マツダ、アイ・アクティブセンス標準化第一弾の「デミオ」を発売


「i-ACTIVSENSE」標準装備化の第一弾、全機種「安全運転サポート車(サポカーS・ベーシック)」に該当

マツダ株式会社(本社:広島県安芸郡府中町、社長:小飼雅道 以下、マツダ)は4月20日、小型乗用車『マツダ デミオ』の全機種にマツダの先進安全技術「i-ACTIVSENSE*1(アイ・アクティブセンス)」を標準装備して全国のマツダ販売店より発売する。

マツダは、日本国内で販売するほぼすべての新世代商品を対象に、「i-ACTIVSENSE」技術の標準装備化を2017年度中に行うことを既に公表していた。

この取り組みは、運転初心者から高齢者まで、さらに多くのドライバーに対して、同社にとっての「より安全・安心なクルマ」を提供するためのものであり、『デミオ』はその第一弾となる。

今回『デミオ』に標準装備した「i-ACTIVSENSE」技術は、低速走行時に前方のクルマとの衝突回避をサポートし、被害を軽減する自動ブレーキ「スマート・シティ・ブレーキ・サポート[前進時](SCBS F)」。

徐行・停車時に前方の障害物が検知された状態での急発進を抑制する「AT誤発進抑制制御[前進時]」。

認知支援技術である、車線変更時に斜め後方の車両を知らせる「ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)」、駐車場などでの後退時に横から近づく車両を検知し接触の危険を知らせる「リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)」の複数機能をパッケージ化したものを「i-ACTIVSENSE」と呼んでいる。

マツダでは、「これら4つの安全技術を標準装備することで、万が一の事故だけでなく、事故に繋がる危険な状態をも未然に防ぎたいと考えています。

『デミオ』は、人馬一体の走りと燃費の高次元での両立。同社独自の魂動デザインによるクラスを超えた存在感など、あらゆる領域でクラスという概念を超えた上質さを追求したコンパクトカーです。

今回、安全面においても、クラスを超えるという志のもと、先進技術を標準装備しました。「スマート・シティ・ブレーキ・サポート[前進時]」と、「AT誤発進抑制制御[前進時]」の2つの安全技術の標準装備化により、経済産業省や国土交通省などが普及啓発を推進している、高齢者を含む運転者を先進安全技術で支援し交通事故防止を図る「安全運転サポート車(サポカーS・ベーシック)」に、全機種が該当します。

マツダは、今後も人間を中心に考えた安全技術の研究・開発に取り組み、すべてのお客さまに「走る歓び」と「優れた環境・安全性能」を持つ商品をお届けすることで、お客さまの人生をより豊かにし、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになることを目指してまいります」と述べている。

車両の販売価格(消費税込)は、「13C」2WDの1,382,400円から、「XD Touring L Package」4WDの2,246,400円。