「スポーツ&カルチャー」カテゴリーアーカイブ

日産、2015 SUPER GT第5戦・酷暑の長丁場でGT-R勢4連勝を目指す

来る8月29日・30日の両日、三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットにおいてSUPER GT第5戦「44th International SUZUKA 1000km」が開催される。

夏休み最後の週末に行われるこの大会は、猛暑・酷暑に加えて、レース距離がシリーズ中屈指の1000kmとなり、最もタフなレースとして知られている。

シーズンも中盤戦となり、そろそろタイトル争いも気になるところだが、この鈴鹿1000kmではランキング上位にボーナスポイントが与えられることになっており、シリーズの行方を占う上でも見逃せない1戦となっている。

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第2戦の富士で#1 MOTUL AUTECH GT-R(ミシュラン)の松田次生/ロニー・クインタレッリ組と#12 カルソニック IMPUL GT-R(ブリヂストン)の安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組が1-2フィニッシュ。

第3戦、タイのチャーン・インターナショナルでは#46 S Road MOLA GT-R(ミシュラン)の本山哲/柳田真孝組が事実上のポールトゥウィン。

さらに前回の第4戦、富士では#24 D’station ADVAN GT-R(ヨコハマタイヤ)の佐々木大樹/ミハエル・クルム組が見事な追い上げで逆転優勝、とGT-R勢が3連勝を飾り、 続きを読む 日産、2015 SUPER GT第5戦・酷暑の長丁場でGT-R勢4連勝を目指す

ベルギー・スパ・フランコルシャンF1GP、ピレリタイヤプレビュー

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P Zeroホワイト・ミディアムとイエロー・ソフトが登場

Formula Oneの2015年シーズン後半戦は、カレンダー中で最も雄大なスパ・フランコルシャンで幕を開ける。スパの特徴は、7kmに及ぶラップ、高速コーナー、急激な高低差、変わりやすい天候などだ。

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F1シーズン後半初戦に望むにあたって、ピレリではこうした広範囲に渡る厳しさに対応するために、タイヤレンジ中で 続きを読む ベルギー・スパ・フランコルシャンF1GP、ピレリタイヤプレビュー

シェル石油、2015年・2016年マレーシアMotoGPの継続支援を決定

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ドルナスポーツ(Dorna Sports・本社:スペイン・マドリード、CEO:カルメロ・エスペラータ、以下、ドルナ)は8月18日、オランダに本拠を置くロイヤル・ダッチ・シェル・ピーエルシー(Royal Dutch Shell plc・本社:オランダ ハーグ、CEO:ベン・ヴァン・ビューデン、以下、ロイヤル・ダッチ・シェル)の主要子会社シェル石油(本社:米国ヒューストン、CEO:マーヴィン・E・オダム)との間で、セパン・インターナショナル・サーキットで開催されるマレーシアGPに関して、タイトルスポンサーの立場として2016年までの支援を続けていく事に合意したと発表した。

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シェル石油は、子会社の 続きを読む シェル石油、2015年・2016年マレーシアMotoGPの継続支援を決定

マクラーレンF1ファンイベント、ウエルカムプラザ青山で9/23(水)但し参加は250名限定

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本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)のウエルカムプラザ青山では、9月25日(金)に開幕するF1世界選手権日本グランプリを目前に、9月23日(水)に「McLaren‐Honda F1 Fan Meeting ~ Japanese GP Special ~」を開催する。

日時:2015年9月23日(水・祝) 17:00~18:30(予定)
McLaren‐Honda F1 Fan Meeting
~ Japanese GP Special ~

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当日は、 続きを読む マクラーレンF1ファンイベント、ウエルカムプラザ青山で9/23(水)但し参加は250名限定

レッドブル エアレース世界選手権・第5戦、チームFALKENの室屋義秀選手が3位獲得

住友ゴム工業株式会社(本社:兵庫県神戸市中央区、社長:池田育嗣、以下住友ゴム)が、FALKEN(ファルケン)ブランドでサポート契約するアジア人唯一のレッドブルエアレースパイロット・室屋義秀選手(Team FALKEN)が、8月15日(土)~16日(日)にイギリス・ロンドン西部バークシャー州のアスコット競馬場にて開催された「Red Bull Air Race World Championship」第5戦において、3位を獲得した。

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同社は、鍛え抜かれた高度な技術で実力が広く認められ、世界を舞台に活躍する室屋選手に、最先端技術により開発された高性能タイヤで欧州や北米をはじめ、世界展開する「FALKEN」ブランドのイメージを重ね合わせ、本年5月に開催された千葉大会より、同選手とサポート契約を締結している。

今回のレースでは、15日(土)の予選を 続きを読む レッドブル エアレース世界選手権・第5戦、チームFALKENの室屋義秀選手が3位獲得

LIVE in AOYAMA、全日本選手権スーパーフォーミュラ第4戦パブリック・ビューイング

本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)のHondaウエルカムプラザ青山では8月23日、栃木県のツインリンクもてぎで開催される「2015全日本選手権スーパーフォーミュラ第4戦」の決勝レースの模様を、館内の大画面モニターで放映するパブリックビューイングを開催する。

シーズン中盤戦を迎え、ますます盛り上がりをみせている全日本選手権スーパーフォーミュラ。Honda勢では、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGの野尻智紀選手がポイントランキングで5位につけ、上位勢を追いかけている。

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Hondaウエルカムプラザ青山では、「前回のレースで、他の選手よりピットストップを遅らせる戦略で、予選17番手から入賞。レース後のインタビューで 続きを読む LIVE in AOYAMA、全日本選手権スーパーフォーミュラ第4戦パブリック・ビューイング

アジアクロスカントリーラリー2015で、アウトランダーPHEVが3年連続完走

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三菱自動車工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長兼COO:相川哲郎、以下、三菱自動車)が技術支援するラリーチーム「ツーアンドフォー モータースポーツ」(代表、石田憲治氏)の『アウトランダーPHEV』は、8月8日(土)~14日(金)にタイ北部で開催された、国際自動車連盟(FIA)公認のクロスカントリーラリー「アジアクロスカントリーラリー2015」に出場。

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同ラリーに於いて、青木孝次/ウッティチャイ・トリタラ(タイ)組が、総走行距離約2400kmの過酷なコースを 続きを読む アジアクロスカントリーラリー2015で、アウトランダーPHEVが3年連続完走

