マツダ、SUV需要への対応強化のため防府工場で新型「CX-5」の生産を決定


マツダ株式会社(本社:広島県安芸郡府中町、社長:小飼雅道 以下、マツダ)は3月13日、本社工場で生産している新型クロスオーバーSUV「マツダ CX-5」を、本年11月から防府工場(山口県防府市)に於いても生産することを決定した。

現在、本社宇品第2工場(広島市南区)で生産されている新型クロスオーバーSUV「マツダ CX-5」

マツダは、中期経営計画「構造改革ステージ2」(2017年3月期〜2019年3月期)で掲げているグローバル販売台数165万台の達成に向けて、クロスオーバー系車種を需要に応じて柔軟に生産できる体制の構築に取り組んでおり、昨年12月には、本社工場に加え、防府工場においてもコンパクトクロスオーバーSUV「マツダCX-3」の生産を開始した。

対して2月に国内で販売を開始した新型「CX-5」は、発売から約1カ月で月間販売計画台数の約7倍にあたる16,639台を販売している。

これを受けてグローバル生産を担当する圓山 雅俊(まるやま まさとし)常務執行役員は、「『CX-3』に続き、『CX-5』も防府で生産することで、工場間・車種間のフレキシブルな生産体制のさらなる強化を図り、お客さまからのクロスオーバー系車種へのご要望に、より迅速にお応えできるよう、全力を尽くして参ります。

今後もマツダは、お客さまとの様々な接点を通じて、お客さまの人生をより豊かにし、お客さまとの間に特別な絆を持ったブランドになることを目指してまいります」と語り、この体制強化により、グローバルに高まるSUV需要への柔軟かつスピーディーな対応を強化していく構えだ。