「イベント」カテゴリーアーカイブ

伊ブレンボ、AIブレーキシステムの記者試乗会を実施

1975年以降、競技スポーツの世界最高峰ブランドに登り詰める

伊・ブレンボ( Brembo S.p.a./所在地:ロンバルディア州ベルガモ県クルノ )は7月31日から8月1日の2日間、栃木県栃木市のGKNプルービンググラウンドに於いて報道陣を募り、インテリジェントブレーキシステム「SENSIFY™(センシファイ)」の記者向け試乗会を実施した。( 坂上 賢治 )

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ケータハム、BEVクーペの「プロジェクトV」発表

英ケータハムは英国時間の7月12日、2025年後半から2026 年前半に投入予定の軽量EVクーペのコンセプトカー「プロジェクトV」を発表した。開発当初からピュア電動車として設計された同車は、チーフデザイナーのアンソニー・ジャナレリの手になるもの。その構想は伊・イタルデザインの協力により日の目を見た。( 坂上 賢治 )

そんなプロジェクトVは、リヤアクスルに搭載された200kW(272PS)のシングルモーターを動力源とするバッテリー電気パワートレインを採用。

これに革新的な熱マネジメントを備えた55kWhのUSOCリチウムイオンバッテリーパックを組み合わせる。チャージングは150kWのDC急速充電器を使えば15分間で20→80%まで復旧する。絶対性能は 0-62m/h(100km/h)加速が4.5秒未満、推定最高速度は143m/h(230km/h)、WLTP航続距離は249マイル(400km)となっている。

設計哲学はセブンと同様のミニマムデザインを標榜。それゆえ軽量・シンプルであることが信条だ。シャシーはカーボンファイバーとアルミニウムの複合構造とすることで2+1シートレイアウトのパッケージングで車両重量 1,190kgが最終目標だ。

ケータハム・カーズのCEOであり、新設のケータハムEVoのCOOでもあるボブ・レイシュリー氏は、「プロジェクトVは単なるコンセプトやデザインスタディではなく、開発段階を通じてエンジニア リングと生産の実現可能性を検討してきました。

どのような形やサイズであれ、ケータハムブランドのEVは、我々のDNAである、軽量でシンプル、比類のないドライビング体験を提供するという、私たちを他の誰とも違う存在にしているものに忠実でなければなりません。

加えてプロジェクトVは、会社を持続的に成長させ、同時に電動化を探求するという私たちの野心を満たすものでもあります。

そんなプロジェクトVの今後の成長は、次の段階に向けての開発方針と、我々並びに社会の技術成長次第のところもありますが、そもそもプロジェクトVは2025年後半から2026年前半には市場投入する計画であり、その際の価格帯は最低小売価格で8万ポンド未満からを目標にしています」と述べた。

対してプロジェクトVのチーフデザイナー、アンソニー・ジャナレリ氏は、「ケータハム・セブンのデザインはシンプルかつミニマリストであり、軽量で運転が楽しいという本来の機能のためにデザインされています。

一方プロジェクトVでは、この哲学をスポーツ・クーペのアーキテクチャーに適用し、魅惑的で時代を超越したシルエットを創り上げています。

それには軽さを維持し、ドライバーのエンゲージメントを最適化するために重量の観点からすべての機能が本当に必要かどうかの正当化を再定義されなければなりません。

現在のプロジェクトVは、ショーカーとして2+1のシートレイアウト(オプションで 2+2)を採用しており、乗降性など後席乗員の快適性を高めると共に、将来のオーナーの使い方の柔軟性を高めています。

またインテリアの中心には、スマートフォンのミラーリング機能を備えたシンプルでドライバーにフォーカスしたインフォテイン メント・システムがあり、デジタル・インストルメント・クラスターが主要な情報を表示します。

ドライバーは、様々な環境に合わせて加速と操作性をインテリジェントに調整するドライビング・モードを、ノーマル、スポーツ、 スプリントから選択可能です。

加えてフルアジャスタブル・ジオメトリーのダブルウィッシュボーン式フロント/リア・サスペンション、電動アシスト・パワ ーステアリング、Michelin Pilot Sport 4S タイヤ(フロント 19 インチ、リア 20 インチ)、高性能キャリパー 付きディスクブレーキを、このコンセプトカーは装備しています」と話す。

このコンセプトカー造りに関わったイタルデザインのビジネス・ディベロプメント・マネージャー、アンドレア・ポルタ氏は、「ケー タハムとアンソニー・ジャナレリのパートナーとなり、プロジェクトVを実現できたことを嬉しく思います。

