JXエネルギー、Dr.Driveセルフ茨木インター店に水素ステーション開所


JXエネルギー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉森 務、以下、JXエネルギー)は2月29日、大阪府茨木市の「Dr.Driveセルフ茨木インター店」に水素ステーションを開所し、水素の販売を開始した。

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このステーションは、関西では初となるサービスステーション一体型として営業を行う。

同社は、次世代自動車振興センター「燃料電池自動車用水素供給設備設置補助事業」の採択を受けて、四大都市圏に約40ヵ所の商用水素ステーションの開所に向けた準備を進めている。

これまで東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、愛知県、大阪府、福岡県に19ヵ所の水素ステーションを順次開所し、水素販売を開始しており、本ステーションの開所で、合計20ヵ所になった。

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Dr.Driveセルフ茨木インター店・水素ステーション概要
開所日:2016年2月29日
所在地 :大阪府茨木市上郡一丁目6番11号
運営者 :株式会社ENEOSフロンティア
敷地面積:(※1) 693m2
供給方式 :オンサイト方式(ステーションで水素を製造する方式)
水素供給設備: 水素製造装置、圧縮機、蓄圧器(カーボンファイバー複合容器)、冷凍機、充填機など
供給能力:(※2) 300Nm3/h
充填圧力:(※3) 70MPa(メガパスカル)
充填時間:(※4) 約3分間

※1水素ステーション部分の面積。

※2燃料電池自動車1台に充填できる水素量が最大50Nm3の場合、1時間当たり5~6台に充填可能な能力。

※3現在販売されている燃料電池自動車に搭載のタンク使用圧力に対応したもの。

※4国際標準規格に基づく70MPa(満タン)までの充填時間。