国土交通省、平成28年熊本地震に伴う自動車検査証の再々伸長を実施


国土交通省は、平成28年熊本地震に伴い、被災地域に使用の本拠を有する自動車の自動車検査証の有効期間を最長で2ヶ月伸長しているが、熊本県の一部地域※の自動車については、未だ継続検査の受検が困難であるため、自動車検査証の有効期間を再々伸長する。(最長で2ヶ月→最長で3ヶ月)

具体的には自動車検査証の有効期間の満了日が、4月15日から7月14日までのものは、7月15日まで自動車検査証の有効期
間を再々伸長する事とし、6月10日に公示した。

なお、有効期間を再々伸長した自動車の使用にあたっては、安全上支障が生じる恐れもあることから、日常点検整備を確実に実施するなどにより、適切に保守管理を行う必要がある。

また、当該公示により有効期間伸長の適用を受けた自動車の自動車損害賠償責任保険(共済)の契約期間については、伸長された期間内の継続検査を申請する時までに契約すれば良い事となる。

【対象地域】※熊本(くまもと)市、宇土(うと)市、宇城(うき)市、美里(みさと)町、御船(みふね)町、嘉島(かしま)町、益城(ましき)町、甲佐(こうさ)町、山都(やまと)町、菊池(きくち)市、合志(こうし)市、大津(おおづ)町、菊陽(きくよう)町、阿蘇(あそ)市、南阿蘇(みなみあそ)村、西原(にしはら)村、八代(やつしろ)市、氷川(ひかわ)町

 

参考:これまでに実施した自動車検査証の有効期間の伸長措置
(1)熊本県全域及び大分県の一部地域※に使用の本拠を有する車両のうち、自動車検査証の有効期間 が平成28年4月15日から平成28年5月14日までのものについて、平成28年5月15日まで伸長。
※ 大分県の一部地域は、別府市、日田市、竹田市、豊後大野市、由布市、九重町、玖珠町。

(2)熊本県の一部地域※に使用の本拠を有する車両のうち、自動車検査証の有効期間が平成28年4月15日から平成28年6月14日までのものについて、平成28年6月15日まで伸長。
※ 熊本県の一部地域は、熊本市、宇土市、宇城市、美里町、御船町、嘉島町、益城町、甲佐町、山都町、菊池市、合志市、大津町、菊陽町、玉名市、玉東町、山鹿市、阿蘇市、南小国町、小国町、南阿蘇村、西原村、八代市、氷川町。