本田技研工業株式会社（本社：東京都港区、社長：八郷隆弘、以下、ホンダ）は1月29日、2015年度第3四半期連結決算を公表した。
2015年度第3四半期連結会計期間(2015年10月1日から2015年12月31日までの3ヵ月間)の営業利益は、売上変動及び構成差による利益の増加や、コストダウン効果はあったものの、品質関連費用を含む販管費の増加や為替影響などにより前年同期にくらべ22.3%減の1,630億円となった。
この第3四半期連結累計期間(2015年4月1日から2015年12月31日までの9ヵ月間)の営業利益は、売上変動及び構成差による利益増やコストダウン効果などの増益要因はあったものの、品質関連費用を含む販管費の増加などの減益要因により、前年同期にくらべ3.0%減の5,672億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益については前年同期にくらべ2.4%増の4,379億円となった。
連結会計年度(2015年4月1日から2016年3月31日までの12ヵ月間)の連結業績の見通しは、円安による為替影響などはあるものの、最新の連結売上台数の見通しを反映し、売上収益は前回見通しより500億円減少の14兆5,500億円に修正した。
営業利益は、連結売上台数の減少や、品質関連費用の増加、新興国通貨の直近の動向を反映した為替影響などはあるものの、コストダウン効果などを反映し、前回と同額の6,850億円の見通しとなる。
税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益の見通しは、前回公表値と同額としている。また、当第3四半期末配当金は、1株当たり22円とし、年間配当金の予想につきましては、1株当たり88円とした。
なお今2014年度実績、2015年度実績及び見通しは、国際会計基準(IFRS)に基づき作成した。
第3四半期連結会計期間・累計期間実績
2015年度(2016年3月期)通期連結業績見通し
さらなる詳細は、Honda投資家情報サイトを参照されたい。
http://www.honda.co.jp/investors/library/financialresult/