私達は、クルマ造りに於ける様々な場面で、将来の生産バージョンを滞りなく市場に投入できるように、商業的に実行可能なコンセプトカー やプロトタイプ車を生産してきた私たちの経験をこのプロジェクトVに活用しました。

そんなプロジェクトVは決してセブンの代わりなどではなく、言わばセブンを補完する存在なのであり、ケータハムのコアバリューを維持することで既存の顧客層にアピールしつつも、同時に新しいファンをブランドに引きつけることができると核心しています。

より実用的なクーペのボディスタイルを採用し、EVのパッケージングの利点を生かすことで、このクルマは日曜日の朝のハレの日だけステアリングを握るのではなく、普段の買い物や通学にも使用できます」と車両が持ち合わせているプロフィールを説明した。

最後にVTホールディングスの高橋一穂社長兼CEO は、「本日、このグッドウッドの地に於いて、我々から2つの新型車両を発表することが出来ることを大変光栄に思います。

ケータハムの決して変えてはならない物、時代の要求に応えて変化すべき物、この一見相反する二つの要求を妥協することなく、融合させた結果が、この2つの新型車になります。

このプロジェクトに関わったすべての方々、ケータハム のこれまでの50年間を支えて下さった全ての方々に深く感謝申し上げます」と結んでいる。

ちなみにプロジェクトVのショーカーは、7月13日(木曜日)、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードのケータハ ムブースで一般公開される。この野心的なベンチャー事業をサポートするため、 ケータハムEVoはプロジェクトVに関連する全てのビジネス及び、投資案件に対応するために設立されたと紐解いた。

プロジェクト V の最新情報は以下リンクへ
https://caterhamcars.com/ja/projectv

プロジェクトVコンセプト仕様
車両:ケータハム・プロジェクトV
パワートレイン:BEV, RWD with single rear-mounted permanent synchronous nominal 400V e-motor
バッテリー:Li-ion, 55 kWh USOC with advanced thermal management
ディメンション:全長:4,255mm、全幅:1,893mm、全高:1,226mm
ホイールベース:2,581mm
最高出力:200kW / 268bhp / 272PS
0-62m/h(100km/h):4.5秒未満
最高速度:143m/h (230km/h)
目標重量:1190kg未満 DIN質量(2+1シートレイアウト)
目標航続距離(WLTP):249 miles (400km)
目標充電時間:15分間で 20-80%充電 (150kW DC 充電器)
コンストラクションタイプ:革新的なカーボンファイバーとアルミニウムの複合シャシーと複合ボディワーク
サスペンション:ダブルウィッシュボーン(フロント・リア)
タイヤ::235/35/R19(フロント)285/30/R20(リア)
目標最低小売価格:80,000ポンド未満より(英国市場)

トヨタ、2027年に全固体電池の実用化へ

トヨタ自動車は定期株主総会目前の6月13日、「クルマの未来を変えていこう」をテーマにした技術説明会&体験会「Toyota Technical Workshop2023(東富士研究所・6月8日)」で説明したモビリティカンパニーへの変革を支える複数の新技術を公表した。( 坂上 賢治 )

副社長の中嶋裕樹CTO

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ランチア、新生ブランドの概念を「プーラHPE」に込める

ランチア(Lancia)は4月15日、本国に於いて記者会見を開き、その壇上で新生ブランド「Lancia」の旗揚げとなるコンセプトモデル「Pu+Ra(プーラ)HPE」を発表した。( 坂上 賢治 ) 続きを読む ランチア、新生ブランドの概念を「プーラHPE」に込める

トヨタ、ウーブン・シティの初期工事開始に向けて安全祈願祭

トヨタ自動車とウーブンプラネットホールディングスは10月10日、静岡県裾野市の未来型実験都市「ウーブン・シティ」の11月からの第1期計画の建築本体工事開始に向けて、工期の安全を願う神事を行った。( 坂上 賢治 )

ウーブン・シティのオープンは2024年〜2025年が目処。この目標に向け、2021年2月から造成工事が進められてきた。

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ソニー・ホンダモビリティ設立発表のライブ中継が決まる

先の6月、〝高付加価値を持つEV販売〟と〝モビリティ向けサービスの提供〟を担う新会社の設立に係る合弁契約書を締結した「ソニー・ホンダモビリティ株式会社( Sony Honda Mobility Inc. )」は来たる10月13日、新会社設立発表会を介して経営の方向性について説明するべくYouTube上でライブ中継を行う。( 坂上 賢治 ) 続きを読む ソニー・ホンダモビリティ設立発表のライブ中継が決まる

