日産、2015 SUPER GT第5戦・酷暑の長丁場でGT-R勢4連勝を目指す


来る8月29日・30日の両日、三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットにおいてSUPER GT第5戦「44th International SUZUKA 1000km」が開催される。

夏休み最後の週末に行われるこの大会は、猛暑・酷暑に加えて、レース距離がシリーズ中屈指の1000kmとなり、最もタフなレースとして知られている。

シーズンも中盤戦となり、そろそろタイトル争いも気になるところだが、この鈴鹿1000kmではランキング上位にボーナスポイントが与えられることになっており、シリーズの行方を占う上でも見逃せない1戦となっている。

nissan-aim-to-gt-r-biased-4-game-winning-streak-in-the-2015-super-gt-round-5-intense-heat-of-marathon20150819-3

第2戦の富士で#1 MOTUL AUTECH GT-R(ミシュラン)の松田次生/ロニー・クインタレッリ組と#12 カルソニック IMPUL GT-R(ブリヂストン)の安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組が1-2フィニッシュ。

第3戦、タイのチャーン・インターナショナルでは#46 S Road MOLA GT-R(ミシュラン)の本山哲/柳田真孝組が事実上のポールトゥウィン。

さらに前回の第4戦、富士では#24 D’station ADVAN GT-R(ヨコハマタイヤ)の佐々木大樹/ミハエル・クルム組が見事な追い上げで逆転優勝、とGT-R勢が3連勝を飾り、シリーズランキングでもGT-R勢が1-2の好位置につけている。

nissan-aim-to-gt-r-biased-4-game-winning-streak-in-the-2015-super-gt-round-5-intense-heat-of-marathon20150819-2

しかしその分ウェイトハンディも増え、#12 GT-Rの安田組が76kg分、#1 GT-Rの松田組は68kg分のウェイトハンディ(それぞれ50kg分は燃料リストリクターで制限)を課せられ、#46 GT-Rの本山組も48kg、前回優勝した#24 GT-Rの佐々木組は40kgのウェイトハンディを搭載している。

それでも昨年の鈴鹿1000㎞で、84kg分のウェイトを搭載していた松田組が、ウェイトが44kgだったライバルを相手に最後の最後までトップ争いを演じたことを考えれば、今回の優勝も不可能とは云えない。

or-super-gt-round-4-fuji-nissans-three-game-winning-streak-come-true-or-rivals-thwart-it20150730-1

一方ライバル陣営は、エンジンの使用規定からほとんどのチームで、前回から新バージョンのエンジンが投入され、今回も、さらに戦いがヒートアップするのは必至だ。

ホームコースの富士でGT-Rに優勝をさらわれたレクサス勢も、鈴鹿をホームコースとするホンダ勢も、真夏の1000kmに期するところは大きく、公式予選から目の離せない戦いが繰り広げられるだろう。

super-gt300-third-round-thailand-b-max-nddp-gt-r-has-won-consecutive-at-where-she20150622-4-min

また同時出走となるGT300クラスでも、Nissan GT-R NISMO GT3の動向次第でチャンピオンシップに動きが出る。

2015年仕様は空力の改善やブレーキの強化などで競争力が一層高められ、ここまで4戦2勝を挙げ、シリーズランキングでも#10 GAINER、#3 NDDP RACINGの順に1-2につけている。

その分、ウェイトハンディも重くなっているが、1000kmと長丁場のレースだけに、展開によっては上位入賞はもちろん、優勝の可能性もある。

加えて今大会は非常に距離が長いことから、GT300クラスでは半数ほどのチームが第3ドライバーを用意している。#3 NDDP RACINGでは星野一樹、高星明誠のレギュラードライバーに加え、今シーズンはブランパン耐久シリーズに参戦しているウォルフガング・ライプがエントリー。昨年に続き、2度目の夏の鈴鹿に挑む。

 

その他の記事(新車関連)
08/09・フォード、年内に4車種の新型モデル導入
08/09・フォード・クーガ改良、新エコエンジン新搭載
08/08・スズキ、IAAでBaleno初公開を予告
08/07・マツダ、IAAで越KOERUを初公開
08/06・LEXUS、CT200hを一部改良して発売

08/05・スズキ、インドNEXAからSX4 S-CROSS発売
08/01・三菱自、タイで新パジェロスポーツ世界初披露
07/31・ホンダ、ステップ ワゴンと同スパーダに車いす仕様車
07/31・AUDI A6AVANT/ALLROAD QUATTRO、S6/RS6AVANT
07/30・ジャガーF-PACE、極限環境下で走行テスト敢行

