ホンダ、ロードレース専用車「CBR1000RR SP2 レースベース車」を発売


本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)は、スーパースポーツモデル「CBR1000RR SP2」をベースとした、ロードレース専用車「CBR1000RR SP2 レースベース車」を4月20日(木)に発売した。

CBR1000RR SP2 レースベース車は、CBR1000RR SP2をベースに、ラジエーター、オイルクーラーなどをレース専用品に変更、レース参戦へのモディファイを前提としたパーツ構成とすると共に、レースに不要な灯火器などを取り外すなど、よりローコストでレースに参戦しやすいものとしている。

ベース車のCBR1000RR SP2は、フルモデルチェンジを果たした「CBR1000RR SP」をベースに、サーキット走行やレースでの使用を想定し、吸・排気バルブ、燃焼室を新設計したシリンダーヘッドやピストンを搭載するなど、さらなるスポーツ性能を向上させたモデルで、2016年10月にドイツのケルン市で開催された「インターモト(国際オートバイ・スクーター専門見本市2016・International Motorcycle, Scooter and Bicycle Fairの略)」に出品されたもの。※車体色はブラック1色の設定。

販売計画台数 (国内・年間) 40台(受注生産)

メーカー希望小売価格 (消費税8%込み)
1,782,000円(消費税抜き本体価格 1,650,000円)

ベース車CBR1000RR SP2との主な変更点
項目:変更内容
(1) 灯火器類:廃止(ヘッドライトはケースのみ装着)
(2) ラジエーター:レースベース専用(高密度化)
(3) オイルクーラー:レースベース専用
(4) ウォーターホース:レースベース専用
(5) 排気系:排気バルブ、キャタライザーを廃止
(6) カウル類:塗装およびストライプ、一部のカウル類を廃止
(7) フューエルタンク:スチール製フューエルタンクへ変更
(8) フロントブレーキキャリパー:TOKICO製へ変更
(9) 前・後サスペンション:SHOWA製へ変更
(10) 前・後ホイール:ENKEI製へ変更
(11) メーター:北米向け仕様を装着
(12) その他:ABSシステムを廃止