ステランティス、マッスルカーらしさ満載のBEVを初公開

ステランティスの傘下ブランド「ダッジ( Dodge/1914年創設のダッジ・ブラザーズ由来 )」は米国東部時間の8月17日、ミシガン州ポンティアックで行われたファン向けイベント〝ダッジ・スピードウィーク〟の3日目に4座席( 後席を折りたたむ事でラゲッジルームを確保する )クーペスタイルの電動マッスルカー「ダッジ ・チャージャー・デイトナSRTコンセプト( Dodge Charger Daytona SRT Concept )」を初披露した。(坂上 賢治)

退屈過ぎる既存の電気自動車像を破壊する独創的個性

ダッジ は、今から56年前の1966年に〝初代チャージャー〟を誕生させて以降、永きに亘って米国内に於いて、随一のマッスルカーブランドとして孤高の地位を築いてきた。

そんな同ブランドで、初のBEV( 二次電池式電気自動車 )が〝ダッジ ・チャージャー・デイトナSRTコンセプト〟と命名されたのは偶然ではない。この新型車には、1970年のストックカーレース「NASCAR」で、時速200マイルを突破を記した同名モデルに匹敵する破壊的実力を詰め込んだとダッジでも謳っている。

この新たなダッジ製BEVは、既存の〝スマートだが退屈過ぎる〟電気自動車像を破壊して、誰もが見た事も、乗った事も無い、全く新しいBEVの姿を提案する。

そんな同車に搭載された電動パワーユニットは、新開発の4WD・800Vユニット( 最大 350kW の急速充電をサポート )であり、かつてのSRTヘルキャットエンジン( V型8気筒OHVスーパーチャージャー )を大きく凌駕する動力性能を持つという。

マッスルカー独特のレトロ感とモダンな走りを両立

ちなみに一般的なBEVは大抵、無音で走るものだが同車はそれらとは全く異なる。その様子はダッジらしい走り、ダッジらしい迫力で、退屈ではない未来のBEVを示唆させるものとなっている。

そんなダッジ ・チャージャー・デイトナSRTコンセプトのエキゾースト音はなんと126dBに到達。内燃エンジンのヘルキャットに勝るとも劣らない押し出し感を運転するドライバーのみならず、周囲へも伝える。

実はこのサウンド、ダッジで新開発された〝フラッツォニック・チャンバード・エキゾースト( Fratzonic Chambered Exhaust )〟によって生成される合成音だ。その構造は、車両車後部に搭載したアンプとチューニング・チャンバーを介して独自のサウンドを造り出す〝EV界初のシステム〟だとしている。

またワイドで盛り上がったリアフェンダー、ノッチバックのルーフラインなど、マッスルカーの遺産をシッカリ受け継ぐエクステリアは、イルミネーション付きのフロントグリのルレトロ感と相まって絶妙にダッジらしさを醸し出す。

未来のマッスルカーが〝どんなもの〟なのか

一方で、格納式ドアハンドルなどエアロダイナミズム理論に裏打ちされた現代車らしい空力特性も備える。同じく時代に相応しく搭載される灯火類はフルLEDであり、足元には21インチのセンターロックホイール( フロントタイヤ305mm、リアタイヤ325mm )に対抗6ピストン・ブレーキが奢られる。

対してインテリアデザインは、湾曲した16インチのインストルメントクラスターと、ほぼ10度の角度を持つ12.3インチのセンタースクリーンがドライバーを取り囲む様に配置され、ドライバー中心の没入感を提供する。また8.3インチのヘッドアップ ディスプレイ( HUD )にはドライバーが必要とする車両情報を刻々と表示する。

ステアリングホイールは上下がフラット形状の新デザイン。ステアリングホイールのプッシュ・トゥ・パス・ボタンを押すだけでディスプレイ上の演出が変化。更に2速式の変速システムも備えており、一時的に出力を高める〝パワーショット〟機能を駆使する事によって、ドライバーに未来のマッスルカーらしさとは〝どんなもの〟かを教えてくれる。

アキュラ、プレシジョンEVコンセプトを米モントレーで披露

本田技研工業傘下の米国現地法人アメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州トーランス、社長:貝原 典也、アキュラ<Acura>ブランド)は、米国カリフォルニア州ぺブルビーチ開かれるペブルビーチ・コンクール・デレガンス(開催8月21日)の会場で、プレミアム電動車のショーカー「プレシジョンEVコンセプト(Acura Precision EV Concept)」を公に世界初披露すると日本時間の8月19日に発表した。(坂上 賢治)

