三菱ふそう、ウガンダでのインフラプロジェクト向けに建設車両を大口納入


ウガンダ政府によるインフラプロジェクト向けに、日本のビジネス・パートナーに502台の車両を納入

三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:マーク・リストセーヤ、以下 MFTBC)は、ウガンダの土木事業・運輸省のインフラプロジェクト向けに、日本のビジネス・パートナーにFUSO車両を502台納入する。

ウガンダはGDP成長率5%と、アフリカで最も急成長を遂げている国のひとつで、農業国である同国では様々なインフラ計画が立ち上げられ、相次ぎ打ち出されている。

特に道路網の環境整備については、すでに約13万キロまで全国に於いて拡張が進んでおり、ウガンダ政府は今回、農作物の効率的な輸送を目的として、さらに全国112地区の道路網を整備・伸張する計画を消化中だ。

そんな同国では、GDPに占める農産物産業の割合が約30%となっており、道路整備が発展の要でもある。

こうした環境下で三菱ふそうは、同プロジェクト向けに地域のインフラ建設のニーズを満たす車両を提供することになった。

同車両を含む輸出売買契約は2015年、住友商事株式会社とウガンダ土木事業・運輸省との間で締結した

提供の経緯は、FUSO車両を含む輸出売買契約が、住友商事株式会社とウガンダの土木事業・運輸省との間で2015年9月に締結されたことに始まる。

具体的な車両提供の形は、FUSOが極東開発工業株式会社などの架装メーカーに車体を送り出し、こうした架装メーカーが小型トラック「キャンター」(移動作業車用)、中型トラック「ファイター」(ダンプ、アスファルト配給車、散水車およびクレーン付貨物車)、大型トラック「スーパーグレート」(ローダーおよびトレーラー)に架装を施すというもの。

納入した建設車両の点検・整備は、2013年以降、FUSO車両の販売およびサービスを行っているFUSOの認定卸売販売会社のSpear Motors Ltd.が担当する。

今回の車両納入にあたって、三菱ふそうは「急成長する新興国の発展に貢献するため、インフラプロジェクト向けに車両を大口納入するなどの活動を今後、拡大していきます」と述べている。