三菱自動車工業、コンパクトSUV「RVR」の生産を岡崎製作所から水島製作所へ移管


三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、社長CEO:益子 修、以下、三菱自動車)は、小型SUV「RVR」の生産について、2017年12月末より、岡崎製作所から水島製作所へ移管すると発表した。

これは岡崎製作所に於いて、先にリリースされた新型のコンパクトSUV『エクリプス クロス』が生産開始となるための対応で、これにより国内生産体制の最適化を図っていく。

戦中の空襲により焼け野原となった水島工業地に於いて、草分け的存在でもある三菱自動車・水島製作所

また一方で水島製作所では、2017年12月に輸出向け「ランサー(日本名のギャランフォルティス)」の生産が終了する予定。これにより水島製作所に於いては次期「RVR」投入までの間、操業の確保が可能となる。

各製作所の現時点の概要は以下の通り(2017年4月現在)

【水島製作所】
生産車種:輸出向けランサー、アイ・ミーブ、eKワゴン、eKスペースなど
生産能力:約35万5千台(2直)
所在地:岡山県倉敷市水島海岸通1丁目1番地
従業員数:3,334人

【岡崎製作所】
生産車種:アウトランダー、アウトランダーPHEV、RVR
生産能力:約23万4千台(2直)
所在地:愛知県岡崎市橋目町字中新切1番地
従業員数:3,041人