フォーミュラE、8/23の六本木けやき坂通りでデモンストレーション走行を実施

六本木ヒルズのホームページによると、来る8月23日(日)、フォーミュラEのデモ走行が六本木のけやき坂通りで行われると発表されている。

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六本木ヒルズでは、8月21日〜23日の3日間、「六本木ヒルズ盆踊り2015」が実施されるのだが、このなかで22日と23日の14時〜21時の時間帯は、けやき坂通りを閉鎖して多彩なイベントを展開する。このなかの特別プログラムのひとつとして、23日・日曜日の14時40分〜15時30分にフォーミュラEのデモ走行が実施される。

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一昨年、英国で実施されたデモ走行の様子

また六本木けやき坂通りを含むテレビ朝日・六本木ヒルズ全域では、「テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭りSUMMERSTATION」(7/18~8/23)が開催されており、山本左近が 続きを読む フォーミュラE、8/23の六本木けやき坂通りでデモンストレーション走行を実施

ホンダF1プロジェクト総責任者の新井康久氏、2015シーズン前半戦を振り返る

McLaren-Hondaは、グリッド後方に甘んじてきましたが、そのトンネルの出口は見えつつあります

F1世界選手権は前半戦を終え、目下、約1カ月の夏休みに入っている。本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)では、その直前にF1プロジェクト総責任者である新井康久氏(株式会社本田技術研究所 専務執行役員 F1プロジェクト総責任者)の談話を発表している。

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2015年の前半戦を振り返っていかがでしょうか?

新井康久氏:「本当にタフな戦いが続きました。ウィンターテストから序盤の数戦まで多くの問題を抱えていましたが、幸いそのほとんどは解決したので、いよいよ前に進み始めることができています。後半戦は、いい戦いができる感触を得ています」

具体的には、どの領域で苦労しましたか? 続きを読む ホンダF1プロジェクト総責任者の新井康久氏、2015シーズン前半戦を振り返る

スパ24時間レースのBMW Z4、完璧なタイヤ戦略でピレリタイヤを履いて初栄冠

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ブランパンGTシリーズのスパ24時間レースに於いて、ニック・キャッツバーグ/ルーカス・ルーア/マーカス・パルタラ組のマルクVDS BMW Z4が、ピレリタイヤを履き初めてスパ24時間レースを制した。

キャッツバーグは、ファステストラップを記録し、フィニッシュ時にステアリングを握っていた。またパルタラは、フィンランド人ドライバーとして初のスパ24時間優勝を達成。3名のドライバーは、大雨、霧、日差しなどの多様なコンディションに対応し、BMWとしては1998年以来の22勝目を飾った。

上記3名のドライバーたちは、DHCスリック(作動温度領域が低いハードコンパウンド)と軟らかいレインタイヤの2種類のピレリタイヤのみで、あらゆるコンディションに対応しなければならなかった。

レース序盤、 続きを読む スパ24時間レースのBMW Z4、完璧なタイヤ戦略でピレリタイヤを履いて初栄冠

フェラーリ・カヴァルケード、欧州から飛び出す。世界のフェラーリスティが米西海岸に集う

「世界で最も美しいレース」と、かつてエンツォ・フェラーリが褒め称えた伝説かつ珠玉のクラシック・カーイベント「ミッレ・ミリア」。

フェラーリはこの「ミッレ・ミリア」へのオマージュ・レースとして毎年「フェラーリ・カヴァルケード(Ferrari Cavalcade)」を開催してきた。

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同レースは、開催地並びにコース各地の歴史および文化・芸術に触れつつ、さらには息をのむような素晴らしい景観の中をドライブするというもの。このイベントには、ミッレ・ミリアのような厳格な参加規定はなく、1958年以降に製造されたフェラーリであれば誰でも参加可能だ。

それが今年、初めてイタリア国外で開催されることになった。加えて、1年に2回開催もまた同イベントでは初の試みとなる。

この世界中のフェラーリスティのためのエクスクルーシブな 続きを読む フェラーリ・カヴァルケード、欧州から飛び出す。世界のフェラーリスティが米西海岸に集う

8月14日、エンツォ・フェラーリの命日を迎え、その足跡を辿る

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2015年8月14日。この日、フェラーリの創設者であったエンツォ・フェラーリ27回目の命日を迎える。

エンツォは、雪が懇々と降り積もる1898年2月18日。モデナ郊外に住む板金鍛冶屋の次男として生まれた。

そんなエンツォが10歳になった時、兄のアルフレードと共に父親に連れられ、ボローニャ・エミリア街道のレーンシグコースに、自動車レースの見物に出掛けた。

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この日のレースで優勝したのはフェリーチェ・ナザーロだった 続きを読む 8月14日、エンツォ・フェラーリの命日を迎え、その足跡を辿る

アウト・ガレリア・ルーチェ、日本のモータースポーツを駆け抜けた浮谷東次郎展開催

名古屋市のアウト ガレリア “ルーチェ”(所在地:名古屋市名東区、ディレクター:平松正光)では、6月13日から8月30日まで、浮谷東次郎をテーマとした「TOJIRO – 60’s夢と青春の軌跡、浮谷東次郎と船橋サーキットの伝説 -」が開催されている。

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浮谷東次郎は、江戸時代から続く裕福な旧家で1942年7月16日に生まれ、23歳という短い人生を駆け抜けた。

しかしその短い人生のなかで、好奇心に溢れ、興味を抱いた対象には我を忘れるほど夢中になり、克己心が強く、常に自分と対峙しつつ、人にはとても優しい少年として、今も自動車ファンを魅了してやまない存在である。

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当時の一般の庶民とは、かけ離れた資産家の家庭に育った彼は、 続きを読む アウト・ガレリア・ルーチェ、日本のモータースポーツを駆け抜けた浮谷東次郎展開催

SUPER GT GT500クラスでADVANレーシングタイヤ装着車が優勝

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横浜ゴム株式会社(本社:東京都港区新橋、代表取締役社長:野地彦旬、以下、横浜ゴム)のADVANレーシングタイヤを装着したKONDO RACING(監督:近藤真彦氏)・「D’station ADVAN GT-R(ドライバー:佐々木大樹選手/ミハエル・クルム選手)」が、8月8、9日に富士スピードウェイで開催されたSUPER GT第4戦のGT500クラスで優勝した。

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KONDO RACINGおよびヨコハマタイヤにとっての同クラスでの優勝は2010年の開幕戦以来、5年ぶりとなる。

