フォード・マスタング他、リコールの届出。排気管の不具合


フォード・ジャパン・リミテッド(本社:東京都港区虎ノ門4-3-13、代表取締役社長:森田 俊生)から、平成28年5月20日、国土交通大臣に対して、制動装置(後輪のブレーキキャリパ)に関して下記の通りリコールの届出があった。

リコール届出日:平成28年5月20日
リコール届出番号:外-2334
リコール開始日:平成28 年 5月21日
届出者の氏名又は名称:フォード・ジャパン・リミテッド
日本における代表者:代表取締役 森田 俊生
製作国:アメリカ合衆国
製作者名:フォード自動車株式会社
問い合わせ先:お客様相談室0120-125175
不具合の部位(部品名):排気管

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因
排気管の熱害対策が不適切なため、排気管が発する熱が燃料タンク、燃料蒸発ガス抑止装置の配管、駐車ブレーキの固定部品等に伝わり溶損するおそれがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、燃料タンクや燃料蒸発ガス抑止装置の配管から燃料等が漏れ出し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。また、駐車ブレーキケーブルの固定等ができなくなり、駐車ブレーキが作動しなくなるおそれがある。

改善措置の内容
全車両、燃料タンク、燃料蒸発ガス排出抑止装置、駐車用ブレーキを点検して、異常が認められるものは新品と交換した上で、熱害対策を行い、損傷していないものは、熱害対策を行う。
不具合件数:国内: 0 件
事故の有無:国内: 無し
発見の動機:本国の情報による。
自動車使用者及び自動車分解整備事業者に周知させるための措置
・ 使用者:ダイレクトメール等で通知する。
・ 自動車分解整備事業者:日整連発行の機関誌へ掲載する。
・ 改善実施済車には、運転席側ドア開口部のドアストライカー付近に外-2334 のステッカーを貼付する。

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