ホンダ、デリーオートエキスポで新型「アメイズ」を世界初公開


本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘)傘下でインドの四輪車生産販売会社であるホンダカーズインディア・リミテッド(本社:ウッタルプラディッシュ州グレーターノイダ 社長:上野 洋一郎、以下、HCIL)は2月7日、当地の自動車ショーで新型車を世界初披露した。

具体的には、第14回デリーオートエキスポ 2018(開催地:ニューデリー近郊・ウッタルプラディッシュ州グレーターノイダ、プレスデー:2月7日、一般公開日:2月9日〜14日)にて、コンパクトセダンの新型「AMAZE(アメイズ)」を公開。この新型アメイズは2018年度中にインドで発売を予定している。

今回2代目としてアメイズのブランドを踏襲した同車は、インド市場で1クラス上のプレミアムセダンとして戦略投入されるコンパクトセダンとして開発されたと云う。

新開発のプラットフォームを採用し、全長4m以下とコンパクトな車体サイズでありながら、空力にも配慮した洗練されたセダンスタイルに、ゆとりある広々とした室内空間と十分なトランクスペースを兼ね備えた。また優れた走行性能と快適な乗り心地を実現すると共に、最新の安全技術を採用している。

なお2月7日に行われたプレスカンファレンスでは、本田技研工業代表取締役社長の八郷隆弘氏と、HCIL社長の上野洋一郎氏が登壇しスピーチを行った。

八郷隆弘氏は、「インド市場は、Hondaの世界販売において重要なマーケットのひとつであり、Hondaは今後3年以内に、新たに6機種をインド市場へ投入する予定です。

本日発表する新型アメイズと、グローバルモデルである新型『CR-V』、そして新型『CIVIC(シビック)』はその内の3機種であり、インド市場へのさらなるコミットメントの証です」と語った。

一方、上野洋一郎氏は、「HCILの2017年度の販売は、前期比17%増と素晴らしい成長を遂げています。今後の新商品投入により、2018年度はさらなる成長を目指します。

新型アメイズは、インドの量販車セグメントにおけるHondaブランドの価値を高めることに寄与します。

また、インド市場においては、歴代モデルの中で初となる、ディーゼルエンジンをラインアップに加えた新型CR-V、そして新型シビックにより、プレミアムブランドとしての確固たるプレゼンスをさらに強化していきます」と締め括っていた。