決勝は朝から気温、路面温度が上がり、ドライバー、マシンだけでなく、タイヤにとってもハードな戦いとなったが、ADVANレーシングタイヤは終盤まで安定したパフォーマンスを発揮し、勝利に貢献した。

6番手スタートとなった「D’station ADVAN GT-R」はクルム選手が29周目に4位に浮上する。32周目でバトンを受け取った佐々木選手は56周目に3位、60周目に2位となる猛追を見せ、残り6周の61周目でトップを奪取。

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そのままペースを緩めず、4秒以上のギャップを築いてチェッカーフラッグを受けた。同じくGT500クラスに参戦している「WedsSport ADVAN RC F」は最下位からの決勝スタートとなったものの、10位でフィニッシュし4戦連続で入賞を果たした。

■近藤真彦監督コメント
大樹は冷静でタイヤマネージメントもコメントも正確だから、やってくれると思っていました。ヨコハマタイヤさんにはやっと恩返しができました。ゴールした時は『ほっとした』の一言ですね。ここ5年勝っていなかったので、長かったですね。

■佐々木大樹選手コメント
チームの努力が実っていいレースができたと思います。ヨコハマタイヤさん、KONDO RACINGにとって久々の優勝ですし、僕にとっては初めての優勝。みんなに感謝しています。ここまでの悪い流れを断ち切れたからには最後のもてぎでチャンピオン争いに絡めるようにしたいですね。

■ミハエル・クルム選手コメント
このチームに来て3年目でやっと勝てました。去年も勝てるチャンスはあったのに、小さなトラブルでダメだったから本当に嬉しい。チームもヨコハマタイヤもみんなすごい情熱でやっていますから、その思いに応えられて良かった。今年はもう一回、勝つつもりでいます!

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マン島TTレース2015連覇、「無限」EVレーサー搭載のオンボード映像公開

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去る2015年6月10日に、英国王室属領マン島で開催された2015年マン島TTレース・TTゼロチャレンジクラスクラスの決勝レースにおいて、無限こと株式会社M-TEC(株式会社M-TEC、埼玉県朝霞市、代表取締役:永長眞、以下、無限)の電動バイク「神電 四(SHINDEN YON)」が、昨年の「神電 參(SHINDEN SAN)」に続き1位、2位を独占した。

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その際、1周平均119.270マイルという新コースレコードを樹立した「無限 神電 四」の決勝オンボード映像を、このたび同社が公開した(ロングコース1周のため20分31秒と長尺)。

同社の動画投稿サイトで、3つのカメラを駆使したマン島ロングコースの映像迫力が見ることができる。

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ホンダコレクションホール、10日間限定で所蔵全F1マシン特別展示

ツインリンクもてぎ2&4レースから10日間限定。ホンダコレクションホール所蔵全F1マシン特別展示

ホンダコレクションホールが所蔵しているすべてのF1マシン*を、ツインリンクもてぎ2&4レースから10日間の期間限定で特別展示する。

ホンダはF1グランプリ初勝利(1964年)から50年が経った今年、7年ぶりにF1のレース活動を再開した。

これを記念し、普段フォーミュラマシンやツーリングマシンを展示している「4輪レース車」のエリア(3階北棟)を、30台ものHonda F1マシンで埋め尽くす。

所蔵するF1マシンがホンダコレクションホールに一堂に会するのは、開館以来初めてのことだ。

honda-collection-hall-holdings-all-f1-machine-special-exhibition-with-10-days-limited20150811-1

なお展示車両は、1960年代にF1グランプリに初参戦したRA271や初勝利を挙げたRA272、1980年代に10年間で69勝を挙げたウイリアムズホンダやマクラーレンホンダ、そして2000年代に佐藤琢磨が活躍したジョーダンHondaやB・A・R Hondaなど、F1グランプリで実際に走行したマシンなど。

またこれらのレースで獲得したトロフィーや、勝利に貢献してきたドライバーたちが着用したレーシングギアも合わせて展示していくという。

世界最高峰の自動車レースに挑戦してきたホンダの半世紀を振り返ることのできる特別な展示となっている。

■日程:2015年8月22日(土)~31日(月)
■開催場所:Honda Collection Hall 3階北棟

 

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2015ポルシェ カレラカップ ジャパン第8戦、元嶋選手・開幕から8連勝

ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン(PCCJ)委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2015 第8戦決勝を、富士スピードウェイ(静岡県)にて8月9日(日)に開催した。

午後12時50分、フォーメーションラップスタートの合図が示され、ポールポジションの#15元嶋佑弥選手、2番グリッドの#78近藤翼選手、3番グリッドの#12久保凛太郎選手、以下、スポット参戦の#30 DRAGON選手、#9武井真司選手という順でゆっくりと車両を発進。

2015-porsche-carrera-cup-japan-round-8-8-game-winning-streak-from-1

1周を終えて、それぞれのグリッドに着き、シグナルがブラックアウトして正式にレースのスタートが切られた。

ここで鋭い反応を見せたのは元嶋選手。前日の第7戦では、遅れを取ったが、今回は第6戦までのようなスタートダッシュを決め、1周目から逃げ切りを図る。

その2番手、3番手は近藤選手と久保選手というオーダーのまま進んでいたが、3周目あたりから2台の距離が縮まり、2番手争いへと変わった。

だが、4周目の1コーナーで2台は軽く接触し、久保選手がスピン。久保選手は7番手までポジションを落としてしまう。

2015-porsche-carrera-cup-japan-round-8-8-game-winning-streak-from-4

「あそこでは顔を出す程度にしようと思っていましたが、ブレーキングでクルマが不安定になってしまったので、(スピンを回避するためには)ブレーキを少し離すしかなかった。

何とか止まれと思っていたけど当たってしまい、近藤選手には申し訳ないです」と久保選手。両者のクルマにダメージはなかったが、元嶋選手のリードはさらに広がった。

代わりに3番手には武井選手が上がる。5番グリッドからスタートした武井選手は、3周目にDRAGON選手を捉えて4番手に浮上。3番手に上がった4周目には自己ベストタイムを更新し、近藤選手を追う態勢に入ろうとしていた。

2015-porsche-carrera-cup-japan-round-8-8-game-winning-streak-from-3

しかし、6周目のダンロップコーナーで痛恨のスピン。「あそこでは横Gがかかっている状態でアクセルを入れていくのですが、アクセルに対する、駆動の反応が少し遅れたことで、バランスを崩してしまった」(武井選手)ことにより、12番手へと順位を大きく下げてしまう。

