市光工業の「MonoLED」、PACE Award2016を初受賞


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大手自動車部品メーカーの市光工業株式会社(本社:神奈川県伊勢原市、代表取締役社長:オードバディ アリ、以下 市光工業)の標準 LED 光源ユニット(Mono-LED)が、PACE Award2016(※)を受賞した。

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トヨタ、アルファードのクリアランスランプや新型プリウスのバックフォグランプなどに使われている、市光独自の標準 LED 光源ユニット “MonoLED” が4月11日、デトロイトで行われたPACE Award 受賞者発表のセレモニーに於いて、低コスト、低消費電力、コンパクトで汎用性の高いことが評価され、市光工業として初となるPACE Award2016 を受賞した。(※)PACE Award(Premier Automotive Suppliers’ Contribution to Excellence Award)

昨年、PACE Awardの審査委員が日本の市光を訪れ、現地審査を実施。今年 2 月には、全審査委員による選考会議が行われ、4月11日(米国 デトロイトではSAE開催前日)PACE Award 受賞者発表のセレモニーが開催される中で受賞に至った。

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PACE Award は、Automotive News 社、Ernst & Young 社、Transportation Research CenterInc.が主催し、年間に開発された自動車関連のイノベーションに与えられる賞で、1995年から 20 年以上続いている、世界最大級の権威がある賞。

因みに市光は、日産LEAF のヘッドランプに採用された、リフレクター式 LED ヘッドランプで 2012 年 PACEAward のファイナリストの経験がある。

市光工業
市光工業株式会社は、1903 年創業以来、自動車用ランプとミラーの純正部品専門メーカーとして、トヨタや日産をはじめとする国内すべての自動車メーカー及び、海外主要自動車メーカーに製品を納入してきた。

その歴史は長く1932 年には初代ダットサン(日産)へランプを装着し、日本初のプロジェクターヘッドランプや世界初の電動格納ミラー、水銀フリーHID ヘッドランプや次世代の光源として注目されている LED ヘッドランプなど独自の製品開発を主体的に行ってきた。

これらの製品開発により、今日では国内において、自動車用ヘッドランプで 12%、リアランプで 22%ミラーで 10%といった大きなシェアを誇っている(2015 年実績)。

問い合わせ先
市光工業株式会社
TEL:0463-96-1442