MEGA WEB(メガウェブ)、ヒストリーガレージを「レトロな昭和の街並み」に刷新


トヨタ車のテーマパーク「MEGA WEB(メガウェブ)」を運営する株式会社アムラックストヨタ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:田中均)は、12月22日(金)にヒストリーガレージ2階を全面刷新し、リニューアルオープンさせた。

ヒストリーガレージ2階部分の刷新は、1999年にMEGA WEB(メガウェブ)がオープンされて以来の大幅リニューアルとなる。

刷新された該当の新エリアは、高度成長期入り口にあたる時代をひな形に、誰もがクルマに憧れていた時代を想起させる体感型の展示となった。

その内部の様子は、活気あふれた1960年代の東京にタイムスリップした街並みを模したものとなっており、洋品店のショーウインドウには流行したファッションが表現されるなど、昭和の世界観たっぷりの風情となっている。

そこに当時国内外を走行していたヒストリックカーを組み合わせて展示。その様子は、当時を知るひとには懐かしく、知らない世代には、過去をモチーフにした不思議な日常性を再現したように映るだろう。

ちなみにこの60年代回帰は、昨今の日本国内だけではなく、米国などでも、若年層が下支えする格好でビートルズやクラシックロックが復権する等の輝きに充ちた過去の記憶の想起させる動きがある。

一方、当時の日本は、今ではあたりまえのカラーテレビが登場した頃。そのモニターではなくブラウン管にはジャイアント馬場やアントニオ猪木の活躍が映り、若者世代にはツイストが流行し、それまでは遠い世界であった海外を日本人が具体的に意識し始めた時代にあたる。

それに沿って今回のヒストリーガレージでもあるように、女性達のファッションアイコンは、非日常の映画女優に憧れていたそれまでとは一変、自宅の居間のテレビコーマーシャルで活躍するモデルへと興味の対象が移行し始めた時期。

日本史上で初めて日焼け色の肌が大流行した時代でもある。刷新されたヒストリーガレージでは、そうした新しい時代を作ろうとする活気に満ちあふれたエネルギーが体験できるだろう。

ヒストリーガレージ2階リニューアルオープンの概要は以下の通り
オープン日:12月22日(金) 11:00~
場所:MEGA WEBヒストリーガレージ2階

新展示内容:
プロジェクション「TIME TRIP TOKYO」
1960 年代の世界に浸れる巨大パノラマ映像で、当時を知る世代も知らない世代も心躍らせるタイムスリップを体感でき、下町や銀座、マイカー普及等、昭和の世界観を写真とイラストを合成したアニメーションで展開していく。
レトロショーウィンドウ「Four Rooms」
1960 年代を象徴するファッション「みゆき族」「ツィギー」「モッズ」「サイケ族」それぞれのモデルが衣装に合わせた部屋に登場、ポーズをとるとマネキンになる映像が流れる。活気ある1960年代の流行ファッションを、ショーウィンドウの中を動くマネキンで愉しめる設定としている。