07/29・スズキ、ミャンマーでエルティガ生産・販売開始
07/28・フェラーリ 488 スパイダー概要公開
07/28・VGJ、POLO, GOLF, GOLF VARIANT, TIGUAN刷新
07/25・モーガン、65周年記念AR PLUS450台限定
07/23・ボルボ、新ディーゼルを主力5車種に一挙投入

その他の記事(モータースポーツ関連)
08/10・ホンダ、Moto世界選手権で前人未踏の700勝
08/10・SUPER GT500第4戦・富士、佐々木/クルム優勝
08/10・SUPER GT300第4戦・富士、高木/小林が作戦勝利
08/09・日産、LM P1改良に専念。WEC復帰見送り
08/09・ヴェンチュリーFE、ビルヌーブ獲得を発表

08/03・VW、WRCで今季7勝目
07/31・ポルシェカップにSローブとPデンプシー参戦
07/28・スパ24時間、BMWに栄冠。GTアカデミー組入賞
07/27・全日本ラリー第5戦、新井3勝、プジョーはリタイア
07/26・鈴鹿8耐、ヤマハ1996年以来19年ぶりの制覇

その他の記事(イベント関連)
08/10・IAA、コンチネンタル出展ブースの概要
08/09・NISMO FESTIVAL at FUJI SPEEDWAY 2015開催11/29
08/08・VGJ新PASSAT展示キャラバンを全国8か所で開催
08/07・WTCC、GO! CITROËN MOTEGI…8/17応募締切
08/07・東京モーターショー、プレビューデー入場券販売開始

08/03・JAF長野、セーフティトレーニング長野10/04開催
08/02・メガウェブ夏休みスペシャル夜景ドライブ体験8/23
07/31・アイシン、未来型モビリティを名古屋初展示8/16迄
07/31・キャデラック、NY2016春秋コレクションをサポート
07/30・第3回くるまマイスター検定、7/30より申込受付

その他の記事(技術関連)
08/07・住友ゴム、新天然ゴム資源ロシアタンポポ研究開始
08/06・自動運転のマップ技術でボッシュとTomTomが提携
08/05・スズキ、スペーシアがASV+最高ランク獲得
08/05・エコタイヤのラベリング開始5年を巡る過去から未来08/04・ノキア、HERE社の独自動車連合への売却で合意

08/03・ボッシュ、自動運転で独の事故発生率は3分の1以下に
07/29・横浜ゴムと東京工大、生物資源からタイヤ原料合成
07/26・HERE社、米・仏・独・日で自動運転用地図提供へ
07/25・工学院大、ソーラーカーレースの新車両初披露
07/23・東京工大、低価格FCVの可能性を拓く技術開発

その他の記事(企業・経済)
08/10・シボレー、社会貢献活動でつぶれないボール200万個
08/10・トヨタメディアサービス他、充電マップでカーナビ連携
08/10・双日、米BMW認定ディーラーから営業権と資産を取得
08/07・ヤマハ発動機、米国シリコンバレーに新会社
08/07・AQUA SOCIAL FES!!累計参加者が4万人を突破

08/07・マツダの新パワートレイン工場、タイで開所式
08/04・日本エレクトライクの三輪EV、補助金対象車両に
08/04・トヨタ、中国で「競争力のある工場づくり」を推進
08/04・ヤマハの車いすアシストJWX-2、経済産業大臣賞
08/02・出光、ロイヤル・ダッチ・シェルから昭和シェル獲得

その他の記事(話題)
08/10・インクリメントP、金沢大学と自動運転支援地図開発
08/10・ヤナセとニッポンレンタカー、輸入車レンタル開始
08/10・カストロール、世界初のCO2ニュートラルオイル
08/10・LEXUS DESIGN AWARD 2016コンペ作品募集開始
08/10・東洋ゴム、プロサッカーチームのFCゼニトをサポート

08/08・国土交通省、道路メンテナンス年報を公表
08/08・オリックス、乗換案内とカーシェアアプリを連携
08/08・工学院大学ソーラーカーがテストコースを試走
08/07・Audi A6 / Audi 100のヒストリー紹介動画を公開
08/07・日産のこども自動車、半世紀ぶりの復活を動画取材

08/07・ミッションインポッシブル世界初公開にBMW登場
08/05・週刊「ラ フェラーリをつくる」先行予約販売開始
08/05・LEXUS、空中に浮かぶホバーボードの全容を公開
08/02・ヤフー、高速渋滞・規制情報をリアルタイム提供
07/31・国土交通省、土地の浸水リスクが判るWebサービス

MOTOR CARSサイトTOPに戻る