GMジャパン、新型「シボレー カマロ」を発表。2リッターターボと6.2リッターV8搭載


第6世代のカマロが日本上陸、小型・軽量化を進めて剛性を確保。さらなる俊敏さと、パワフルな絶対パフォーマンスの実現を目指す

ゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:若松 格、略称:GMジャパン)は、アメリカを代表するスポーツクーペ「シボレー カマロ」の最新モデルを発表。2017年11月11日(土)から全国のシボレー正規ディーラーネットワークで販売を開始する。

導入モデルは、新開発の2.0リッターターボエンジン搭載のクーペ「シボレー カマロLT RS」と「シボレー カマロ コンバーチブル」、および6.2リッターV8エンジンを搭載したトップグレードのクーペ「シボレー カマロSS」の3モデルがラインアップされている。

各グレードのメーカー希望小売価格(税込)は、「シボレー カマロLT RS」5,162,400円、「シボレー カマロ コンバーチブル」6,026,400円、「シボレー カマロSS」6,458,400円となっている。

「シボレー カマロ」は、1967年に初代モデルを発売以来、流麗なクーペスタイルとV8エンジン搭載で、アメリカンスポーツクーペの象徴的モデルとして根強い人気を保ってきた。

第6世代目にあたる新型「シボレー カマロ」は、“Evolution is never without purpose/理由無き進化は無い”をコンセプトとし、先代よりひとまわり小さいながらワイド&ローが強調された筋肉質なボディとした。

これにより「カマロ」のDNAを継承しながら、さらに洗練度を高めたインテリアを付与。

「カマロ」初搭載のマグネティックライドコントロール(SS)の他、軽量かつ高剛性ボディに一新されたシャシーによる軽快な走りに加え、コネクティビティ・インフォテイメントに投入。

そしてクーペSSは「カマロ」史上最も力強いエンジンを搭載するなどの進化を果たしている。

新型「シボレー カマロ」の特徴
「カマロ」史上、最も燃費に優れ(LT RS、コンバーチブル)最もパワフルな(SS)エンジン搭載

パフォーマンスの核となるパワーユニットは2タイプ。「LT RS」と「コンバーチブル」に採用する新開発の2.0リッター直列4気筒ターボエンジンは、高速走行時における燃費データが30mpg(12.8km/リッター)以上(北米ハイウェイモード/メーカー測定値)と、「カマロ」史上最高の燃費性能数値を実現した。

さらに「SS」には、最高出力339kW(461PS)・最大トルク617N・m(メーカー参考値)を発生する「カマロ」史上最もパワフルな6.2リッター直噴V型8気筒 OHV VVT 「LT1」エンジンを新搭載した。

これに新しく8速パドルシフト・オートマチック・トランスミッションが組み合わされ、DCTを凌駕する変速スピードながらDCTには無い走り出しと低速のスムーズな繋がりを実現した。

また新型「カマロ」には、パフォーマンス性能を向上させるマグネティックライドコントロール(SS)と、ドライバーモードセレクターが初搭載されている。

これにより、今までになかった高い安定性とよりエキサイティングな走行性能を満喫できるとしている。

特に今回搭載された第3世代のマグネティックライドコントロール(磁性流体減衰力制御システム)は、1,000分の1秒単位で路面状態を読み取り、磁性流体で満たされたダンパーにデータを送り、時速約96km/hで路面1インチ(25.4mm)毎に最適なダンピングフォースを計算する。

また、ツアー、スポーツ、スノー/アイス、トラック(サーキット走行)のドライバーモード・コントロールにより、関連するファクターをコントロールし、ドライビング状況に合わせて最適化を行う。

ボディは、新たに開発したアルミニウム&コンポジット素材をインストルメントパネルのフレーム等、各部に採用。

21%軽量化したサスペンションシステムがバネ下重量を軽減し、ホワイトボディで60.5kg、車両重量で90.7kg以上の軽量化を達成した。加えて車体は入念なCAD設計によりフレーム剛性を28%強化されている。

エクステリアは、先代よりも全長、全幅、全高、ホイールベースともにコンパクトとしながらも歴代「カマロ」に通じるアグレッシブなプロポーションを印象付けている。

気になるボディサイズは、全長4,780mm×全幅1,900mm×全高1,340mmと、先代よりも60mm短く、15mm狭く、40mm低くなった。

さらにホイールベースも45mm短縮され、ボディカラーは、インテリアカラーとの組み合わせによる3タイプを揃えた。

新型「シボレー カマロ」主要諸元 ※数値は全てメーカー参考値*車両重量は北米車参考値

ボディカラー・インテリアカラー 組み合わせ(3モデル共通)

コンバーチブルのトップ(幌)色はブラック。

「新型シボレー カマロ 」価格

<オプション>
ペイント・・・・・・ 60,000円 / 64,800 円(税抜/税込)(ブライトイエロー、ハイパーブルーメタリック)
電動サンルーフ・・・ 140,000円 / 151,200(税抜/税込) (クーペのみ)

シボレーHP: http://www.chevroletjapan.com