ホンダ、2017年上海モーターショーで新型SUV「CR-V HYBRID」を世界初披露


本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)傘下の本田技研工業(中国)投資有限公司(本社:北京 総経理:水野泰秀)は、中国・上海で開催されている2017年上海モーターショー(第17回上海国際自動車工業展覧会、プレスデー:4月19日〜20日、一般公開日:4月21日〜28日)に於いて、新型SUV「CR-V HYBRID(ハイブリッド)」を世界初公開した。

CR-V ハイブリッドは、2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド) i-MMD※」を搭載し、力強い走行性能と優れた環境性能を両立した。

さらに、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」をはじめ、充実した装備を採用し、中国で2017年後半の発売を予定している。なお販売は、東風本田汽車有限公司(総経理:藤本敦 以下、東風ホンダ)にて行う予定と云う。

ホンダでは「このCR-V ハイブリッドをはじめ、今後も電動化に向けた商品の投入を加速させ、2018年には中国専用モデルとなる新型電気自動車の発売も予定しています」と述べている。※ Intelligent Multi‐Mode Drive(インテリジェント・マルチモード・ドライブ)の略

また併せて、ホンダブースでは、人工知能(AI)を搭載したEVコミューターのコンセプトカー「Honda NeuV(ニューヴィー)」を中国で初公開。

2017年後半に発売を予定している1.5Lターボエンジンを搭載した「CR-V」(販売元:東風ホンダ)に加えて、3月に発売した大型SUV「UR-V」(販売元:東風ホンダ)、1.5L ターボエンジン搭載の「アヴァンシア240ターボ」(販売元:広汽本田汽車有限公司 総経理:佐藤利彦)などを出展している。

会場で、本田技研工業株式会社 代表取締役社長 社長執行役員 八郷隆弘氏は、「Hondaは、2030年をめどに四輪車のグローバル販売台数の3分の2を電動車両に置き換えることを目指し、電動化技術の開発をさらにスピーディーに進めていきます。

ダイナミックに変化する中国市場では、グローバルと中国の開発力を最大限に活用し、電動化や知能化といった新技術を積極的に導入していきます」と語った。

さらに本田技研工業(中国)投資有限公司 総経理 水野泰秀氏は、「中国では排出ガスのクリーン化、燃費の向上、そして電動化の3つの領域すべてにおいて世界最高レベルの達成を求められています。

Hondaの独創的な技術でより早く、高いレベルでこれらを達成すべく、来年、中国専用の新型電気自動車の発売を決定しました。

今回公開したCR-V ハイブリッドをはじめ、今後も中国のニーズに対応し、電動化をスピーディーに進めていきます」とコメントした。