ホンダベトナムカンパニー、設立20周年記念式典を開催


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本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)傘下のベトナム現地法人、ホンダベトナムカンパニー・リミテッド(以下、ホンダベトナム)は、ビンフック省ハノイでの企業設立から今年で20周年を迎えたことを記念し、当地の3月10日に記念式典を開催した。

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式典には、ビンフック省からホアン・ティ・トゥイ・ラン共産党書記、ハナム省からマイ・ティエン・ズン共産党書記が出席。

ホンダからは代表取締役 副社長執行役員の岩村 哲夫氏、アジア・大洋州本部長の安部 典明氏、ホンダベトナム社長の加藤 稔氏らが出席した。

記念式典でホンダベトナムは、ベトナム警察に対して243台の二輪車を寄贈。また、ホンダベトナムにはこれまでの交通安全啓発活動に対して、ベトナム国家交通安全委員会から感謝状が渡されたほか、ベトナム政府ならびに省政府が選出する優れた功績を遂げた企業として、記念国旗が授与された。

ホンダベトナムは、1996年にベトナムにおける二輪車の製造・販売会社として設立され、1997年に二輪車生産を開始。2006年には業務を拡大して四輪車生産を開始している。

設立以来の累計投資額は、5.3億USドルに上る中、現在、約1万人のアソシエイトを雇用している。また、この20年間で約2,000万台の二輪車、ならびに4万台以上の四輪車をベトナムのカーユーザーに届けてきた。

ホンダベトナムは、企業市民の一員として、これまで教育、環境保全、慈善事業、そして交通安全など、さまざまな分野でベトナム社会に貢献してきており、中でも特に重要な活動として、安全運転啓発活動への取り組みがある。

1999年に、ホンダベトナムはホンダブランドに乗る顧客をはじめ、政府関係者、市民に対する安全運転啓発のための交通安全センターを設立した。

同センターでは、ホンダユーザーに安全運転の啓蒙ができるよう、二輪車正規販売店・四輪車正規販売店を問わず広く従業員に対して安全教育を行っており、現在までに1,500人を超えるインストラクターを育成してきた。

これらのインストラクターを通じて、ベトナム全土で行われる交通安全啓発活動が実施され。既に約600万人の方々が安全運転トレーニングを受講。ベトナム国内における安全運転への意識向上に貢献している。

20周年式典を迎え、ホンダ代表取締役 副社長執行役員の岩村哲夫氏は、「常にお客様に喜んでいただけるものを提供するという信念で事業を展開する中、ホンダベトナムはグローバルHondaの二輪車販売の10%を担うまでに成長しました。

今後もお客様の期待を超える商品やサービスを提供し続け、ベトナムのお客様に存在を期待される企業であり続けることを願っています」と述べた。

またホンダベトナム社長の加藤稔氏は、「20年にわたり、ホンダベトナムへ信頼をお寄せいただいたすべてのお客様に心より感謝いたします。

高品質で、より満足いただける商品とサービスをお届けするとともに、ベトナムに根差した企業として社会に貢献していくことで、次の10年も、引き続きお客様へ喜びを提供していきます」と語っている。

ホンダベトナムカンパニー・リミテッド(Honda Vietnam Co., Ltd.) 
設立: 1996年3月
所在地: ベトナム社会主義共和国ビンフック省ハノイ
代表: 加藤 稔
資本金: 6,290万USドル
投資額: 5.3億USドル
出資比率: Hondaグループ合計 70%
事業内容: 二輪車・四輪車の生産・販売およびサービス
生産能力: 二輪車250万台、四輪車1万台
従業員数: 約1万名
取扱車種:
– 二輪車: Super Dream、Wave Alpha、Blade、Wave RSX、Future、VISION、LEAD、Air Blade、SH mode、PCX、SH、MSX
– 四輪車: City、Civic、CR-V、Accord