後方での波乱を尻目に、元嶋選手は「ファステストラップも狙いにいきました」というハイペースを刻み、最後までトップの座を脅かされることなくトップチェッカー。開幕から8連勝を決めた。

「いい週末を送ることができました。(第9戦、第10戦の)鈴鹿サーキットは好きなコース。自信を持って臨みたい」と笑顔。2位は元嶋選手から5.6秒差で近藤選手、3位にはスピン後まもなく3番手にポジションを回復していた久保選手が入った。

2015-porsche-carrera-cup-japan-round-8-8-game-winning-streak-from-5

ジェントルマンクラスは、武井選手のスピンにより、トップから#24剛覇矢人選手、2番手#25内山清士選手、3番手#2田島剛選手、4番手#37久保田克昭選手という隊列に変わった。

なかでも田島選手のペースが良く、8周目にはクラス2番手に浮上。「タイヤも温存し、トップを射程距離に入れて、これからと思っていた」(田島選手)。

だが、追撃態勢に入ろうかという9周目、パドルシフトのトラブルでまさかのスローダウンを余儀なくされてしまう。これで3番手に上がった久保田選手は、内山選手を捉えて2番手に浮上したが、その後、内山選手との接触でスピンを喫し、表彰台圏外に。

2015-porsche-carrera-cup-japan-round-8-8-game-winning-streak-from-6

こうした2番手を巡るバトルの間、武井選手は怒涛の勢いで失地を回復。剛選手の後ろ約5秒差の2位まで追い上げてフィニッシュした。

結局、優勝は剛選手。剛選手はトップに立った後、DRAGON選手に接近する場面もあったが、オーバーテイクまでは難しいと判断。「コンサバな走り」でゴールを目指し、今季2勝目をマークした。

「前回の富士で仕掛けた時にスピンしたということもあったので、オーバーテイクは前の方がミスした時にうまく捉えて、と考えていました。武井選手がスピンしているのは見えましたが、それでも落ち着いていこうと。やっと2勝目をあげることができました」(剛選手)。3位は内山選手で、2戦連続の表彰台となった。

また、第8戦においてミシュラン賞が新たに設定され、#77浜崎大選手が獲得。このミシュラン賞は、スターティンググリッドから最もジャンプアップしてチェッカーを受けたジェントルマンクラスの選手に贈られる賞として本レースに限り設定された。

富士ラウンドを終え、今季のPCCJは残り2戦。両大会とも鈴鹿サーキット(三重県)での開催となる。

第9戦は8月30日(日)、同じくSUPER GTとの併催。元嶋選手以外にも鈴鹿を「得意のコース」として挙げる声は多く、ここまで結果を残せていないドライバーも気分新たに臨んでくるはず。オーバーオール、ジェントルマンクラスともこれまで以上にハイレベルで白熱した戦いとなることが予想される。2015-porsche-carrera-cup-japan-round-8-8-game-winning-streak-from-9

 

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ホンダ、FIMロードレース世界選手権シリーズ(二輪)で前人未踏の通算700勝を達成

8月9日(日)にアメリカにあるインディアナポリス・モータースピードウェイにて開催された「2015FIMロードレース世界選手権シリーズ第10戦インディアナポリスグランプリ」のMotoGPクラスにおいて、Honda RC213Vを駆るマルク・マルケス選手(Repsol Honda Team スペイン)が優勝を飾った。

この勝利によって、本田技研工業株式会社(本社:東京都港区、社長:八郷隆弘、以下、ホンダ)は、1961年にFIMロードレース世界選手権シリーズ第1戦スペイングランプリ125ccクラスでHonda RC143を駆るトム・フィリス選手(オーストラリア)が初勝利を挙げて以来、前人未到の通算700勝※を達成した。

上記同日の決勝日、小雨が降る不安定な天候の中、通算698勝で迎えたインディアナポリス・モータースピードウェイに於いて、Moto3クラスのトップライダーのほとんどがレインタイヤを選択する状況下で、Honda NSF250RWを駆る若干18歳のリビオ・ロイ選手(RW Racing GP ベルギー)はスリックタイヤを選択。

他の選手がタイヤ交換を余儀なくされる中、安定した走行でMotoGP初優勝を飾り、これがホンダにとって通算699勝目となった。

続くMotoGPクラスの決勝レースは、レース終盤に小雨も降る不安定な天候の中での開催となり、ポールポジションからスタートしたマルケス選手が序盤からトップと0.5秒以内に接近した展開で2番手を維持。

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残り3周(24周目)となったところでトップを奪うと、そのまま後続を引き離し、前戦ドイツグランプリに続く2連勝(今シーズン3勝目)を飾り、結果、本レースに於いてホンダはFIMロードレース世界選手権シリーズにおける通算700勝を達成した。

ホンダは1954年に創業者の本田宗一郎が、“世界一への夢の達成”を目指して当時のロードレース世界選手権最高峰の「マン島TTレース」への出場を宣言。

その後5年を費やしてマシンを開発し、1959年に日本の二輪車メーカーとして初めて「マン島TTレース」に出場した。

そして、翌1960年からFIMロードレース世界選手権シリーズの125ccと250ccクラスに参戦を開始。1961年の開幕戦スペイングランプリでトム・フィリス選手が優勝を飾り、Honda 700勝に向けた歴史的な扉が開かれた。

以降同社は、参戦クラスを350ccクラス(1962年)、50ccクラス(1962年)、500ccクラス(1966年)へと拡大し、1966年には全5クラス制覇を達成。

honda-to-achieve-a-total-of-700-wins-in-the-fim-road-racing-world-championship-series20150810-3

当時のホンダはレースへの参戦を“走る実験室”と考え、勝利に向けて開発した新たな技術を市販の二輪車に還元。二輪車の完成度を飛躍的に向上させて市場からの支持を拡大したが、1967年のワークス活動を最後に、通算138勝で1968年から11年間ワークス参戦を休止した。

その後、1979年に楕円ピストンを搭載した革新的なNR500を投入して、FIMロードレース世界選手権シリーズ500ccクラスに復帰。3年後の1982年に第7戦ベルギーグランプリでHonda NS500を駆るフレディ・スペンサー選手(アメリカ)が優勝して初勝利を飾った。

これを契機に、参戦クラスを125ccクラス、250ccクラスにも拡大。2001年には開幕戦の日本グランプリ500ccクラスでHonda NSR500を駆るバレンティーノ・ロッシ選手(イタリア)が勝利して通算500勝を達成。

