ジヤトコ、「花咲く*ジヤトコ前駅プロジェクト」最終回を実施


自動車用変速機(AT・CVT)の専門メーカー、ジヤトコ株式会社(社長:中塚 晃章、本社:静岡県富士市)は3月4日、3年間を掛けて岳南電車「ジヤトコ前」駅を花の名所に育てる「花咲く*ジヤトコ前駅」プロジェクトの最終回・Part3を実施した。

花咲く*ジヤトコ前駅
花咲く*ジヤトコ前駅

このプロジェクトは、環境・教育・福祉の3分野を重点実施している同社の社会貢献活動の一環として、「ジヤトコ名を冠する地元の駅を、花の名所にしたい」という社員の声をきっかけに3年前にスタートしたもの。

以降、3年間を掛けて丁寧に「ジヤトコ前」駅 (約140m2)に芝桜の植え付けを行うと共に駅周辺の清掃や草刈りなども実施し、地元に愛される「ジヤトコ前」駅を目指してきた。

具体的には環境整備を踏まえて、およそ2年前の最初の植え付けから開始。おおむね15~39歳のニートやひきこもりなど、社会生活を営む上で困難を抱えている若者や家族の相談・支援を行っている富士市若者相談窓口「ココ☆カラ」のメンバーと毎日の水やりや、草取りを行い、この芝桜を大事に育てている。

そのプロジェクトも今年で最終年を迎えた今春、地域住民や協力団体を含め、同社の従業員ボランティアなど総勢約80名が参加。残り3分の1のエリアの花壇を制作し、芝桜1,000ポットを植え付け完成させた。

また同時に駅周辺の草刈りや清掃も実施し、最後に記念プレートを駅前に設置して本プロジェクトを締め括った。

同社ではこの活動について「『ジヤトコ前』駅は、全国でも数少ない企業名を冠する駅のひとつで、1949年に『日産前』駅としてスタートして以来、現在まで67年間の長い歴史を持っています。その駅名が2005年から『ジヤトコ前』駅に改称され、今日に至ります。

ジヤトコは、今後も『良き企業市民』として地域に貢献し、愛される企業となるべく、グローバルの各拠点で社会貢献活動に取り組んでまいります」と話している。

<最終プロジェクトの実施概要>
1.日 時:2018年3月4日(日)8:30~12:00 ※小雨決行
2.場 所:静岡県富士市 岳南電車「ジヤトコ前」駅
3.参加者:岳南電車株式会社、富士市若者相談窓口「ココ☆カラ」、富士市の協力者各位の他、ジヤトコ社員ボランティアスタッフ(約60名)

4.内 容
8:30 – 9:00:代表者挨拶
岳南電車株式会社 代表取締役社長 雨宮正雄宇治
ジヤトコ株式会社 常務 平山智明
同 CVT工場 副工場長 佐藤 潔
作業説明(ジヤトコ株式会社 第一地区 西門横建屋 ウェルカムセンターにて)

9:00 – 12:00:
(4-1)駅周辺の草刈り・清掃
(4-2)花壇制作と、芝桜1,000ポットの植え付け
(4-3)記念プレートの除幕式

5.協 力
・岳南電車株式会社
・株式会社大松園
・株式会社中村組
・富士市若者相談窓口「ココ☆カラ」
・まちづくりプロジェクトSee-through
・株式会社高木不動産センター
・旭建設株式会社
・吉原地区まちづくり協議会