ホンダ、NC750Xと400Xを刷新し東京モーターショー2015で世界初公開


本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)は、外観を一新して各部を熟成した「NC750X」と「400X」を、東京ビッグサイトにて開催される第44回東京モーターショー2015(プレスデー:10月28日、29日、一般公開:10月30日〜11月8日)に、ワールドプレミアとして出品する。

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NC750Xと400Xは、オンロードとオフロードの異なる価値を高次元で融合した「クロスオーバーコンセプト」の開発思想に基づいたスポーツモデルとして、特定地域に特定されず、幅広い層のユーザーに支持されてきた。

今回、両車種ともに外観の一新に伴ってヘッドライトとテールランプにLEDを新たに採用。さらに、ウインドプロテクション効果に優れたウインドスクリーンを採用することで、よりスタイリッシュで快適な走行を可能とした。

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<NC750Xの主な特長>
・LEDのヘッドライト※とテールランプを採用し、一段とアドベンチャーイメージを高めたシャープなスタイリングを実現。
・ウインドスクリーンは、従来モデルに比べ上方に70mm高くすることで、高速走行時の疲労を軽減。
・新形状の異型断面マフラーは、小型・軽量化を図り運動性能の向上に寄与するとともに、鼓動感にあふれたエキゾーストサウンドを実現。
・ラゲッジの容量を21Lから22Lに拡大し、収納性を向上
・「デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)」は、Sモードで3段階のレベルを選択できるプログラムとすることで、好みに合ったギア選択が可能。
・フロントサスペンションには、圧側と伸び側両方の減衰力を比例特性化した「デュアルベンディングバルブ」※を採用し、乗り心地を向上。
・リアクッションには、新たに「プリロードアジャスター」※を装備。

この外観を一新したNC750Xは、日本、欧州、アメリカでの発売を計画している。なお、アメリカで販売するモデル名は、NC700Xとなる。※日本、欧州仕様に採用。アメリカおよび一部地域の仕様には採用していない。

NC750X(サイドビュー)

NC750X(ラゲッジボックス)

<400Xの主な特長>
・「FEEL THE ADVENTURE FORM」を開発コンセプトに、LEDのヘッドライトとテールランプを採用し、精悍なイメージをさらに高めたスタイリング。
・新設計のフューエルタンクには、利便性の良いヒンジタイプのフューエルキャップを採用。
・ウインドスクリーンを、従来モデルに比べ約100mm上方に延長。高いウインドプロテクション効果を実現。
・フロントサスペンションに、プリロードアジャスターを採用
・さまざまなライダーの手にフィットするように設計された、ブレーキレバー調整機構を装備。
・ギアチェンジシフト機構を改良し、操作フィーリングを向上
この外観を一新した400Xは、日本での発売を計画している。日本以外の欧州、北米、アジアの販売地域では、「CB500X」として発売を予定している。