ホンダ、FC EXPO2017出展。燃料電池自動車等既知のイメージを超える水素社会の関与を訴求


本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)は、2017年3月1日(水)から3日(金)まで東京ビッグサイトにて開催される「FC EXPO 2017〜第13回[国際]水素・燃料電池展〜」に出展する。

出展概要は、燃料電池自動車(以下、FCV)「CLARITY FUEL CELL(クラリティ フューエル セル)」をはじめ、低炭素な高圧水素ガスの製造・供給を可能とした「スマート水素ステーション(以下、SHS)」など、エネルギーを「つくる・つかう・つながる」社会を実現する技術を展開していく。

その他、V2L(Vehicle to Load)対応可搬型外部給電器「Power Exporter 9000」、V2H(Vehicle to Home)対応DC普通充電器「Power Manager」といった、FCVなどの電動モビリティから外部給電を可能にする製品も展示。

このほか今出展では、これまで「つくる・つかう・つながる」技術を通じて地方自治体を中心に評価されてきた、地球温暖化対策やBCP対策への貢献に加え、エネルギーコストの低減や「動く電源」としての有効活用といった付加価値を、コンビニエンスストアなど商業施設での活用事例として紹介していくと云う。

また、「一般社団法人水素供給利用技術協会(HySUT)」のブースにおける、FCVと水素ステーションに対する理解を促進するための展示に、CLARITY FUEL CELLのカットボディと、Power Exporter 9000を出展します。さらにCLARITY FUEL CELLの静かで力強く滑らかなドライブフィールを体験できる試乗会も実施する。

同社ではイベント出展にあたり、「これからも自由な移動の喜びと、豊かで持続可能な社会の実現に向けて、『つくる・つかう・つながる』技術の組み合わせによって、エネルギーの地産地消と、低炭素社会を可能にする取り組みを拡大させていきます」と述べている。

【主な出展内容】
Hondaブース
– スマート水素ステーション(SHS)のモックアップモデル
– CLARITY FUEL CELL
– Power Exporter 9000
– Power Manager

HySUTブース
– CLARITY FUELL CELLカットボディ
– Power Exporter 9000
なお、3月1日(水) 9:30〜12:00に開催される、FC EXPO専門技術セミナー「燃料電池自動車(FCV)現状と普及展望〜国内メーカー〜」内で「Hondaの燃料電池自動車開発と水素社会に向けて」と題した講演も行っていく。
FC EXPO 2017公式サイト: http://www.fcexpo.jp/