このモントレーカーウィーク(Monterey Car Week)は、毎年8月にカリフォルニア州モントレー郡のモントレー半島で行われる全米注目の自動車イベントのひとつ。全米からの来訪のみならず、世界から自動車愛好家とモータースポーツファンが集結する。

2022年の開催スケジュール進行では、キックオフが8月12日の金曜日。以降、プレレユニオンを経て、8月21日・日曜日のペブルビーチコンクールデレガンス、同レトロオート迄10日間に亘るカーウィークイベントが続く。

同イベントに於いてアキュラは、イタリア製のラグジュアリーパワーボートからインスピレーションを得て、電動車としてのパフォーマンス能力に重点を置いた車両を提案するのだと言う。

アキュラでエグゼクティブ・デザイン・ディレクターを務めるデイブ・マレック氏は同車について「アキュラプレシジョンEVコンセプトは、これまでのデザイン言語を更に進化させた造形であり、電動化時代の未来を指し示す不動の北極星のようなものです。

その表現方法は例えば、イタリア製パワーボートの造形にインスパイアされた〝流麗で特徴的なフォルム〟、EVらしく開口部がないノーズ部に〝LEDで光る新しいダイヤモンド・ペンタゴン・グリル〟、鋭角でシャープな形状のデイタイムランニングライトや〝パーティクル・グリッチ〟独特の抽象的なパターンを前後の造形やホイールにも配しています。

またカリフォルニアの強い日差しに合わせて最適化されたマット塗装の〝ダブル・エイペックス・ブルー〟という名称の鮮やかな特別塗装を纏っています」と語った。

ちなみにインテリアでは、フォーミュラ1レースカーのコックピットに着想を得た低めのドライビング ポジションと2グリップヨークスタイルのステアリングホイール、赤いアンビエント ライトとパイプライトなど、ドライバーの感覚を刺激する没入型体験コンセプトが盛り込まれた。

一方、スピリチュアルラウンジモードに切り替えると、ステアリングホイールが格納されて心地良い香りと安らかな「水中アニメーションプロジェクション」で温かく落ち着いたイメージに変わりドライバーはリラックスした室内空間が愉しめると言う。

なおプレシジョンEVコンセプトを初披露した日、2024年中に北米で発売を予定しているブランド初のEV量販モデルの名称が「Acura ZDX(ズィーディーエックス)」となる事も発表された。

このAcura ZDXは、今回披露したプレシジョンEVコンセプトのデザインを具現化する最初のモデルとなるだけでなく、GM(ゼネラルモーターズ)のアルティウムバッテリーを搭載したGMとの共同開発モデルとなり、TypeS(タイプエス)も設定されると言う。

メガウェブ、BEV戦略発表車群を12月20日まで展示中

トヨタの「MEGA WEB」22年の足跡を残して閉館

トヨタ自動車が東京・お台場に体験型テーマパーク「MEGA WEB」(メガウェブ)を開設して22年、その使命を終え、この12月末に幕を閉じる。併せて森ビルを中心に事業展開してきた複合施設パレットタウンの中核を担う施設だった商業施設(ヴィーナスフォート)や、ライブハウス(Zepp Tokyo)、大観覧車などの営業も順次終える。

施設の跡地には、トヨタグループ会社の東和不動産が手掛ける大型複合アリーナ(2025年6月竣工予定)が建設される。また御殿場には、来秋開業予定で富士モータースポーツミュージアム(富士スピードウェイホテル併設)が始動するなど、メガウェブが紡いできた夢は形を変え、これらの施設に引き継がれていく。(佃モビリティ総研・間宮 潔)

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F1GP、フェルスタッペンが運を引き寄せ2021年の王座獲得

2021年のFIAフォーミュラ・ワン世界選手権、第22戦アプダビGP(開催地:アラブ首長国連邦・ヤス島、開催期間:12月10~12日)の決勝レースが12月12日(日曜日)に1周5.281kmのヤス・マリーナ・サーキットを58周する形で行われた。(坂上 賢治)

決勝スタートでは、メルセデスのルイス・ハミルトンが先頭に躍り出て以降、終始優位なレース運びを繰り広げた。しかし最終周の58周目にレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがトップを奪い、ホンダエンジン車に1991年のアイルトン・セナ以来30年振りのワールドチャンピオン(ドライバーズチャンピオン)をもたらした。

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トヨタ、WEC2021の開幕初戦で総合優勝を獲得

ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで5月1日、2021FIA世界耐久選手権(WEC)開幕戦・スパ・フランコルシャン6時間の決勝レースが行われ、トヨタ自動車傘下のTOYOTA GAZOO Racingから出走した「GR010 HYBRID」8号車が初勝利を挙げた。7号車も3位で6時間を走り抜き、2台揃って表彰台のポディウムに登った。

