や情報を自社のWebサイトに組み込んだり、外部アプリケーションを使って利用したりする際などに用いられる。

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【「ビークルアシスト」用“WEB APIサービス”の特長】
(1)車両位置や速度などのさまざまな車載機データを管理・解析するパイオニアのビークルアシストサーバーを利用して、ユーザーが使用もしくは提供しているサービスの機能を拡充することができる。

(2)ユーザーが提供しているサービスに「ビークルアシスト」で得られる情報を付加することができるので、独自のシステム・サービスとしてエンドユーザーに提供できる。

(3)車両運行管理などの既存サービスに、手軽に車載端末を追加できる。同社の業務用車載端末を最新機種に変更してもAPIコマンドが変わらないため、開発、維持コストを削減することができる。

(4)専用IDでの認証や暗号化通信(SSL)による接続などの高いセキュリティーと、安心のデータ管理・運用下でAPIサービスを活用できる。

【「ビークルアシスト」の主な機能】
営業車両などの安全運転・労務管理・業務効率向上に活用できる機能を備えている※。
「ビークルアシスト」用の“WEB APIサービス”で、各機能と手持ちのサービスを連携させることができる。

※車載端末とサービスの組み合わせにより、一部機能に制限がある。

「ビークルアシスト」専用サイト:
http://pioneer.jp/biz/biz_carnavi/cloud/ To-jump-to-external-page20150401