旭化成、欧州R&Dセンターを開設。自動車産業の関連メーカーとの連携深化へ


旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小堀 秀毅)は10月5日、欧州市場における当社の技術的プレゼンス向上、新事業開発の加速および事業の拡大を図るため、欧州R&Dセンターをドイツ連邦共和国ドルマーゲン市に本年10月1日に開設したと発表した。

同社では、昨年4月に旭化成ヨーロッパが営業を開始している。これは同社のグローバル戦略強化に沿ったもの。

具体的には、欧州の主要産業である自動車産業の関連メーカーとの連携を深めるべく、事業横断的なマーケティングや技術サービスを行ってきた。

これを踏まえ、欧州に於ける自動車用途、環境・エネルギー関連等の先端技術情報の収集・蓄積と、旭化成グループの研究開発力を活用した新事業開発の加速を図るため、欧州R&Dセンターを開設した。

同社では、「今後は、旭化成ヨーロッパと連携し、研究開発・技術サービスの提供を促進するとともに、顧客ニーズへの迅速かつ効率的な対応を行ってまいります」と結んでいる。

欧州R&Dセンター概要
拠点名:欧州R&Dセンター
所在地:ドイツ連邦共和国ドルマーゲン市(旭化成スパンデックスヨーロッパ内)

主な活動内容は以下の通り
(1)欧州における自動車用途、環境・エネルギー関連等の先端技術情報の収集と蓄積。
(2)欧州における自動車用途、環境・エネルギー関連分野での新事業開発の推進。
(3)欧州顧客へのテクニカルサポート、グレード開発、用途開発等の迅速な技術提案。
(4)ドイツを中心とした企業・大学との共同開発の推進。