メルセデス・ベンツ日本、新型「CLA」「CLA シューティングブレーク」を発表


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メルセデスブランドが描く未来のダイナミズムを体現するエクステリアデザインと、300万円台からの価格を提案

メルセデス・ベンツ日本株式会社(本社: 東京都港区、社長:上野金太郎)は8月24日、メルセデス・ベンツ「CLA」および「「CLA シューティングブレーク」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じ発売した。

この2台のうちCLAは、スポーティさとダイナミックさを融合したフォルムを最大の特長に据えた4ドアクーペ。もう1台の「CLAシューティングブレーク」は、そのフォルムに高い利便性を融合したモデルとなる。

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新型「CLA」および「CLA シューティングブレーク」のいずれも、エクステリアは最新のメルセデスデザインを採用し、スポーティなプロポーションと丸みのある官能的な面の造形を組み合わせることで、パワフルでダイナミックなCLAならではの個性をより強調した。

また、CLAシューティングブレークは、サッシュレスのサイドウインドウなどによりクーペ的な性格を与えられると同時に、ステーションワゴン並みの自在なスペースアレンジと実用性をも備えたクルマとなっている。

スタイリングではまずフロントマスクは、ダイヤモンドラジエターグリルを標準装備としたほか、走行状況や天候に応じて配光モードを自動で切り替える「LEDパフォーマンスヘッドライト」やさまざな情報を映し出す8インチに大型化されたワイドディスプレイを全モデルに標準装備した。

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クルマの走行環境を素早く確認するためのインストゥルメントクラスターは、文字盤や赤い指針に新しいデザインを採用することで、昼夜を問わずメーターが読み易くした。

対して車両の外観フォルムに於けるサイドビューは、流麗でスポーティなスタイリングを継承し、Cd値0.23*とクラストップレベルのエアロダイナミクスを実現している。

リアには、エグゾーストエンドと一体化した新設計のバンパーデザインを採用、さらにデザインを刷新したLEDコンビネーションランプが新型CLAの独特なリアスタイルを強調。また、ボディカラーには新色のカバンサイトブルーが加わった。*: 同社内参考値

なお新型「CLA」および「CLA シューティングブレーク」は、スイッチを操作するだけで4つのモードからドライバーが望むキャラクターに瞬時にセッティング可能な「ダイナミックセレクト」も標準装備した。

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これにより、「Comfort」、「Sport」、「ECO」と3つから選んだモードに応じて、アクセルレスポンス、トランスミッションのシフトポイント、ステアリング特性などの様々なパラメーターを変化させることができる。

これで市街地から高速道路、ワインディングロードなど、走行環境に応じ最適な走行モード切り替えが可能になるのだ。

さらに、“Individual“モードでは、ドライバーの好みで自由に設定してオリジナルのモードをさらにカスタマイズすることも可能だ。

より具体的には、メルセデスAMG CLA 45 4MATICおよびメルセデスAMG CLA 45 4MATIC シューティングブレークの場合、快適なクルージングからサーキットでのダイナミックなパフォーマンスまで、センターコンソールのコントローラーを操作するだけでドライバーが望むキャラクターにセッティング可能な「AMGダイナミックセレクト」を標準装備している。

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これはメルセデスAMG GT同様、「Comfort」「Sport」「Sport+」「Individual」「RACE」の5つのモードに応じ、トランスミッションのシフトプログラム、エグゾーストシステムを含むエンジン特性、サスペンションの減衰特性、ステアリング特性、3ステージESP®、ECOスタートストップ機能が連動して変化させるものだ。

また、パッケージオプションの「AMGアドバンスドパッケージ」は、走行状況に応じてロッキング機構を制御する。

これによりトラクションを高め、限界領域におけるコーナリングスピードをいっそう向上させるAMGフロントアクスル ディファレンシャルロックや、マフラー内のフラップによりエグゾーストノートを切り替えるAMGパフォーマンスエグゾーストシステムによりさらなるスポーティな走行を楽しむことが可能となった。

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これにコーナリング時に優れたラテラルサポートを実現するAMGパフォーマンスシートとグリップ部にアルカンターラをあしらったAMGパフォーマンスステアリング等も加わる。

安全面では、新型「CLA」および「CLA シューティングブレーク」にも、メルセデス・ベンツの基本価値である安全性を体現する最新鋭の安全運転支援システムを搭載している。

これは自動緊急ブレーキで追突を回避または被害軽減を効果的にサポートする「アクティブブレーキアシスト(緊急ブレーキ機能)*1」。

長時間走行時のドライバーの疲労や眠気を70以上のパラメーターで検知して注意を促す「アテンション・アシスト」を全車に標準装備。

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さらに、車間距離を適切に維持するとともに、先行車が停止した場合は減速して停止する渋滞追従機能を備えた「ディスタンスパイロット・ディストロニック」や、ドアミラーの死角範囲をレーダーによってモニターして危険性を警告する「ブラインドスポットアシスト」、ドライバーの疲労や不注意による走行車線の逸脱をステアリングを微振動させてドライバーへ警告する「レーンキーピングアシスト」などを含む先進の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」が設定*2された。

