三菱自動車工業、燃費不正行為に伴う対日産ユーザー含む特別損失で500億円計上


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平成29年度3月期決算に於ける日産自動車顧客向け支払い費用として、約500億円の特別損失を計上

三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼COO:相川哲郎、以下、三菱自動車)は6月17日、同社製車両の燃費試験における不正行為に伴う日産自動車ユーザー向けを含む支払い費用として、特別損失を計上すると発表した。

1.特別損失の内容
同社及び日産自動車株式会社の顧客支払い費用として、平成29年度3月期決算に約500億円の特別損失を計上する見込み。

これには軽自動車4車種以外の登録車5車種についての支払い費用としての約30億円も含まれる。

なお、平成28年3月期決算には、同社及び日産自動車株式会社の軽自動車4車種の顧客向け支払い費用として、約150億円を引き当て済み。

2.今後の見通し
平成29年度3月期の業績見通しにつきましては、上記支払い以外に発生する費用を現在精査中であり、見通しが明らかになった段階で公表していくとしている。