マツダ、組織改革と人事異動を発表。マーケティング部門再編など多岐


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マツダ株式会社(本社:広島県安芸郡府中町、社長:小飼雅道、以下、マツダ)は、2016年4月1日付で、下記の通り組織改革と人事異動を行うと発表した。
1.組織改革
(1)中国事業領域
<目的>
中国事業において、これまで会社別に統括していた企画・経営と販売・マーケティングに関する業務を、機能別に統合・再編し、同市場における統一されたマツダブランドの確立とさらなるビジネス基盤の強化を図る。

<内容>
中国第1事業部および中国第2事業部を統合・再編し、中国マーケティング部および中国ビジネス推進部を新設する。
これにともなって、中国第1事業部および中国第2事業部を廃止する。

(2)MDI プロジェクト領域
<目的>
ITの進化、お客さまニーズの多様化にともない、中長期経営課題の解決に向けて、「マツダデジタルイノベーション」(MDI)の新たなステージに取り組む。

<内容>
MDI プロジェクト室を新設する。

(3)R&Dリエゾン領域
<目的>
マツダとフォードの資本関係の変化にともない、研究・開発に関わる両者間の調整業務を担う組織の効率化を図る。

<内容>
R&Dリエゾン室を廃止し、同室が担っていたマツダとフォード間の技術情報交換ならびに協業の推進を支援する機能を、R&D技術管理本部に移管する。

(4)デザイン領域
<目的>
ブランド様式に関わる表現、ビジュアル、コミュニケーションの企画・提案を行い、その品質を一括管理する機能を強化する。

<内容>
デザイン本部にブランドスタイル統括部を新設する。

(5)国内営業領域
<目的>
国内の販売現場におけるブランド価値向上の取組みを、全国の販売会社と協力して実現していくために、より効果的に連携できる体制を構築する。

<内容>
国内営業本部に、東日本営業部および西日本営業部を新設する。

 

2.役員人事異動
併せてマツダ株式会社は、6月に開催予定の第150回定時株主総会後の役員の人事異動(予定)も発表した。
新任取締役候補者
菖蒲田 清孝氏
(しょうぶだ きよたか) 昭和34年 4月11日生

新)
取締役・専務執行役員
品質・ブランド推進・生産・物流統括

旧)
専務執行役員
品質・ブランド推進・生産・物流統括

職歴
昭和57年3月:当社入社
平成18年4月:当社 防府工場副工場長
平成20年11月:当社 執行役員 オートアライアンス(タイランド)Co. Ltd.社長
平成22年4月:当社 執行役員 技術本部長
平成23年4月:当社 執行役員 生産担当、技術本部長、コスト革新担当補佐
平成25年6月:当社 常務執行役員 グローバル生産・グローバル物流担当、技術本部長
平成27年4月:当社 常務執行役員 グローバル生産・グローバル物流・グローバル商品品質・ブランド品質担当
平成28年4月:当社 専務執行役員 品質・ブランド推進・生産・物流統括
現在に至る

 

新取締役・専務執行役員
氏名:藤原 清志氏(ふじわら きよし)昭和35年 3月15日生

新)
取締役・専務執行役員
研究開発・MDI統括、コスト革新担当

旧)
専務執行役員
研究開発・MDI統括、コスト革新担当

職歴
昭和57年 3月:当社入社
平成15年 3月:マツダモーターヨーロッパGmbH副社長
平成17年 6月:当社 商品企画ビジネス戦略本部長
平成20年11月:当社 執行役員 パワートレイン開発本部長
平成24年 6月:当社 執行役員 商品企画・プログラム開発推進・デザイン・アセアン戦略推進担当、コスト革新担当補佐
平成25年 6月:当社 常務執行役員 ビジネス戦略・商品・デザイン・コスト革新担当
平成27年 4月:当社 常務執行役員 研究開発・コスト革新担当、R&Dリエゾン室長、株式会社マツダE&&T代表取締役社長
平成28年 4月:当社 専務執行役員 研究開発・MDI統括、コスト革新担当
現在に至る

 

3.人事異動
執行役員mazda-announced-the-organizational-reforms-and-personnel-changes-variety-such-as-marketing-department-restructuring20160329-1