また、2005年には第15戦オーストラリアグランプリ250ccクラスでHonda RS250RWを駆るダニ・ペドロサ選手(スペイン)が勝利してHonda通算600勝を達成していた。

本田技研工業株式会社・代表取締役社長の八郷隆弘氏は、「ロードレース世界選手権で700勝を達成したことを誇りに思います。

この記録は、数え切れないほどの方々の協力と、多くのHondaを応援していただいたファンの方々の支援によって達成できました。皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

これからもHondaは、世界一の夢の達成を目指して頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」と述べている。

※勝利数はFIM出典をベースとしたホンダ調べ。なお2012年のMoto3はコンストラクター登録がFTR Honda(エンジンはNSF250R)のワンメイクであるためHondaの勝利数にはカウントせず。

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SUPER GT300第4戦・富士、高木/小林が作戦勝ち。シリーズランクでも3位に浮上

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SUPER GT第4戦、「FUJI GT 300km RACE」のGT300クラス決勝レースが8月9日、富士スピードウェイ(静岡県小山町)で開催され、時折、富士からの風が吹く、盛夏とは云え穏やかさも感じられるコンディションの中、No.55 ARTA CR-Z GTの高木真一選手/小林崇志選手組が、思い切った作戦に売って出てポール・トゥ・ウインを飾った。

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今回ポールシッターとなったNo.55 ARTA CR-Z GT(高木真一選手)が、ポジションを巧みに活かして絶好のスタートを切り、2番手から追撃し始めたNo.65 LEON SLS(黒澤治樹選手)を、早くもオープニングラップから引き離すという圧倒的な展開へ。

しかもこの状況は続き、レース序盤の4周目の段階でNo.55のリードは5秒超。

対して2番手以降は、No.65 LEON SLS、No.7 Studie BMW Z4(荒聖治選手)、No.0グッドスマイル初音ミクSLS(片岡龍也選手)、No.11 GAINER TANAX SLS(ビヨン・ビルドハイム選手)、No.10 GAINER TANAX GT-R(アンドレ・クート選手)が団子状態となり、周回ごとに順位を入れ替えるという激戦となった。

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20週目時点でNo.11 GAINER TANAX SLSが2番手に、これにNo.7 Studie BMW Z4、No.0グッドスマイル初音ミクSLSが続く。

2位集団から脱落者が出たのは、ルーティンのピットイン後。No.0グッドスマイル初音ミクSLSは右フロントタイヤの交換に手間取ってポイント圏外に脱落した。

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また比較的安定した走りを続けていたNo.7 Studie BMW Z4は、接触で左フロントタイヤにダメージを受けてリタイア。

No.7に代わってトップを攻める立場となったNo.65 LEON SLSのステアリングを握る蒲生選手が、トップのNo.55を追い上げる体制に入った。

一方、トップを快走してきたNo.55 ARTA CR-Z GTも、実は楽ではなかった。

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予てよりストレートスピードに不安のあった同車は、スタートグリッドに着いた時点で、同チームのアドバイサーを担う土屋圭市氏が、なんと車両からクールスーツのシステムを外したのである。

クールスーツのシステムを降ろすことで10kg軽量化出来るため、チームはそれを活かして序盤から逃げを打つ作戦だったのであった。クールスーツなしだけに軽量化したマージンが生まれたものの、舞台は夏の富士である。ドライバーにとって、その条件は過酷だ。

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しかし序盤のマージンは大きく、No.55 ARTA CR-Z GTは最終的に追いすがる2位グループを振り切り、汗だくなりながも今季初優勝。2位にはトップに届かなかったNo.65 LEON SLS。3位にはNo.11 GAINER TANAX SLSが入った。

No.10 GAINER TANAX GT-Rは、78kgのウェイトハンディであったが5位となってドライバーズランキングのトップを維持。

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No.3 B-MAX NDDP GT-Rの星野一樹選手/高星明誠選手組は、1周目リタイア・ノーポイントだったがランキング2位を堅持。ランキング3位には今回優勝したNo.55 高木選手/小林選手組が入った。

優勝コメント、No.55 ARTA CR-Z GT

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「クールスーツを降ろすしかないなと話していた」
高木 真一
今シーズンはCR-Zが1台になってしまったのですが、そのおかげでスペアパーツをたくさんもらえたのがよかったです(笑)。

ただ車体が重く、クルマのペースが遅くなってしまう状況だったので、思い切ってスタート直前に軽量化のためにクールスーツ(のシステム)を外しました。

グリッドについてから、チームアドバイサーの土屋(圭市)さんがクールスーツを外し始めた時はびっくりしました。重たい状況だとあまりにも遅いということがわかっていたので、スタートダッシュをかけるためにはクールスーツを降ろすしかないなと小林とは話していました。

真夏のレースで、クールスーツを外すと10kg軽くなるということで、具体的にそれを検討しました。軽量化することで、ストレートからダンロップコーナーまでで少しでもタイムが稼げればと。(その後の)セクター3はCR-Zが得意なセクションですからね。

結果的にはそれが功を奏しました。僕自身も自分の走行の最後までペースを落とすことなく走れたというのが良かったのだと思います。

最後の方まで同じペースで走れましたし、ブリヂストンタイヤのパフォーマンスもよかったです。今回のレースで勝つことができたので、次の鈴鹿1000kmは少しリラックスして戦えると思います。

「タイヤの状況を終始気にして、かなり疲れた」
小林 崇志
今日はかなり暑いコンディションでしたが、軽量化のためにクールスーツをはずして走ったのですが、高木(真一)選手がスタートをうまく決めてくれて、そのあとも後続車よりも毎周1秒ずつ速いペースで走ってくれました。

そのうち(独走になったためテレビの)モニターにも映ることがなくなってしまうほどでした。

高木選手がかなりのギャップを作ってくれて、僕にバトンを渡してくれたこともあり、車内はかなり暑かったのですが、後続車との間隔をコントロールしながら走ることができました。

まわりではタイヤがバーストするシーンもあって、完走するのも難しいというクルマもあったと思うのですが、(自分たちには)そういうことがないようにとにかくタイヤを労わりながら走りました。

僕のスティント(走行)では攻めてタイムを出していくという走りではなかったのですが、タイヤの状況を終始気にしながら走らなければならなかったので、かなり疲れましたね。

