日産自動車、「タイタン・ウォリアーコンセプト」を北米国際自動車ショーで世界初公開


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日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:カルロス ゴーン)は、新型「2016タイタンXD」の発売に合わせて、オフロード向けにデザインした「タイタン・ウォリアーコンセプト」を、2016年北米国際自動車ショーにて世界初公開した。

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量産車の「タイタンXD」をデザインした日産デザインアメリカ(NDA)は、堂々として、挑戦的で、かつ屈強な今までにないトラックのデザインに挑み、オフロードへのチャレンジ精神と米国のトラック市場に対する日産の期待を表現した。

NDAのデザインチームは、量産モデルに比べて、より力強い存在感をこのコンセプトトラックに与えるため、18×9.5インチのアルミニウム合金製カスタムホイールを装着した37インチのオフロードタイヤを使用し、全高を量産車の1999mmから2070mmと高くした。また、この変更に伴い、同コンセプトカーの全幅は、量産車の2047mmから2200mmに変更している。

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フロントグリルとヘッドランプは、技巧的で鋭い印象を強調したデザインに変更した。また、フロントフェンダーとリヤフェンダーは大きく開き、力強さを前面に押し出した外観を実現している。

パワフルなディーゼルエンジンの冷却用に機能的なベンチレーターも加えた。大きく広がるフードラインはフロントの大型スキッドプレート近くまでバランス良く伸び、屈強なフロントバンパーに繋がっている。

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さらに、フロントとリヤのカスタムLEDランプは、「タイタン・ウォリアーコンセプト」の巧みな存在感を強めた。

ヘッドランプは日産の新しいデザインシグネチャーであるブーメラン形状を採用する一方、リヤコンビネーションランプは、組み込まれたLEDが「タイタン」の”T”のロゴを形づくっており、幅広のテールゲートで分割されたようになっている。

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同コンセプトカーの車体色は、「サンダー」というガンメタ色でカスタムペイントを施し、「マグマ」と呼ばれる特別色でアクセントを付けている。

頑丈さとパフォーマンスを重視した外観デザインに対し、内装デザインは、スタイリッシュな中に快適性を加味した。

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シートには、強度が高いカーボン調のシート生地を使い、「マグマ」のオレンジ色がアクセントの装飾を施し、その他の内装には炭素繊維、光沢感のあるクロムメッキ、マグマカラーのアクセントステッチが入ったレザーなどの素材を採用している。

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また、同車のステアリングホイールもカスタムメイドで、アルミニウムのブロックから削り出して作りとなっている。

「タイタン・ウォリアーコンセプト」は、量産車と同様にカミンズ社製5.0L V8ターボディーゼルエンジンをベースとしているが、フロントとリヤのサスペンションは新たに開発した専用システムを採用することで、耐久性や走行性能を大幅に向上させた。

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日産は、2015年12月に発売した、カミンズ社製V8ディーゼルエンジン搭載の「タイタンXD」に加えて、最大出力390ps・最大トルク624Nmを出力するV8ガソリンエンジンを搭載した「タイタンXD」と「タイタン」を2016年の春に発売する予定。

新型「タイタン」のラインアップが全て出揃えば、3種類のキャブ、2種類のフレームサイズ、3種類のパワートレイン、5つのグレードとなるとしている。

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