メルセデス・ベンツ日本、新型Aクラスを発表


メルセデス・ベンツ日本株式会社(本社: 東京都港区、社長:上野金太郎)は、メルセデス・ベンツ「新型Aクラス」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて11月26日より発売した。

mercedes-benz-japan-announced-the-new-a-class20151127-12Aクラスは、ワイド&ローのプロポーションとアグレッシブでスタイリッシュなボディにメルセデス・ベンツの先進技術を注ぎ込んだスポーツコンパクトモデル。

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同社によると、Aクラス、Bクラス、CLA、CLAシューティングブレーク、GLAの5モデルで構成される新世代のメルセデス・ベンツを牽引する戦略車種を代表するモデルとして、デザイン、快適性、動力性能、安全性など、あらゆる面で正常進化を遂げたという。

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新型Aクラスのラインアップは、1.6リッター直列4気筒エンジンのBlueDIRECTターボ搭載の「A 180 Style」、「A 180」、「A 180 Sports」を筆頭に、2.0リッター直列4気筒BlueDIRECTターボエンジンを搭載する「A 250 SPORT(シュポルト) 4MATIC(フォーマティック)」、2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載するトップパフォーマンスモデル「Mercedes-AMG A 45 4MATIC」が用意されている。

新型Aクラスのエクステリアは、最新のメルセデスデザインを採用し、スポーティな印象を強調した。

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フロントマスクには、ダイヤモンドグリルと左右につながった大型のエアインテーク(A 180 Sports、A 250 SPORT 4MAITCに設定)、AMGデザインのバンパーを組み合わせて、より精悍さを演出した。

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さらに、走行状況や天候に応じて配光モードを自動で切り替える「LEDパフォーマンスヘッドライト」や、様々な情報を映し出す8インチに大型化されたワイドディスプレイを全モデルに標準装備した。

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サイドビューは、流麗でスポーティなスタイリングを継承し、Cd値0.26とクラストップレベルのエアロダイナミクスを実現。

リアには、エグゾーストエンドと一体化した新設計のバンパーデザインを採用し、デザインを刷新したLEDコンビネーションランプでスポーティな印象となっている。

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「A 250 SPORT 4MATIC」に搭載される2.0リッター直列4気筒BlueDIRECTターボエンジンは、最高出力を218PS/160kWに向上(+7PS/+5kW)させた。

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また、「Mercedes-AMG A 45 4MATIC」の2.0リッター直列4気筒直噴ターボエンジンは、先代の最高出力360PS/260kWからさらに381PS/280kWへと向上させている。

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なお、「Mercedes-AMG A 45 4MATIC」には、マフラー内のフラップによりエグゾーストノートを切り替える「AMGパフォーマンスエグゾーストシステム」を標準装備し、「Comfort」「Sports」の2つのモードではフラップが閉じて落ち着いたサウンドを、「Sports+」「Individual」の2つのモードではフラップが開いてエモーショナルなサウンドが愉しめる。

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動力性能の向上と共に、サスペンションも刷新した。「A 250 SPORT 4MATIC」には、俊敏性と快適性を高いレベルで両立する電子制御式油圧アダプティブダンピングシステムを搭載。これは「C(Comfort)」、「S(Sport)」の2つのモードで走行状況に応じ減衰特性を調整可能である。

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機構的には、ボディの動きを加速度センサーで測定するほか、舵角や操舵速度、ヨーレートなどを計算し、各ダンパーのバルブを電子制御により連続的に開閉してオイル流量を変化させることで、減衰特性を調整する仕組みである。

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「Mercedes-AMG A 45 4MATIC」には、「AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンション」を標準装備し、「C(Comfort)」、「S(Sport)」の2つのサスペンションモードを選ぶことで、走行状況に応じ減衰特性を調整可能。

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さらに、オプション設定の「AMGアドバンストパッケージ」に含まれる「AMGフロントアクスルディファレンシャルロック」を新たに装備し、トラクションをより効率的に路面に伝え、サーキット走行などの過酷な走行環境においても、スポーティで安定感のあるハンドリングを実現している。

加えてエンジン、トランスミッション、ステアリングなどの特性を統合制御する「ダイナミックセレクト」を「A 180 Style」、「A 180」、「A 180 Sports」、「A 250 SPORT 4MATIC」に搭載。

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「Comfort」、「Sports」、「ECO」とドライバーが各項目を個別に設定できる「Individual」の4モードを設定し、市街地から高速道路、ワインディングロードなど、走行環境に応じ最適な走行モード切り替えが可能(「Mercedes-AMG A 45 4MATIC」には、「AMGダイナミックセレクト」を標準装備、「Comfort」、「Sports」、「Sports +」、「Individual」、「RACE」の5つのモードが選択できる)。

なお新型Aクラスにも、メルセデス・ベンツの基本価値である「セーフティ&コンフォート」、「インテリジェントドライブ」を体現する最新鋭の装備は搭載されている。

自動緊急ブレーキで追突を回避または被害軽減を効果的にサポートする「CPAプラス(緊急ブレーキ機能)」や、長時間走行時のドライバーの疲労や眠気を70以上のパラメーターで検知して注意を促す「アテンションアシスト」を全車に標準装備した。

他にに、車間距離を適切に維持するとともに、先行車が停止した場合は減速して停止する渋滞追従機能を備えた「ディストロニック・プラス」やドアミラーの死角範囲をレーダーによってモニターして危険性を警告する「ブラインドスポットアシスト」などを含む先進の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を設定した。

メーカー希望小売価格は以下の通り。今回、走行性能や装備内容の充実をはじめ、あらゆる面で進化をさせつつ、価格は296万円からの設定としている。

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