デンソー、自動車技術を活用した屋内測位を「ロケーション ビジネス ジャパン2017」で披露


株式会社デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:有馬 浩二)の新事業推進部は、6月7日(水曜日)から9日(金曜日)まで幕張メッセ(千葉市)で開催される「ロケーション ビジネス ジャパン2017」(主催:ロケーション ビジネス ジャパン実行委員会)に出展する。

同催事でデンソーは、GPSの届かない場所でも、高精度な位置測位を実現する屋内位置情報システムを展示する。

観光立国を目指す日本には、東京の複雑な地下施設や駅での乗換えに不慣れな外国人観光客が多数訪れる。

この際、スムーズかつシームレスに移動できる未来のナビゲーションシステムに、デンソーの屋内測位技術が大きく貢献できると考えていると云う。

実際、デンソーの屋内位置情報システムは、自動車分野で培った技術を応用した超音波ビーコンを使った独自技術で、従来技術では実現が難しかった測位精度誤差1m以内を実現している。

このシステムは、地下街や駅だけでなく、屋内駐車場で駐車位置までの案内、大型ショッピングモールでのナビゲーション、さらには美術館の展示品を見ているその人だけへのピンポイント説明など、様々なシーンでの展開例を紹介していく構えだ。

出展概要
会期:2017年6月7日(水曜日)~9日(金曜日) 10:00~18:00(7日は10:30分から、9日は17:00まで)
会場:幕張メッセ(国際展示場) HALL5 5Z08
出展内容:超音波ビーコンを利用した高精度な位置精度実現のデモンストレーション