メルセデス・ベンツ日本、新型「Eクラス クーペ」を発売


メルセデス・ベンツ日本株式会社(本社:東京都品川区、社長:上野金太郎)は、「Eクラスクーペ」を発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売を開始した。

メルセデス・ベンツ Eクラスクーペは、1968年に発表されて以来ほぼ50年の歴史の中で育まれてきた。

初代の250 C及び280 CE(114/115シリーズ)から、同モデルのセダンをベースに2ドアモデルとして、Aピラーより後ろをクーペ専用デザインとしている。

そのデザイン手法は、いつの時代も流麗なルーフライン、サッシュレスウィンドウとBピラーレスによる広い車窓を特長とし、クーペでありながらも乗員が快適に過ごせる室内空間とラゲッジスペースを確保し、利便性と安全性も兼ね備えている。

新型「Eクラスクーペ」も歴代の作法を踏襲し、セダンと同様の安全性と快適性を実現。

特に混雑時や高速道路での渋滞の際に自動運転によりドライバーにかかる負担を大きく軽減する機能をはじめとした安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」などメルセデス・ベンツの最新デザインを取り入れた上質なスタイリングを備える。

そんな新型Eクラスクーペの特長の1つは、エクステリアデザインにある。フロントセクションは、ダイヤモンドグリルとパワードームを備えたボンネットによりスポーティな性格を強調。

サイドビューは、フロントセクションから低く立ち上がるAピラーと、高い位置を走るベルトラインとサッシュレスドアにより、メルセデスクーペ伝統のプロポーションを形成している。

また今モデルでは、これまではクーペ独特のリアホイールアーチの後ろまで、長く伸びたドロッピングラインで表現していたリアのショルダー部を、なだらかな曲面のみで表現している。

また、ベルトラインも控えめにすることで、シンプルでありながら光と影が強いコントラストを生み出している。

リアは、メルセデスのクーペが持つすっきりと水平にトランクリッドにまで伸びる2分割構造のLEDリアコンビネーションランプとした。

なおすでにセダンとステーションワゴンに搭載されている、夜間にリモコンキーで開錠すると、車幅等が約3秒間青く点灯することで乗員を迎える「カミングホームファンクション」に、新型Eクラスクーペではリアにも同様の機能を加えた。

ドアを開錠すると、リアコンビネーションランプのLEDが車体中央側から外側に向けて順に点灯。施錠時には反対方向に点灯する。さらにいずれの場合も、上下方向の減光機能との組み合わせとなっている。

リアコンビネーションランプには、セダンとステーションワゴンにも採用されている満天の星空の輝きを想起する「クリスタルルック」を採用。状況によって発光量を調整することで眩惑も防ぐ。

インテリアは、2つの高精細12.3インチワイドディスプレイを設定。この2つのディスプレイを一枚のガラスカバーで融合し、空中に浮かぶように配したコックピットディスプレイは、ドライバーの視野に直接入るべき様々な情報を表示する。

なおコックピットディスプレイのデザインは、「クラシック」、「スポーツ」、「プログレッシブ」の3種類の中から設定することができる。

またタッチコントロール機能をステアリングに備え、スマートフォンなどと同様にタッチセンス機能を内蔵したボタンは、縦方向および横方向のスワイプに正確に反応する。

メニュー項目の選択はスワイプ、確定はそのままボタンを押し込む。これにより、ドライバーはインフォテイメントの各機能の操作やシフトレバーなどアクセルとブレーキ以外のほとんどの操作をステアリングから手を離すことなく簡単かつ機能的に操作することができるようになった。

居住空間は、先代モデルに比べボディサイズが大型化したことで、室内空間と快適性が向上した。

特に後席レッグルーム(+74mm)と後席ショルダールーム(+34mm)、そして後席ヘッドルーム(+15mm)です。クーペならではのセパレートタイプのシート4席は、運転席もその他の席も長距離ドライブの際の快適性に優れると共に、上級感を醸成している。

室内照明には、長寿命・節電型のLEDのみを使用。改良型アンビエントライトも同様で、選べるカラーが64色と、カスタマイズの可能性を大きく広げた。

ドライビング機能では、特に高速道路での渋滞の際に自動運転機能によりドライバーにかかる負担を大きく軽減するシステムとしている。

具体的には、先行車との車間距離のみならず周囲の交通状況(車両、車線、ガードレールなど平行な物体)を常に監視して、従来よりもステアリングアシストが作動する状況を大幅に拡大させている。

しかも、車線が不明瞭または表示されていない場合には先行車を追従。システム起動時に高速道路上で自動停止した場合、30秒以内(一般道は3秒以内)であれば自動再発進が可能となり、渋滞時のドライバーの疲労を大幅に低減する。

車両の仕様と税込価格(税抜)は以下の通り
モデル:E 200 クーペ
ステアリング:右
エンジン:2.0L、L4 直噴ターボ
メーカー予定小売価格:¥6,820,000(¥6,314,815)

モデル:E 200 クーペ スポーツ
ステアリング:右
エンジン:2.0L、L4 直噴ターボ
メーカー予定小売価格:¥7,500,000(¥6,944,445)

モデル:E 300 クーペ スポーツ
ステアリング:右
エンジン:2.0L、L4 直噴ターボ
メーカー予定小売価格:¥8,350,000(¥7,731,482)

モデルE 400 4MATIC クーペ スポーツ
ステアリング:右
エンジン:3.0L、V6 直噴ツインターボ
メーカー予定小売価格:¥10,370,000(¥9,601,852)

問合わせ先
:0120-190-610(メルセデスコール)

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