アイシン・エィ・ダブリュ、トヨタとプリウス用新型ハイブリッドトランスミッションを共同開発


アイシン・エィ・ダブリュ株式会社(本社:愛知県安城市、代表取締役社長:川本睦)は、トヨタ自動車と新FF2モータハイブリッドトランスミッションを共同開発し、新型プリウスに搭載した。

joint-development-aisin-aw-a-new-hybrid-transmission-for-toyota-and-prius20151212-1

同社がトヨタ自動車株式会社と共同開発した2モータハイブリッドトランスミッションは、コンパクト化・低燃費化を目指し、レイアウトを抜本的に変更。これにより、従来型に対して全長を47㎜短縮、かつ約20%損失低減を実現している※。

また、当社はFF車向けだけでなく、FR車向けのハイブリッドトランスミッションも開発しており、トヨタ自動車向けのハイブリッド車を中心に、さまざまな車両に採用されている。

同社では「今後も環境に優しいクルマづくりに向けて、技術開発を進めてまいります」と述べている。

※モータの搭載位置を2つの軸に分ける複軸配置に変更。また、モータのトルクを増幅させるリダクションギヤを、遊星歯車から平行軸ギヤ式に変更した。