今季WECでハイパーカークラスへの参戦を決めたトヨタ。しかし開幕当初のフリープラクティスでは、技術的なトラブルに見舞われるなどで芳しいラップタイムを刻む事が出来ずに終えた。

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トヨタ、世界耐久(WEC)開幕戦に新世代車両で臨む

「ハイパーカー」新世代に向け、最新鋭GR010 HYBRIDで開幕戦へ

トヨタ自動車傘下のガズーレーシング(TOYOTA GAZOO Racing)は、来る5月1日(土)にベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで行われるスパ6時間レースで、今季の新レギュレーションに沿った最新鋭マシンで挑戦する。(坂上 賢治)

ちなみにこのスパ6時間レースは、2021年シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)の開幕戦であると同時に、今年のル・マン24時間レースへと繫がる新耐久レースシリーズのこけら落としとなるもの。

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自工会の豊田会長、東京モーターショー2021の開催中止を発表

自工会(日本自動車工業会)は4月22日の11時15分より、オンライン記者会見を開催。登壇した豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は、来たる2021年の東京モーターショーの開催中止を宣言した。(坂上 賢治) 続きを読む 自工会の豊田会長、東京モーターショー2021の開催中止を発表

トヨタの勝田貴元、WRCフィンランドで総合6位を獲得

2021年FIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦アークティック・ラリー・フィンランドの最終日デイ3が2月28日、フィンランド北部ロヴァニエミの南側エリアで行なわれた。

69号車(カッレ・ロバンペラ、ヨンネ・ハルットゥネン)
69号車(カッレ・ロバンペラ、ヨンネ・ハルットゥネン)

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日産、e-POWERの発電専用エンジン開発で熱効率50%が視野に

日産自動車は2月26日、オンラインで報道陣を募り、次世代の「e-POWER」向け発電専用エンジンで、世界最高レベルの熱効率50%を実現するための技術的背景を説明した。現在、国内外の自動車メーカーを問わずガソリンエンジンの平均的な最高熱効率は30%台であり、いずれ開発が進んだとしても40%台前半が限界とされていた。そうしたなか同社が示した熱効率50%は、世界のエンジン開発の歴史上に於いても極めて革新的な値である。(坂上 賢治)

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プジョー、新ブランド・アイデンティティで攻めの姿勢を表明

プジョー は2021年2月25日、オンラインでブランド・アイデンティティの発表 に係るワールドプレミアと、国内外の記者を対象に質疑応答会見を開いた。その核となる新たなブランドモチーフは、楯を背景にしたライオンの頭部へ〝フラットデザイン〟的要素が加味されたものだ。(坂上 賢治)

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トヨタ、未来の実証都市「Woven City」地鎮祭を実施

MaaS実証都市「ウーブン・シティ(Woven City)」、東富士で着工

トヨタ自動車と、トヨタグループ傘下でモビリティ事業の開発を担うウーブン・プラネット(ウーブン・プラネット・ホールディングス)は2月23日の11時から、「ウーブン・シティ」の建設を進めるべくTMEJ(トヨタ自動車東日本)東富士工場跡地(旧車両ヤード)で地鎮祭を実施した。

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社長交代で八郷氏は悔い無し、三部氏は挑戦者として臨む

本田技研工業(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下ホンダ)は2月19日の17時、青山本社で社長交代に関する記者会見を開いた。壇上には現・代表取締役社長の八郷 隆弘(はちごう たかひろ・61歳)氏と。次期・代表取締役社長となる現・専務取締役の三部 敏宏(みべ としひろ・59歳)氏が出席した。

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出光興産とタジマモーター、超小型EVの新会社設立会見を開く

新会社の出光タジマEVは、年間100万台の潜在需要に相当する新モビリティ市場の開拓を目指す

出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:木藤俊一、以下、出光興産)と、株式会社タジマモーターコーポレーション(本社:東京都中野区、代表取締役会長:田 嶋伸博、以下、タジマモーター)は2月16日に「株式会社出光タジマEV」(代表者:田嶋 伸博)の設立会見を開いた。(坂上 賢治)

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日産、GT-R50 by Italdesignテスト車をNISSAN CROSSINGに展示

日産自動車(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は1月12日、ニッサンブランドのグローバル発信拠点「ニッサン クロッシング(NISSAN CROSSING)」にイタルデザインとの初共同開発車となった「Nissan GT-R50 by Italdesign(日産GT-R50 by イタルデザイン)」のテスト車両を3月31日迄の期間限定で展示している。

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