ただ、今シーズンはCR-Zが1台になってしまい、昨シーズンのように同じマシンと比較するということができなくなってしまい、何がいいか悪いかが判断しにくくなってしまっていました。

それでも、こうして優勝することができて、とてもよかったです。今回、ブリヂストンさんに良いタイヤを用意していただいたことにも、感謝しています。

決勝2位 No.65 LEON SLS

黒澤治樹
「2位に満足せずに、チーム初優勝を目指す」
やっぱり勝ちたかったので悔しいですけど、僕たちのチームがやれるべきことをすべてパーフェクトにやった結果ですし、ヨコハマタイヤの中では最上位なので、それは良かったかなと思っています。

ただ、チームにとって最高位の2位にはなりましたけど、トップとはまだ差がありますし、これで満足せずにチームの悲願である初優勝を目指していきたいと思います。次の鈴鹿1000kmでは優勝、表彰台の一番高いところを狙っていきます。

蒲生尚弥
「一度もミスなく走り切ることができた」
うちのチームではみんなミスもなく、僕自身も最後までノーミスで走ることができたのが、この結果だったのかなと思います。

レースではピットイン時にタイヤを左側2本のみを交換するという作戦でした。ただ、タイヤが持つかどうかはわからなかったので、途中はタイヤを労りながら走りました。結果的には意外にタイヤも全然持ったので良かったです。

一度もミスなく走り切ることができたので、点数をつけるとすれば100点満点ですかね。次の鈴鹿も引き続きがんばります。

決勝3位 No.11 GAINER TANAX SLS

平中克幸
「今週末は苦戦していたので3位はベストな結果」
後半は僕たちもタイヤがキツくて、周りでバーストしているクルマもいたし、すごく心配でした。でもやっぱり表彰台で終わりたかったですし、チームからも“いくしかない”という指示があって……。

プッシュし続けてなんとか3位を守ることができたという感じですね。本当はもっといい結果で大きなポイントを稼ぎたかったので、決して喜べる結果ではないんですけど、今週末は予選から苦労していて、そういう自分たちの状態とシリーズを考えれば、僕らにとってはベストな結果だったと思います。

引き続き次の鈴鹿でも厳しい戦いになると思うんですけど、今回のように鈴鹿でも1000kmを淡々とミスなくできればいい結果につながると思うので、そういうところを目指して、チャンピオンシップをつなげていきたいと思います。

ビヨン・ビルドハイム
「今日の3位は僕らができる最高の仕事によって手にしたもの」
いい結果を出せて良かったです。昨日の予選でなかなかいい結果(7番手)を出すことができていました。

ラップタイムもよく、トップとのタイム差も小さいものでした。そういう意味でも自分たちが思ってた以上の予選結果を残すことができていたんです。決勝でのタイヤのパフォーマンスにも自信がありました。

予選で着けたタイヤで僕がスタートを切りましたが、なによりもまず早い段階でポジションアップすることでした。事実それも果たせました。

一方で、序盤を過ぎると混乱もなく落ち着いてしまい、僕の前にいる車両のラップタイムもやや落ちはじめてみんなほぼ同ペースを刻みはじめたんです。

そこで僕自身はペースを合わせてタイヤをセーブする走りに切り替えました。とにかく車間を詰めて、逆転のチャンスを狙うことにしました。

結果、ドライバー交代のピットインを前に、2番手までポジションを上げることができました。トップを走る55号車は速すぎて勝負できなかったですね(苦笑)。

フロントタイヤの消耗が激しくなり若干ピットインのタイミングを早めたのですが、いつピットに入るかを決めるのも難しかったですね。結果としていいタイミングで入ることができましたと思います。

交代してからのカツ(平中克幸)の走りは素晴らしかった。後方からのプレッシャーも相当だったと思います。65号車を逆転する可能性もあったと思いますが、そこに特化するとタイヤがパンクしていたかもしれないですね。

今日の3位は僕らができる最高の仕事によって手にしたものに他なりません。チームとしての総合力によるものですね。

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SUPER GT500第4戦・富士、佐々木/クルムが優勝。シリーズランクは順位変動

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SUPER GT第4戦、「FUJI GT 300km RACE」のGT500クラス決勝レースが8月9日、富士スピードウェイ(静岡県小山町)で開催された。

気温32度、路面温度48度という夏らしい晴天の下、レース終盤に、気迫の追い上げ劇を演じたNo.24「D’station ADVAN GT-R」の佐々木大樹選手/ミハエル・クルム選手組が、今季初優勝を飾った。

レース序盤は同日午後3時に、2戦連続のポールスタートとなったNo.38 ZENT CERUMO RC F(立川祐路選手)が好スタートを見せ、2位以下の集団を大きく引き離して独走。

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続く2番手は、No.8 ARTA NSX CONCEPT-GT(野尻智紀選手)、3番手、No.36 PETRONAS TOM’S RC F(ジェームス・ロシター選手)、4番手、No.39 DENSO KOBELCO SARD RC F(平手晃平選手)、5番手、No.24 D’station ADVAN GT-R(ミハエル・クルム選手)、6番手にNo.15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT(オリバー・ターベイ選手)と続いた。

その後、3周目を迎えた頃、No.36 PETRONAS TOM’S RC Fが、ここまで2位に付けていたNo.8 ARTA NSX CONCEPT-GTをかわして2位に。

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3番手は集団によるバトルとなり、No.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本尚貴選手)、No.15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT、No.24 D’station ADVAN GT-Rの3台がドックファイトを繰り広げた。

さらにその後方では、No.6 ENEOS SUSTINA RC F(大嶋和也選手)と、No.37 KeePer TOM’S RC F(アンドレア・カルダレッリ選手)が最終コーナーでもつれ合い、結果、No.6 ENEOS SUSTINA RC Fが最後尾に脱落。No.37 KeePer TOM’S RC Fも9番手まで順位を下げてしまう。

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その間、他車にペースを乱されることなく、順調に周回を重ねたNo.38 ZENT CERUMO RC Fは、31周消化時点で無事にピットインをこなし、43.8秒のピットワークを経て、石浦選手がステアリングを握った。

続く32周目には、この時点で2位グループを形成していたNo.8 ARTA NSX CONCEPT-GT(松浦孝亮選手)、No.24 D’station ADVAN GT-R(佐々木大樹選手)、No.1 MOTUL AUTECH GT-R(ロニー・クインタレッリ選手)がピットイン。

