いすゞ、東アフリカ事業拡充のためGMイーストアフリカに出資。社名を「いすゞイーストアフリカ」へ


General Motors East Africa(GMEA)の株式取得により、いすゞは国際市場で、商用車生産・販売・事業の拡充に進む

いすゞ自動車株式会社(本社:東京都品川区、社長:片山正則、以下いすゞ)と、米国のゼネラルモーターズ・カンパニー(本社:デトロイト、CEO:メアリー・バーラ、以下、GM)は、経済成長の続く東アフリカ市場において、いすゞが商用車の生産販売事業の拡充を図る目的で、GMイーストアフリカ(General Motors East Africa、以下「GMEA」)に対して出資することに合意した。

GMEAは、1975年の設立以来、40年にわたり、ケニア共和国ナイロビにて、いすゞブランドの小・中型のトラック・バスの生産販売、いすゞピックアップトラック・シボレー乗用車の輸入販売を行ってきた。

特に2012年以降は、5年連続でマーケットリーダーとしてケニアの商用車市場を牽引している。

いすゞは、同社株式のうちGMが保有するGMEAの全株式57.7%を取得し、同社を連結子会社化する。

また、これに伴い2017年4月より、GMEAは、「ISUZU EAST AFRICA(仮)」に社名を変更される予定。

いすゞは、今回の出資により、社員の研修・育成やいすゞの技術支援を通して更なる品質改善、車両の拡販を目指す。また、東アフリカでのアフターセールス体制の基盤強化を図っていくとしている。

<新会社の概要>
会社名:いすゞイーストアフリカ(仮)
ISUZU EAST AFRICA LIMITED
所在地:ケニア共和国 ナイロビ
代表者:リタ・カバシェ (社長)
主な事業株主:いすゞ:57.7%、ICDC:20%、
Centum Investments:17.8%、伊藤忠商事:4.5%
事業内容:いすゞトラック・バスのCKD生産販売、いすゞピックアップトラックの輸入販売、部品供給、サービス提供
資本金:KES 31 mil (約3千万円)