ダイハツ、トヨタ完全子会社後・初の組織改正および役員人事を実施


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ダイハツ工業株式会社(本社:大阪府池田市、社長:三井正則、以下、ダイハツ)は3月16日、来る2016年4月1日付で組織改正を行う。また併せて同日付の定時株主総会で役員体制の変更を行うと発表した。

4月1日付の組織改正の概要は以下の通り

I.改正のねらい
本年8月予定のトヨタ自動車(株)(以下トヨタ)による完全子会社化に伴い、ダイハツの役割は大きく変化する。ダイハツブランドの確立と進化、ならびにトヨタグループのスモールカー分野における業務推進・事業実現に向けた体制を構築する。

全社を3ユニット体制とし、なかでもトップ直轄の企画機能の強化を通じたスピーディかつコンパクトなマネジメント体制、ならびに各階層におけるトヨタとの緊密な連携体制を実現する。

II.新組織の概要
1).コーポレートユニット
(1)コーポレート企画センター
中長期におけるダイハツグループ全体の主要戦略立案
(2)技術開発センター
戦略に合致した先行技術開発の推進
(3)管理センター
管理機能の効率化と短期の全社事業管理の推進

2).DNGAユニット
DNGAはトヨタのTNGAと対をなす、ダイハツ独自のクルマづくりである。
ダイハツはDNGAをもとにトヨタグループ内で独自価値の発揮を目指す。そのスピード推進に向け、開発・調達・生産・CS各本部を1ユニットへと再編する。
(1)開発本部
(2)調達本部
(3)生技製造本部
(4)CS本部

3).ブランドユニット
(1)Dブランドオフィス
国内外のダイハツブランド事業を商品・事業・販売まで一貫して推進
(2)プロジェクト推進オフィス
協業プロジェクトや新規国開拓などを推進

III.組織構成図daihatsu-the-first-of-reorganization-and-officers-personnel-after-toyota-wholly-owned-subsidiary-implementation20160317-1

1).定時株主総会日付 役員の変更
第175 回定時株主総会後の取締役候補について
取締役の選任については、第 175 回定時株主総会の承認を経て正式決定する。代表取締役の選定、役付取締役の選定については、第 175 回定時株主総会後の取締役会にて正式決定する。退任予定取締役・監査役については、第 175 回定時株主総会日付で退任する。daihatsu-the-first-of-reorganization-and-officers-personnel-after-toyota-wholly-owned-subsidiary-implementation20160317-2

第175回定時株主総会後の取締役、監査役の体制(候補者)daihatsu-the-first-of-reorganization-and-officers-personnel-after-toyota-wholly-owned-subsidiary-implementation20160317-3

IV.4月1日付 役員の変更daihatsu-the-first-of-reorganization-and-officers-personnel-after-toyota-wholly-owned-subsidiary-implementation20160317-9daihatsu-the-first-of-reorganization-and-officers-personnel-after-toyota-wholly-owned-subsidiary-implementation20160317-6daihatsu-the-first-of-reorganization-and-officers-personnel-after-toyota-wholly-owned-subsidiary-implementation20160317-7daihatsu-the-first-of-reorganization-and-officers-personnel-after-toyota-wholly-owned-subsidiary-implementation20160317-8

以上