その後、No.19 WedsSport ADVAN RC F(関口雄飛選手から脇阪寿一選手)、No.37 KeePer TOM’S RC F(アンドレア・カルダレッリ選手から平川亮選手)が次々とピットインを済ませた。

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この時点で、No.38 ZENT CERUMO RC F、No.36 PETRONAS TOM’S RC F(伊藤大輔選手)1位グループを形成。3番手にNo.1 MOTUL AUTECH GT-R、4番手にNo.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(伊沢拓也選手)、5番手にはNo.24 D’station ADVAN GT-Rというフォーメーションになった。

しかしこの体制も永くは続かず、38周目のダンロップコーナーで、No.1 MOTUL AUTECH GT-Rが、No.36 PETRONAS TOM’S RC Fをパスして2位に浮上。

53週目には、No.24 D’station ADVAN GT-Rが、No.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTと、No.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GTをかわして4位に。

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さらにNo.24は、No.36 PETRONAS TOM’S RC Fをパスして3位に浮上。この勢いはその後も衰えず、60周目にNo.1 MOTUL AUTECH GT-Rを抜き、この流れで、62周目のストレートでNo.38 ZENT CERUMO RC Fをもパスして遂にトップに浮上した。

この間、最後方では最悪のスタートポジションだったNo.12 カルソニック IMPUL GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手)が300kmのロングディスタンスの走りの中で、気迫の追い上げを演じ、最終ラップのダンロップコーナーで、No.1 MOTUL AUTECH GT-Rを攻略して、何と3位表彰台を獲得していた。

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結果、No.24 D’station ADVAN GT-Rの「KONDO RACING」は、2010年の開幕戦鈴鹿以来の優勝を獲得。逆転劇の立役者となった佐々木選手は初優勝の栄冠に輝いた。なおスタートドライバーを務めたクルム選手は、2004年以来の通算6勝目となった。

ちなみにシリーズランキングでは、今回最後尾からの追い上げで3位に食い込んだNo.12 安田選手/デ・オリベイラ選手組がランキングトップに。

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今回4位となったNo.1 松田選手/クインタレッリ選手組が同2位。No.37 アンドレア・カルダレッリ選手/平川亮選手組は、これまで守ってきたトップから陥落して3番手となった。

優勝コメント
No.24 D’station ADVAN GT-R
「みんなの努力が実り、この結果に結びついた」
佐々木 大樹
コンディションとしてはかなり暑い状況の中、(ミハエル)クルム選手がそれをこらえて、がんばってくれました。

2位とのギャップもどんどん詰めて行ってくれたので、僕に代わってからは勝つところまでいけるかどうかはわからなかったのですが、自分としての最大限のプッシュをしながら走りました。

(ピットアウト後に)5位を走っていたのはわかっていたので、まずは3位をターゲットにして無我夢中で走りました。3位に上がった段階ではもうトップともそんなに差がなかったので、決してあきらめることなく、プッシュを続けました。

僕たちも含め、チームみんなの努力が実り、このような結果に結びつけることができ、本当によかったです。クルム選手が戻ってきてくれて、僕にとってはお父さんが帰ってきたような雰囲気で、それがすごく心強かったです。

「優勝することができて、心からうれしい」
ミハエル・クルム
チームとしては2010年から勝っていなかったので、とてもうれしいですね。

僕がこの前にGTで勝ったのは2004年の十勝だったのですが、その時、ダイキ(佐々木大樹)はまだ10歳くらいですね。これには本当にびっくりしました(笑)。

また、僕はこのチームで3年目のシーズンになるのですが、今年はKONDO RACINGの気合もすごくて、レースに勝つことに対する情熱もすごいです。勝つためには運も必要だと思いますが、3年分の運を今回は使いました。とにかく優勝することができて、心からうれしいです。

今日はダイキも素晴らしいタイムでがんばって走ってくれたし、僕も歳はとった(40歳)けれど、気持ちはまだまだ若いです。次の鈴鹿1000kmはウェイトハンディの関係で(勝つのは)難しいと思うので、その後SUGOかもてぎでまた勝ちたいです。

決勝2位 No.38 ZENT CERUMO RC F
立川祐路
「みんなが最大限に頑張った結果に満足」
勝ちだけを狙っていたので2位という結果は残念なんですけど、自分たちのできることはみんながノーミスでやれたと思っています。

最後はGT-R勢のペースがすごく良くて後ろから追い上げられるという展開になったんですけど、石浦(宏明)が本当にがんばってくれました。

4位になってもおかしくない状況でしたからね。そういう意味ではみんなが最大限にがんばった結果なので、満足できるレースになりましたし、ポイントランキングでも4位に戻ってこられたと思うので、残りのレースもチャンピオンを目指してがんばっていきたいなと思います。

次のレースでは僕たちも(ウェイトハンディ50kg以上となり)燃料リストリクターが絞られると思うので楽なレースにはならないと思いますけど、最近はクルマのパフォーマンスがすごく良いし、長いレースなのできちんとポイントを獲りつつ、後半戦で勝負できるようにがんばりたいと思います。

石浦宏明
「今日は自分たちのレースをした」
あれ以上はできないです。しょうがないです。今日は自分たちのレースをしましたからね。

これがSUPER GTのおもしろさじゃないんでしょうか。僕らにとって、シリーズを考えると2位という結果はあまりよろしくないんですよね(苦笑)。(ハンディウェイト50kg以上で)燃料リストリクター(が絞られる対象)になっちゃうんです。

(第5戦鈴鹿)1000km前だけに、本当は3位が良かったんですよね〜。でもあの争い(12号車と1号車)の中に入ってゴールするわけにもいかないし…(苦笑)。実は去年、僕は燃リスのハンデを受けてないんです。

それを考えると、“燃リスで辛い”と言えるうれしさもあるかな(笑)。1000kmは長いレースなので、燃リスのハンデがあっても自分たちががんばればポイントも獲れると思うので、そういう意味では出遅れていた分がちょっと追い付けたかなとも思います。

レースですが。最後、タイヤだけが辛くなったわけではなく、いわゆるクルマとタイヤとの合わせ込みがうまくいかなかったということ。SUGOのテストで良かったものにセットをガラッと変えてしまったんです。

その状態ではまだレースディスタンスを見ていなかったこともあり、そういう意味でまだ使いこなせていないのかなとも思いました。もっともっとやらなきゃいけないことがあるってことですね。

RC F勢の中ではクルマも速いと思うし、チームもミスなくがんばってくれているので、今日はとりあえず表彰台に立ててホッとはしています。あぁ、でも勝ちたかったなぁ…。

