ホンダ、2017年上海モーターショーでAcura「TLX-L プロトタイプ」を世界初公開


本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)傘下の本田技研工業(中国)投資有限公司(本社:北京、総経理:水野泰秀)のAcuraブランドは4月19日、中国・上海開催の上海モーターショーでTLX-L プロトタイプ」を世界初公開した。

TLX-L プロトタイプは、中国・顧客のニーズに合わせて最適化・開発した中国専用モデルである。

TLXが備えている、高級セダンならではの上質な走行性能に加え、ロングホイールベース化することで、後席の空間を拡大し、快適性を向上させた。なおこのTLX-Lの市販車は、2017年内に中国での発売を予定している。

また、Acuraブースでは、来る2017年6月にマイナーモデルチェンジを予定している「MDX」や、中国専用モデルのコンパクトSUV「CDX」に艶消し塗装を施したスペシャルモデル、昨年発売となった「NSX」などを出展している。

本田技研工業株式会社 代表取締役社長 社長執行役員 八郷隆弘のコメント
「現地生産が本格稼働を始めた中国でのAcuraは、中国専用モデルをはじめとするラインアップの拡大を図っていきます。また、現地化においては2018年にRDXの中国生産開始を予定しています。

今後もAcuraのグローバルスローガン “Precision Crafted Performance”のもと、お客様に多くの新しい価値を提案していきます」

広汽本田汽車有限公司 総経理 佐藤利彦のコメント
「2016年はAcuraとして初の中国生産モデルとなるCDXの生産・販売を開始した記念すべき一年となりました。

今年はCDXに続く国産モデルとなるTLX-Lを投入します。一人でも多くのお客様にAcura独自の『Performance』を体験していただけるよう、生産・販売・サービスの全領域において中国でのAcura事業を強化していきます」