富士重工業、2016年3月期・第2四半期連結業績の概要


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富士重工業株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:吉永泰之、以下スバル)は11月5日、2016(平成28)年3月期・第2四半期決算を発表した。

発表に関わる経営成績並びに、財務状況に関する抜粋は以下の通り。

<2016年3月期 第2四半期累計期間業績:連結売上高>
スバル車の全世界販売台数は、前年同期比9.4%増の472千台となりました。

国内販売では、軽自動車では前年を上回ったものの、新車効果の薄れた登録車が前年を下回り、同7.0%減の67千台となりました。

一方、海外販売では北米を中心にレガシィ/アウトバックが引き続き好調に推移し、海外合計では同12.7%増の406千台となりました。

連結売上高は、為替変動や販売台数の増加等により、同22.2%増の1兆6,015億円となりました。

なお、全世界販売台数は第2四半期累計期間として過去最高*1、また、海外販売台数、北米販売台数、連結売上高については全ての半期を通じて過去最高*1となりました。

<2016年3月期 第2四半期累計期間業績:連結損益>
連結損益は、諸経費等ならびに試験研究費の増加を、為替変動や販売台数の増加、原価低減の進捗等によりカバーし、営業利益が前年同期比53.6%増となる2,851億円となりました。

経常利益は同62.0%増の2,850億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同70.9%増の1,932億円となりました。

なお、当期業績において、各利益段階のいずれも全ての半期を通じて過去最高*1となりました。

<2016年3月期 通期連結業績見通し>
通期連結業績見通しについては、連結売上高3兆2,100億円、営業利益5,500億円、経常利益5,470億円、親会社株主に帰属する当期純利益 3,720億円に上方修正します。原価低減の進捗や為替変動、販売台数の増加などを織り込み、前回見通しを上回る計画です。

なお、北米販売台数は7期連続で過去最高*2、全世界販売台数、海外販売台数、売上高、各利益段階のいずれも4期連続での過去最高*2となる見通しです。

通期連結業績見通しの前提となる為替レートは\120/US$、\133/EUROです。

また、第2四半期累計期間業績ならびに通期連結業績見通しを踏まえ、第2四半期末及び期末の1株当たりの配当を72円とします。この結果、1株当たりの年間配当金は、前期実績68円より76円増配の144円となる予定です。

※ 前回(2015年7月31日)公表の通期連結業績見通し
連結売上高3兆300億円、営業利益5,030億円、経常利益4,950億円、
親会社株主に帰属する当期純利益3,370億円、
想定為替レート \118/US$、\127/EURO

*1:中間連結決算の開示を始めた2001年3月期以降の過去最高
*2:通期連結決算の開示を始めた1986年3月期以降の過去