日立オートモティブシステムズの車両運動制御に基づく新技術、マツダ・アクセラから順次搭載へ


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クルマの安全走行を支援する日立の車両運動制御「G-Vectoring」から生まれたマツダの「G-Vectoring Control」投入

日立オートモティブシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区大手町、社長執行役員&CEO:関 秀明、以下、日立オート)の車両運動制御「G-Vectoring」から生まれた新技術「G-ペダレング・コントロール」(以下GVC)」が7月14日より、マツダ株式会社が国内販売を開始する「新型アクセラ」に搭載される事になった。

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この「新型アクセラ」に搭載される新技術「GVC」は、日立オートが有している「G-Vectoring制御」のアルゴリズムを基に、マツダが自らで応用開発したもの。

これは基本となるアルゴリズム特性を、日立オートのものをそのまま利用しながらも、マツダの場合、車両制御を行うための起点要素をステアリング操作から生まれる「スピード」、「舵角」、「加速度」等に据えているもので、これらの変化に合わせて、逐次・推進駆動力を制御する構造になっている。

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車両制御を行うためのベース要素をどれにするかを決めて、これを軸に、「積極的に車両制御を行っていく考え方」や、「車両制御をどのように行うかの方法論」自体は、日立オートもマツダも共通だ。

また具体的な車両制御を行う仕組みは、車両の横方向と前後方向の運動量とを連係させ、四輪への接地荷重の最適化を行う。これによって、スムーズで効率的な車両運動を実現すると云うこの考え方自体は、世界初発想の理論にあたる。

こうした日立オートのG-Vectoring制御のアルゴリズムを基に、マツダで独自開発されたこのGVCは、マツダの新世代車両運動制御技術・第一弾として今回打ち出される。

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日立オートでは、エンジンの動力コントロールを制御して、運動性能を高めるという考え方を他の自動車メーカーへも広げていく考えであり、同社は未来の市場拡大に大きな期待を掛けている。

上記を受け日立オートでは、「今後も、このような自動車の安全性や、快適性を向上させていく自動車機器システムの開発スピードを高め、自動車メーカーにとって真の魅力あるクルマづくりに貢献していきます」と述べている。

基礎技術会社の概要
日立オートモティブシステムズ株式会社
本社 :東京都千代田区大手町二丁目2番1号 新大手町ビル
事業内容 :自動車部品および産業用機械器具・システムの開発、製造、販売およびサービス