決勝3位 No.12 カルソニックIMPUL GT-R
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
「トラブルに遭遇しないことを心がけた」
ただ自分ができること、ベストを尽くしただけだよ。走行中にタイヤのピックアップ(タイヤのゴムかすが付着する)が酷くて、タイヤマネージメントが本当に難しい状態でした。

とにかく僕が思っていたのは、トラブルを避けてレースを続けることだった。走行中の接触も多かったし、大変なレースだった。特に今回は、トラブルに遭遇しないことを心がけた。これがいい結果への早道だったと言えます。

選手権のタイトルを考えると、やっぱりシーズン前半でしっかり結果を狙っていくことが大事だと思った。今回の結果によって、ある意味正直タフな状況になってしまった。つまり次の鈴鹿は本当にとんでもなく厳しい条件での戦いになる。

ウェイトを搭載する上に、リストリクターのハンデが課せられるから。逆に今まで結果を残せてないクルマには、大きなリストリクターのままで25点(優勝ポイント)を獲るチャンスがある。僕らにとってはタフのひと言につきるかな(苦笑)。

安田裕信
「我慢のレースだったけど、JPががんばってくれた」
1周目のダンロップコーナーを集団で通過して、その次の13コーナーで1号車と並んだ時にコース外にはみ出してほぼ最後尾まで落ちてしまったんですけど、その後はストレートの速いクルマとのバトルで我慢のレースになってしまいました。

コーナーで抜くんですけど、ストレートで抜き返されるという展開でしたね。後半はアクシデントとかタイヤのドロップがあったりしましたけど、その中で最後にJP(デ・オリベイラ)ががんばってくれて、素晴らしいオーバーテイクを見せてくれました。

3位になれたのはシリーズを考えると良かったと思っています。これでランキングトップになれたので首位を守っていきたいですね。次の鈴鹿はさらに重くなるのでまた予選から厳しくなると思いますけど、今回のようなレースをしてポイントを重ねていきたいと思います。

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07/23・FCA、FIAT500 SUPER POP TOPO限定300台
07/21・日産、フェアレディZを一部仕様変更・質感UP

07/21・MBJ、C 450 AMG 4MATIC発表
07/21・VGJ、4WDワゴンGOLF ALLTRACK新発売
07/19・新EV、BLUESUMMERいよいよ仏国内販売へ
07/17・光岡、5ドアハッチバックVIEWTなでしこ発売
07/17・ホンダ、N-ONEの装備充実・低全高モデル追加

その他の記事(モータースポーツ関連)
07/31・ポルシェカップにSローブとPデンプシー参戦
07/30・SuperGT第4戦・富士、同一メーカー3連勝を巡る攻防
07/28・スパ24時間、BMWに栄冠。GTアカデミー組入賞
07/27・全日本ラリー第5戦、新井3勝、プジョーはリタイア
07/26・鈴鹿8耐、ヤマハ1996年以来19年ぶりの制覇

07/25・鈴鹿8耐公式予選、TEAMGREEN首位で25日へ
07/22・スパ24時間、日産の布陣は国際的なラインナップに
07/21・ポルシェ TEAM KTR、第5戦から坂本祐也選手を起用
07/21・全日本選手権SF第3戦、J.P.デ・オリベイラ圧勝
07/18・富士2時間セミ耐久に、NEXCO東日本が参戦

その他の記事(イベント関連)
07/31・アイシン、未来型モビリティを名古屋初展示8/16迄
07/31・キャデラック、NY2016春秋コレクションをサポート
07/30・第3回くるまマイスター検定、7/30より申込受付
07/27・NEXCO中日本、ハイウェイ・モーターショー 8/6〜
07/26・自由研究で「SFを科学する」夏休み実験教室開催

07/26・CLUB NISMO会員限定、RクインタレッリMTG開催
07/24・バイクの日スマイル・オン2015、8/19秋葉原
07/24・キャンピングカー展示会、川崎競馬場9/26・27開催
07/23・JAF島根、航空自衛隊のレーダー基地訪問8/8
07/21・トヨタウェルキャブ・シエンタ体感フェア東京・仙台

その他の記事(技術関連)
07/30・横浜ゴム、液晶画面のブルーライト減衰フィルム開発
07/29・横浜ゴムと東京工大、生物資源からタイヤ原料合成
07/26・HERE社、米・仏・独・日で自動運転用地図提供へ
07/25・工学院大、ソーラーカーレースの新車両初披露
07/23・東京工大、低価格FCVの可能性を拓く技術開発

07/23・フレクトとコネクシオ、情報技術の開発環境提供
07/23・NTTドコモ、世界主要ベンダーと5G実験拡大
07/17・大塚化学、ブレーキ材料製造。世界3拠点体制へ
07/16・アウディE-GASプラント、独電力網安定に貢献
07/16・アウディ、米で自動運転車のサーキット試乗会実施

その他の記事(企業・経済)
07/31・鳥取大とホンダ、外部給電インバータの実証実験
07/30・ポルシェ、販売で2015年上半期の新記録を樹立
07/30・いすゞ、ウズベキスタンSAF社の株式取得
07/29・ブリヂストン、FIRESTONE「FR10」無償交換実施
07/28・日野、フィリピンの製造・販売会社を子会社化

07/28・横浜ゴム、インドネシア国際オートショー2015出展
07/27・三菱自動車、米MMNAの車両生産を岡崎工場に集約
07/25・FCA、遠隔操作防止のため米で140万台リコール
07/25・ボルグワーナー、VWに2ステージターボ提供へ
07/24・東洋ゴム、「AUDI Q7」へ新車装着用タイヤ供給

その他の記事(話題)
07/30・EV・PHEV充電検索「EVSMART 」表示機能追加
08/02・ヤフー、高速渋滞・規制情報をリアルタイム提供
08/02・トヨタVOXY企画、夫に言って欲しいひと事300人調査
07/31・国土交通省、土地の浸水リスクが判るWebサービス
07/30・調査20~30代女性2人に1人がバイクを運転してみたい

07/30・TOM’S、リバース時の急発進防止装置発売
07/29・三菱軽商用EV、急速充電機標準装備で価格ダウン
07/28・VGJ、E-GOLF(イーゴルフ)の日本販売延期
07/27・雁坂トンネル通行料が期間限定で無料公開〜11/30
07/26・調査、迷子になる駐車場1位はショッピングセンター

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