三菱自動車工業、「2017年 小学生自動車相談室」を開設。実施25年目


三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役会長:カルロス・ゴーン、CEO:益子修、以下、三菱自動車)は7月19日、来る2017年7月20日から12月8日までの期間、「2017年 小学生自動車相談室」を開設する。

これは小学生から寄せられる自動車産業全般に関する様々な質問を、フリーダイヤルやウェブサイト、手紙で受け付けて回答するもの。

三菱自動車工業は、この小学生自動車相談室(以下、相談室)を1993年から開設しており、今年で25年目を迎えた。

小学生を対象にした専門の相談室の設置は、自動車業界で唯一の取り組みであり、毎年多くのこどもたちや教師達から利用されてきた。

これら相談室に寄せられる質問や相談の内容は、クルマの開発や生産ライン、環境保全への取り組み、働く人の気持ちなど多岐にわたっていると云う。

なお三菱自動車は相談室に加え、こどもたちとのコミュニケーションツールとして、こども向けウェブサイト「こどもクルマミュージアム」の常時開設や、小学生向けパンフレット「みんなで学ぼうクルマづくり」の配布も行っている。

また、各事業所周辺の小学校での講義、工場見学受け入れ、こども向け職業・社会体験施設「キッザニア」への出展など、次世代を担うこどもたちの育成に関する社会貢献活動に積極的に取り組んでいる。

2017年 小学生自動車相談室の窓口
(1)フリーダイヤル
– 受付期間:2017年7月20日(木)~12月8日(金)の期間中の平日
– 受付時間:9:00~12:00 / 13:00~17:00
– フリーダイヤル番号:0120-175-250

(2)手紙やはがきでの質問窓口
〒108-8410 東京都港区芝5丁目33番8号
三菱自動車「小学生自動車相談室」

(3)ウェブサイトの質問窓口
こども向けサイト「こどもクルマミュージアム」の「しつもんコーナー」に設置

その他のこどもたちとのコミュニケーションツール

(1)小学生向けパンフレット「みんなで学ぼうクルマづくり」
<みんなで学ぼうクルマづくりの概要>
1993年に初刊。環境への取り組み、クルマの開発から販売(お客さまにとどくまで)、クルマの最新技術などを毎年最新情報に更新し、小学生に分かりやすく紹介している。

上記入手方法・問い合わせ先は、小学生自動車相談室の窓口(期間外は「お客様相談センター」)にて受け付け。なお工場見学の参加者にも配布しているほか、一部系列販売会社の店頭でも入手可能。

(2)こども向けサイト「こどもクルマミュージアム」
<こどもクルマミュージアムの概要>
主要コンテンツは以下の通り
「やってみよう!くるまの自由研究」:クルマにまつわる自由研究テーマを提案。
「くるまの学校」 :クルマが走る仕組みや安全の工夫、最新技術を分かりやすく解説。
「自動車づくりのなぜなにボックス」:今まで寄せられた多くの質問とその回答を項目別に整理して掲載。
「バーチャル工場見学」:工場でクルマが組み立てられていく様子をアニメーションと動画で紹介。
「環境への取り組み」:環境問題や当社の環境への取り組みについて分かりやすく解説。
「わくわく電気で走るクルマ広場」:運転シミュレーションゲーム、電気で走るクルマのクイズを掲載。


URL
http://www.mitsubishi-motors.com/jp/social/contribution/kids/top.html 

次世代育成のための社会貢献活動
(1)「三菱自動車体験授業プログラム」
同社は、2005年度から毎年、教育委員会などと連携して社員が事業所周辺の小学校を訪問する「三菱自動車体験授業プログラム」を行ってきた。

例えば小学5年生の社会科授業として、電気自動車などを使いクルマと環境問題との関係性を学ぶ「環境編」や、クルマのスケッチ体験などを行う「デザイン編」がある。

2016年度は42校2,833名が受講し、2005年度から累計で約32,000名の児童が受講した。

(2)企業訪問学習への対応
三菱自動車は、2002年から中学生が将来について考え視野を広げるため、修学旅行や総合学習の時間を利用した企業訪問学習を受け入れており、働くことへの理解を深める機会を提供している。2016年度は14校73名が本社(東京)を訪れた。

(3)「キッザニア」出展
三菱自動車は、こども向け職業・社会体験施設「キッザニア東京」と「キッザニア甲子園」に出展している。

ここでは、交通ルールの学習や運転体験ができる「運転免許試験場」「レンタカー」のほか、「カーデザインスタジオ」(キッザニア東京)や「自動車工場」(キッザニア甲子園)を導入。

社会生活で必要な協調性や積極性、コミュニケーション能力を身に付けることができる支援プログラムづくりを目指している。