また、駐車時のストレスを軽減するため、パーキングアシストリアビューカメラを全モデルに標準装備。縦列駐車や並列駐車時にステアリング操作を自動的に行う「パーキングパイロット」も設定している。

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さらに、両手がふさがっている時に、リアバンパーの下側に足を近づけることで、センサーが感知し、手を使わずにトランクリッド/テールゲートを開閉することができるフットトランクオープナーを標準装備*3している。

*1 CPAプラス(緊急ブレーキ機能)は、約7km/h以上で作動します。静止した障害物に対しては約7-30km/hの範囲で作動。

*2 ディスタンスパイロット・ディストロニックは0-200km/hの範囲で作動します。ブラインドスポットアシストは約30-250km/hの範囲で作動。

*3 CLA 180およびCLA 180 シューティングブレークを除く新型「CLA」および「CLA シューティングブレーク」は、Apple社のApple® CarPlay™およびGoogle社のAndroid™ Auto™に全モデルが対応した。

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いずれの機能もスマートフォンをCOMANDシステムにケーブルで接続するだけで、スマートフォンのインターフェースをCOMANDディスプレイ上に表示・操作することが可能。

主に、予めスマートフォンで設定した目的地へのルート案内や、音楽再生、メッセージの送受信、ハンズフリー通話を使用でき、さらに、Apple社及びGoogle社認定の3rd PartyアプリケーションをCOMANDディスプレイ上で使用することなどができる。

この際、車載器のGPS情報が使えるため、マップアプリ使用時に高精度な測位が可能。また、Apple社のSiriによる音声認識機能、Google社の音声認識機能もそれぞれ使用できる。

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「CLA 180」「CLA 180 シューティングブレーク」の主な特長
1.6リッター直列4気筒BlueDIRECTターボエンジンを搭載し、最高出力90kW(122PS)と最大トルク200N・mを発生し軽快なドライブフィールを実現。

燃費はCLA 180が17.4km/L、CLA 180 シューティングブレークが16.2km/L。

前後バンパー付近の障害物を感知して接近状況をインジケーターやアラーム音で知らせ、狭い場所での運転操作をサポートするパークトロニック、LEDヘッドライトやアダプティブハイビームアシストにプライバシーガラス、シートヒーター、キーレスゴーなどを備えながら300万円台の価格を実現した。

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「CLA 180 スポーツ」「CLA 180シューティングブレーク スポーツ」の主な特長
1.6リッター直列4気筒BlueDIRECTターボエンジンを搭載し、最高出力90kW(122PS)と最大トルク200N・mを発生し軽快なドライブフィールを実現します。燃費はCLA 180 スポーツが17.4km/L、CLA 180シューティングブレーク スポーツが16.2km/L。

CLA 180およびCLA 180 シューティングブレークの装備に、内外装にAMGデザインを採用し、メモリー付フルパワーシート(運転席)、クライメートコントロール(左右独立調整)などを標準装備している。

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「CLA 250 SPORT(シュポルト) 4MATIC」「CLA 250 SPORT(シュポルト) 4MATIC シューティングブレーク」の主な特長
前後バンパーにレッドライン付AMGデザイン、designoレッドシートベルトなど随所にスポーティなデザインを採用。

2.0リッター直列4気筒BlueDIRECTターボエンジンエンジンを搭載し、最高出力160kW(218PS)と最大トルク350N・mを発生し、優れたレスポンスによる気持ち良い走りを楽しむことができる。

燃費はCLA 250 SPORT 4MATIC、CLA 250 SPORT 4MATIC シューティングブレークともに13.8km/L。

また、俊敏性と快適性を高いレベルで両立する電子制御式油圧アダプティブダンピングシステムを搭載。

「C(Comfort)」、「S(Sport)」の2つのモードで走行状況に応じ減衰特性を調整可能です。ボディの動きを加速度センサーで測定するほか、舵角や操舵速度、ヨーレートなどを計算し、各ダンパーのバルブを電子制御により連続的に開閉してオイル流量を変化させることで、減衰特性を調整する。

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「メルセデスAMG CLA 45 4MATIC」「メルセデスAMG CLA 45 4MATIC シューティングブレーク」の主な特長
量産4気筒ターボエンジンとして世界一パワフル*なAMG2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載し、最高出力280kW(381PS)と最大トルク475N・mを発生。

メルセデスAMG CLA 45 4MATIC、メルセデスAMG CLA 45 4MATIC シューティングブレークともに12.6km/L。*2016年8月現在自社調べ

メルセデスAMG社がモータースポーツで培った独自の技術を惜しみなく投入したスポーツカー「メルセデスAMG GT」にも採用されている電子制御ダンピングシステムを搭載した「AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンション」を標準装備。

「C(Comfort)」、「S(Sport)」の2つのモードで走行状況に応じ減衰特性を調整可能です。またオプション設定の「AMGアドバンスドパッケージ」には「AMGフロントアクスルディファレンシャルロック」を新たに追加し、トラクションを効率的に路面に伝え、スポーティで安定感のあるハンドリングを実現させる。

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メーカー希望小売価格は以下の通り。mercedes-benz-japan-the-new-cla-announced-the-cla-shooting-break20150825-2