日産、2016年も「バサースト12時間」に参戦


ニスモアスリートグローバルチームがバサースト12時間レースに参戦し、2015年に続く優勝を狙う

日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は、2016年2月にオーストラリアのマウントパノラマサーキット開催されるバサースト12時間レースにNissan GT-R NISMO GT3で参戦し、2連覇を狙う。

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3年連続のエントリーとなるニスモアスリートグローバルチームは、日産モータースポーツV8スーパーカー・レースチームと2015年のブランパン耐久シリーズ・プロクラスチャンピオンであるニッサンGTアカデミー・チームRJNのサポートを受けてレースに臨む。

Nissan GT-R NISMO GT3は今シーズン、米国のピレリワールドチャレンジなど世界各地のレースで数々の勝利を挙げ、ヨーロッパのブランパン耐久シリーズと日本のSUPER GTでGT300クラスのチャンピオンを獲得するなどの好成績を収めてきた。

このバサースト12時間レース用には、日本のニスモで製作された新車のNissan GT-R NISMO GT3で参戦する。

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日産およびニスモは伝統的にカーナンバー23を使用しているが、2016年のバサースト12時間レースでは、前年度のウィナーである印としてカーナンバー1を付けて参戦。ドライバーラインナップは、後日正式発表される予定。

この参戦について、オーストラリア日産社長、リチャード・エメリー氏は、「2016年2月に開催されるバサースト12時間レースに参戦し、マウントパノラマサーキットで2連勝を目指す事が決まり嬉しく思います。

前回の素晴らしい優勝は、日産とニスモのグローバルなモータースポーツ活動において歴史的な出来事でした。

先週末に富士スピードウェイで開催されたニスモフェスティバルにおいて、優勝マシンのデモ走行を行い、その記念すべき功績をグローバルに分かち合った事は大きな喜びです。

前回のバサースト12時間レースにおけるニッサンGT-Rの優勝は、1991年と1992年のバサースト1000での2連勝以来の出来事でした。ライバル勢の強さは明らかですが、2連勝で90年代の栄光を再現する事を目標にしています。

我々はニスモと密接に協力し、バサースト2016に向けて最大限の準備をしてきました。

日本から3年連続でニスモアスリートグローバルチームを迎え、ヨーロッパの2015ブランパン耐久シリーズ・チャンピオンであるニッサンGTアカデミー・チームRJNと、日産モータースポーツV8スーパーカー・レースチームとともにこのレースに挑戦します」とコメントした。